【中国】開通3ヶ月で橋に亀裂、当局「最低限通れるだろ」→メディア「無責任。一体どんなロジックだ。毎日、自分で渡ってみろ」
http://blog.livedoor.jp/chinaexplosion/archives/6117451.html
> 現地の行政担当者は「最低限通れるだろう」と安全性をないがしろにしたと思える
コメントを出した。
えっ!?
きっと直訳なら
「最低限通れるだろう」
なんだろうけど、たぶん正確な日本語に訳したら
「ただちに影響はない」
ってぇことかな?
どんな判断だwww
まあ、中にはもっとひどいのもある。
競馬場の観客席が倒壊…施工品質に欠陥か
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0109&f=national_0109_047.shtml
> 4億元(約50億円)を投資して建設したナーダム祭会場の観客席の日よけ部分が、半年もたたずに倒壊した
まあ中国ならこんなもんか。
いま中国では不動産バブルになっている。
一説によると、貸出基準金利は6%くらいあるのに不動産の利回りは2%くらいしかないのだとか。
日本でいうと、長プラが1.5%くらいだから不動産の利回りは0.5%くらいしかないということと等価になり、家賃7万円相当のマンションを買うのに1.7億円も用意しなければならないという話になってくる。
もし長プラ同等の金利で借りられたとしてもフルローンなら月21万円も利払いが発生するという状況で、なおかつ元本も減らさないといけないわけで、これは一般人がどうこうできる額ではないのは明白だ。
運用という話で考えれば不動産価格は投機的なまでに高すぎる。
日本でなら、家賃7万円相当のマンションの新築価格はまあきっと2000万円というところだろうかね。
それくらいなら年収400万円で買えよう。
だが、インフレ率に比べれば金利も低すぎるのでおとしどころとしては妥当な可能性もある。
ようするに、給料は毎年10%づつ増えていって不動産価格も毎年10%づつ上がっていくという前提なら、10年後には給料も不動産価格も2.6倍になっているという皮算用で、だったら今すぐマンション買ったほうがお得だという話になるわけだ。
中国の不動産の値段のうちわけは1/3が本体価格で2/3がみんなの夢でできているというとこだろうかね。
それで回るんならそれでもいいさ。
ただ、1つ気になることがある。
中国の不動産の利用価値って、この先しばらく維持できるのだろうかということだ。
中国のマンションは築2年で(日本のマンションの)築20年相当までやられると言われている。
いちばん手抜きがひどかった北京五輪直前完成物件なんて、築3年で築30年相当なのだとか。
鉄筋コンクリート造のマンションの寿命は鉄筋が腐るまでの時間で決まってくる。
↓こんな鉄筋無し鉄筋コンクリート造マンションなんてのは論外だが。
建設中のマンションがそのままの形で横倒し
http://chiquita.blog17.fc2.com/blog-entry-4368.html
↓こういう作りだと、あっという間に中の鉄筋が腐って寿命に達してしまうだろう。
ひび割れってレベルじゃない!…中国の新築高層マンションは入居前なのに倒壊していないのが奇跡
http://labaq.com/archives/51187445.html
↓こんなのもコンクリートのかぶり深さほぼ0ということで、仮に構造力学的に倒壊の心配がないとしても、あっという間に中の鉄筋が腐って寿命に達してしまうことには大して違いはあるまい。
【中国】コンクリートの代わりに、発泡スチロールでビルを建てるの巻
http://matometanews.com/archives/819727.html
これ、適正なメンテが行われたと仮定したとしても、20年後にもちゃんとマトモに人が住めるモノが残るのだろうかというのがすごく疑問に感じるところがあるが。
日本はどうかというと・・・
マンションを正しくメンテすれば設計上は90年持つはずとされている。
メンテには銭がかかるからモノがそこそこ良いものでも60年くらいがいいところだろうと個人的には思っている。
鉄筋コンクリート造の法定耐用年数は47年。
バブル期みたいに30年で立替えということはこれからはありえん。
これはあくまで日本の場合であって、中国はたぶんこうはならん。
中国の一部が植民地だった時代に欧米や日本が作ったモノが未だに一部現役なのとはワケが違う。
あれら建物が残っているのは中国人の功績なわけではなく欧米や日本が作ったモノだからだ。
少しかげりが見えたとはいえ、今の中国ではマンションは作れば作るだけ売れるというのが実情だろう。
しかし20~30年たった後、あのときの投資はどこへいったのだということになりかねない。
中国はお金を使った分の資本ストックが形成されなかったとさ、なんてオチになるんじゃないかという気がしてならないのだが、どうだろうね。
http://blog.livedoor.jp/chinaexplosion/archives/6117451.html
> 現地の行政担当者は「最低限通れるだろう」と安全性をないがしろにしたと思える
コメントを出した。
えっ!?
きっと直訳なら
「最低限通れるだろう」
なんだろうけど、たぶん正確な日本語に訳したら
「ただちに影響はない」
ってぇことかな?
どんな判断だwww
まあ、中にはもっとひどいのもある。
競馬場の観客席が倒壊…施工品質に欠陥か
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0109&f=national_0109_047.shtml
> 4億元(約50億円)を投資して建設したナーダム祭会場の観客席の日よけ部分が、半年もたたずに倒壊した
まあ中国ならこんなもんか。
いま中国では不動産バブルになっている。
一説によると、貸出基準金利は6%くらいあるのに不動産の利回りは2%くらいしかないのだとか。
日本でいうと、長プラが1.5%くらいだから不動産の利回りは0.5%くらいしかないということと等価になり、家賃7万円相当のマンションを買うのに1.7億円も用意しなければならないという話になってくる。
もし長プラ同等の金利で借りられたとしてもフルローンなら月21万円も利払いが発生するという状況で、なおかつ元本も減らさないといけないわけで、これは一般人がどうこうできる額ではないのは明白だ。
運用という話で考えれば不動産価格は投機的なまでに高すぎる。
日本でなら、家賃7万円相当のマンションの新築価格はまあきっと2000万円というところだろうかね。
それくらいなら年収400万円で買えよう。
だが、インフレ率に比べれば金利も低すぎるのでおとしどころとしては妥当な可能性もある。
ようするに、給料は毎年10%づつ増えていって不動産価格も毎年10%づつ上がっていくという前提なら、10年後には給料も不動産価格も2.6倍になっているという皮算用で、だったら今すぐマンション買ったほうがお得だという話になるわけだ。
中国の不動産の値段のうちわけは1/3が本体価格で2/3がみんなの夢でできているというとこだろうかね。
それで回るんならそれでもいいさ。
ただ、1つ気になることがある。
中国の不動産の利用価値って、この先しばらく維持できるのだろうかということだ。
中国のマンションは築2年で(日本のマンションの)築20年相当までやられると言われている。
いちばん手抜きがひどかった北京五輪直前完成物件なんて、築3年で築30年相当なのだとか。
鉄筋コンクリート造のマンションの寿命は鉄筋が腐るまでの時間で決まってくる。
↓こんな鉄筋無し鉄筋コンクリート造マンションなんてのは論外だが。
建設中のマンションがそのままの形で横倒し
http://chiquita.blog17.fc2.com/blog-entry-4368.html
↓こういう作りだと、あっという間に中の鉄筋が腐って寿命に達してしまうだろう。
ひび割れってレベルじゃない!…中国の新築高層マンションは入居前なのに倒壊していないのが奇跡
http://labaq.com/archives/51187445.html
↓こんなのもコンクリートのかぶり深さほぼ0ということで、仮に構造力学的に倒壊の心配がないとしても、あっという間に中の鉄筋が腐って寿命に達してしまうことには大して違いはあるまい。
【中国】コンクリートの代わりに、発泡スチロールでビルを建てるの巻
http://matometanews.com/archives/819727.html
これ、適正なメンテが行われたと仮定したとしても、20年後にもちゃんとマトモに人が住めるモノが残るのだろうかというのがすごく疑問に感じるところがあるが。
日本はどうかというと・・・
マンションを正しくメンテすれば設計上は90年持つはずとされている。
メンテには銭がかかるからモノがそこそこ良いものでも60年くらいがいいところだろうと個人的には思っている。
鉄筋コンクリート造の法定耐用年数は47年。
バブル期みたいに30年で立替えということはこれからはありえん。
これはあくまで日本の場合であって、中国はたぶんこうはならん。
中国の一部が植民地だった時代に欧米や日本が作ったモノが未だに一部現役なのとはワケが違う。
あれら建物が残っているのは中国人の功績なわけではなく欧米や日本が作ったモノだからだ。
少しかげりが見えたとはいえ、今の中国ではマンションは作れば作るだけ売れるというのが実情だろう。
しかし20~30年たった後、あのときの投資はどこへいったのだということになりかねない。
中国はお金を使った分の資本ストックが形成されなかったとさ、なんてオチになるんじゃないかという気がしてならないのだが、どうだろうね。