花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

木の芽起こし!!

2017年03月07日 | 学校
先日はひな祭でした。
ひな人形を飾った家も多いかと思います!
さてひな人形はいつから飾っていますか。
昔は二十四節季の「雨水」の頃が良いといわれていました。
雨水とは2月19日頃、ちょうど春一番が吹き始める頃です。
空から降るものが雪から雨に変わる雨水の時期は
農耕開始の目安でもありました。
今は雨水という二十四節季はあまり使わなくなったので
ぴんときませんが、農耕をしていた先人には大切な時期なので
これにひな人形を重ねるととても便利だったのでしょう。
さてこの時期の雨を「木の芽起こし」といいます。
ひと雨毎に草木が芽吹いていく。
とても素敵な言葉だとは思いませんか。


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つららが透明な理由?

2017年03月07日 | 学校
温室の軒下につららができています。
つららは氷柱と書きますが、ほとんどが透明です。
しかし家庭の冷蔵庫で氷を作ると
なぜか中央付近が白く濁ってしまいます!
どこが違うのでしょうか。
水にはH2O以外にマグネシュウムなどのミネラル分を含んでいますが
氷は純粋なH2Oから凍り始めます。
上下左右から冷やされる冷蔵庫の容器に入れた水は
当然周囲から凍り始め、含まれたミネラルや空気などの不純物は
中央に追いやられるため最終的に中央部分が白濁してしまいます。
ところが軒下のつららは水が溶けて流れながら凍ります。
水は流れながら空気など溶け込んでいるものを
追い出しながら凍っていくため、つららは透明になるといわれています。
三寒四温、毎日がどんどん暖かくなってくる3月。
つららもできやすくなります。
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