イッピン「花の卒業式」

名農名物、花の卒業式。
200鉢以上のサイネリアがステージを飾っています。
花は４段でディスプレイされますが、
今年は上をブルー系の花に揃えたようです。
花の丈、色合いなどを微調整しながら
農場の先生方が手際よく並べていきますが
いつ見ても見事なものです。
この花のステージは市販されている
中学校の技術家庭科の資料集に掲載されています！
きっと全国どこかの中学校で
優れた花の活用法として学んでいるかと思うと嬉しくなります。
このようにお手本として全国に紹介されている花の卒業式。
今年は嬉しいことにテレビ取材が入り
県内のみなさんに紹介され大きな反響を呼んだようです。
これまた年に1度、名農関係者でなければ見ることのできない逸品です。

イッピン「手作りコサージュ」

卒業式では卒業生が胸に花をつけることがよくあります。
これをコサージ、コサージュといいますが
予算の関係上、造花を用いるのが一般的です。
しかし花を育て学ぶ名久井農業高校では違います。
すべて名農生が手作りした生花なのです！
製作するのは園芸科学科の後輩たち。
日頃から花を学んでいる彼女たちだからできる逸品です。
これは真っ赤なガーベラを主体としたものですが
学科によって花の色を変えるという気遣いもうれしいもの。
「前進」
ガーベラの花言葉です。
3年生へのメッセージを花言葉にして3月1日、
今年も後輩が先輩をあたたく見送りました。