花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

オールつっこみ

2013年11月28日 | 研究
いよいよテクノ愛2013が京都大学益川記念ホールで始まりました。
出場するのは全国から集まった数百もの提案の中から選ばれた
わずか高校部門9チーム、大学部門9チーム!
それぞれが部門のグランプリを目指して審査員の先生方と議論します。
2年生は発表順位2番、3年生は6番。どのメンバーも初出場です。
数ある大会の中でももっとも辛口のやりとりが行われるテクノ愛。
審査員はすべてつっこみ担当です。
声がうわずった、足の震えが止まらないなど
みんな想定外の緊張を経験したようですが、
見る限りは堂々と発表し、審査員と渡り合いました。
他校から見習うべき点はどの学校も原稿がないところ。
これぞプレゼンテーションというスタイルですが
残念ながら練習不足のため説得力に欠けてしまうチームがありました。
ところがチームは毎日土肥室で練習してきました。
たかが15分の発表と質疑応答ですが、
しっかり練習しているので議論にも堂々と立ち向かえたようです。
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京大のイチョウ

2013年11月27日 | 研究
こちらはテクノ愛の会場となった京都大学のイチョウ。
青空に黄色の葉が映えてとてもきれいです!
チームはテクノ愛に毎年のように参加し
京都の紅葉を見てきましたが今年はなんだかいつもと違います。
色づいているのですが、色が鮮やかではありません。
京都の方も今年は色が悪いといっています。
これも温暖化が影響しているのかもしれません。
名農の修学旅行は1週間後。
朝夕の気温も下がってきているので
それまでに色づきが良くなることを期待します。
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夜の紅葉

2013年11月27日 | 研究
これは京都の夜の紅葉。
今年も秋の古都、京都で開催されたテクノ愛に参加してきました。
街にはきれいな紅葉のある神社やお寺がいっぱいです。
夜散策してみるとところどころにライトアップされた寺院があります!
立ち止まって見上げると昼見た紅葉とは違い
こんなにも妖艶な姿に変わっていました。
日頃から美しい紅葉を目にしている名農生ですが
さすがにこの風景には絶句していました。
名農の紅葉もきれいなので
こんなライトアップをしたいものです。


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クリスマスローズへの思い

2013年11月26日 | 研究
チームが種から育てているクリスマスローズ。
設立時から取り組んでおり、今年で5年目となります。
またこの苗はチームの販売部門「SHOP FLORA PHOTONICS」が
毎年名農祭で町民の方にお分けしている人気商品でもあります。
しかし単に生産販売だけが目的ではなりません!
いかに高品質の苗を提供するかという実験も行っています。
この苗は左は赤色光で、右は青色光で育苗しているものです。
ご覧の通り、大きさが全く違います。
これが開花にどんな影響を与えるのでしょうか。
クリスマスローズは開花するまで3年かかります。
もし光によって開花が早まったり、よい株が育つのであれば
確実に経営改善に結びつきます。
今から5年前、初代の5名の男子行った研究では
青色光の方が大きく育ち、開花が1年早まった株も出現しました。
しかし彼らはそんなデータを残して開花と同時に卒業しました。
そこで今年、その実験を確かめるために再度行っています。
初代のメンバーは高度な技術でオンリーワンの商品を提供する
ベンチャーを目指していました。
彼らの思いがこのクリスマスローズの栽培研究に今も受け継がれています。
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志を伝える

2013年11月26日 | 研究
西洋サクラソウのプリムラです。
日本のサクラソウと違って
冬に向かってどんどん元気になってきました!
葉もこんなに増えたので、まもなくきれいな花を咲かせるでしょう。
これは2011冬、震災直前にチームが人工交配したものです。
不思議なことにこの経験がその後行うことになった種差海岸の
サクラソウ人工授粉の貴重な練習となりました。
サクラソウの保護活動を始めて3年目となりましたが
このような保護活動は地道に続けていかなければなりません。
しかし月日が経つにしたがって
最初に活動を始めた人たちの志や思いは当然薄れていきます。
いつの日か何のために活動をしているのかがわからなくなり、
義務感だけが残り、意欲が低下する時がくるかもしれません。
そうならないよう保護活動の物語や活動の軌跡を伝える
この西洋サクラソウは、チームにとって大切な株となっています。
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