花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

原種と園芸種

2017年03月27日 | 学校
たびたび紹介している原種のシクラメン。
シャープペンシルを置いて撮ったので
その小ささがよくわかると思います。
でも葉も花もちゃんとシクラメンの姿をしています!
雪の下からあらわれる小さなシクラメンは
原種なので花も小さいのですが
なんともいえない魅力を感じます。
何の管理もせず放っておいても約10年間、
木陰で咲くのだからとても強い植物だと思います。
人はこのような原種を育種して大きな花を咲かせる
園芸種のシクラメンを作り出しました。
しかし見栄えは良くなりましたが、その代償として
園芸種はさまざまな抵抗力を失ってしまいました。
みなさんは原種と園芸種、どちらがお好きですか。
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クリスマスローズの自然な姿!

2017年03月27日 | 学校
2月になるとクリスマスローズのきれいな花が咲いたと
いつもテレビやニュースの話題になります。
また受験時期でもあるため「落ちない花」として縁起物にもなります。
でもそんなクリスマスローズはみんな温室での話!
露地に植えたものはまだまだ花など咲きません。
ご覧下さい。これが露地のクリスマスローズです。
消えたとはいうものの雪の重さで
茎がすっかり開いてしまっています。
クリスマスローズ原産地であるヨーロッパでは
春先の山で花をつけるといいますが
ここ青森県ではまだまだつぼみもありません。
例年、4月中〜下旬の開花になるのです。
つまりこれが本当の青森県のクリスマスローズの姿。
クリスマスとはまったく関係ない頃に咲くんですね。
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