ムンカミ日記byコオル兄ィⅢ

ムンカミ(=物噛み)とは奄美地方の古い方言で「物を噛む」=「食べる」という所から転じて「生活」という意味を持つ。

奄美フェスティバル終了~!

2013年05月13日 | ムンカミ日記

三軒茶屋で行われた奄美フェスティバルに師匠のバックで参加してきた。

出演者はシマ唄業界でもっとも大御所の武下和平さんと我らが師匠・朝崎郁恵、

そして若手実力派の前山真吾くんと里歩寿ちゃん。

まぁ~、豪華な顔触れですわ。

歩寿ちゃんは初めてお会いしたのだけれどyoutubeなどで見聞きしていたので

その実力と活動ぶり前々から知っていた。

ところがそのお囃子をしているキュラムンがイイ声で唄っておられるので、

何者?と思ったら何と歩寿ちゃんのお母様だって。

唄が上手いってのはDNAだったのね。

 

そして真吾君。

相変わらず大活躍だが数年前にシマで会った時よりも唄も三味線もパワーアップしとりました。

スゴかです。その唄と演奏に気押されちゃった。

間違いなく若手のホープですな。

相方は大和君でこちらも良かった~。

本番前、楽屋で素晴らしい掛け合いを見せてくれた。

アリーナ席以上のかぶりつきでイイもの見せて頂きました。

 

次が師匠の出番。

ワシらマブリがサポートでイカ釣り漁の唄「いきゃびき」からスタート。

そういやライブ後、武下さんが

「今日“いきゃびき”を久々に聞いてイクちゃんのお父さんを思い出したよ~」

と言っていたなぁ。

二曲目「長雨切りゃがりゅり」。

師匠が唄うこの唄はグインがすごい。

真似できまへん。

三曲目「徳之島節」。

歌詞は「あはがり」で。

四曲目「おぼくり~ええうみ」は三味線唄では無いけれど、師匠の代表曲だし、

シマに三味線が伝来するずっと前の唄なのでやろうと。

最後は「千鳥浜」。

師匠のライヴでは定番ですな。

20分と出番はかなり短めでしたわ。

 

そして大トリ・武下和平さんの出番。

若かりし頃より多少はキーが下がったかも知れないけど、パワフルな声、

オーラのある佇まいに私服までもがダンディ。

生で拝聴するのは初めてだったけど、とにかくスゴい存在ですわ。

武下さん師匠とのトーク、よかったな。

 

アァイウ八十歳ニ私モナリタイ....

 

 

 

最後、六調の時、舞台裏のスタッフに「舞台に上がって」と言われたけど

「この豪華なメンツの中には畏れ多くて入れませ~ん」とビビってしまい

結局入らなかった。(苦笑)

 

 

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