花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ブルーライトに包まれて

2017年05月28日 | 研究
チームの本拠地である馴化温室が
美しいブルーモーメントに包まれています。
これは5月中旬の夕暮れ。
日没が遅くなっているので
青い空が広がるブルーモーメント現象も
始まるのが遅くなっています。
さぞかし秋に比べてブルーモーメントが長くなっているかと
簡易的に測定してみると日没からブルーモーメントが
終わるまでの時間は約45分間。
確か11月に観測したときは約30分ぐらいだったので
少し長くなっているようです。
とはいってもほんの十数分。
ブルーモーメントは1時間も見ることはできません!
現在チームは国立極地研究所と南極と日本の
ブルーモーメントの長さを比較する研究を行っています。
3月に届いた南極の映像ではブルーモーメントは3時間以上。
とんでもない長さでした。
さて1ヶ月後の6月21日は夏至。
この日はどうなるのかまた測定したいと思います。
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酸っぱいイチゴはお好きですか?

2017年05月28日 | 環境システム科
環境システム科の温室ではイチゴを栽培しています。
もちろん水耕栽培ですが、この装置の形、面白くないですか?
白いパイプが立体的に組まれているのです。
このパイプの中を養液が流れ、イチゴが育つという仕組みですが
なぜこのように装置が立ち立ち上がる必要があるのでしょう。
実はこの装置、観光イチゴ園で使用されるものなのです。
狭い面積でも植える場所が垂直方向なので
株数が確保できるというのが大きな特長。
環境システム科は観光イチゴ園を運営していませんが
狭い温室なのでこの方法がベストなのです。
さて育てているのは夏秋イチゴ!
一般的な初夏のイチゴと違って夏や秋に実をつけるタイプですが
酸っぱいという欠点があります。
日本のケーキ屋さんは夏秋にはこのイチゴを使ってケーキを作ります。
ケーキと合わせると味が引き締まって美味しいと人気ですが
そのまま食べるとみなさん、ちょっとぴっくりします。
これでは観光イチゴ園にはなりません。
生物生産科や園芸科学科とコラボして
名農製イチゴデザートを開発してはいかがでしょうか。
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