今度は逆に・・・(女の子のブリッコどこまで許せますか?)
http://blog.goo.ne.jp/andoromeda-hirorinn/e/3c58f03f2eb4e414fdb29aa5646e0a52
勇者ひろりんさんのblogにぶりっこのことがのっていたので、今日はそれについて少々。
(上のリンク先の記事と以下の文章にはあまり関係はない。)
そもそもぶりっことは何か?
ぶりっ子
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B6%E3%82%8A%E3%81%A3%E5%AD%90
> ぶりっ子(ぶりっこ)は、性格類型のひとつ。ぶりとは振るから来ており(大辞泉)、何らかの振りをしているの意味で、主に男性の前で、無知なふりをして甘えている、非力のふりをしている、わざとらしい女らしさ(愛らしさ、可愛らしさ)のアピール(「猫を被る」と同義)をしていると解釈した人間がこれに対し否定的な見解を示す時に使われる言葉。
(以下略)
Wikipediaで実に的を得た解説がなされている。
それ以上に言うことはない。
ようは
「わざと極端に女の子らしい性格のふりをすること」
と定義しても良いかと思う。
素の性格がぶりっこな女は自然界には存在しない。
ぶりっこの定義が
「~のふりをすること」
であるからだ。
では、ぶりっこはありなのか?
それが好きな男に対しては特にとやかく言うつもりはない。
わたしはそれを見て大嫌いと感じるどうかは自分でもよくわからない。
とはいえ特に好きではない。
もし素の性格がぶりっこな女がいたとしてもそうだ。
なぜか?
ぶりっこには致命的な性格上の欠陥があるからだ。
ぶりっこにありがちなセリフとして
「あたしわかんなーい」
というのがありえよう。
人は万能ではない。
だから知らないことは腐るほどある。
しかしこのセリフは、単に知らないという事実を通り越して、アタマが悪いことを連想させる。
恋愛は対等でなければ成り立たない。
それが見下してしまうほどアタマが悪ければ対等という条件から確実に外れる。
これは何らかの目的があってあえてぶりっこをしている戦術的ぶりっこの場合にも成り立つ。
異性にアタマが悪い女だと思われたいような言動をしている時点で、既に見下されるに十分な理由になっているからだ。
実はアタマの悪い女がかわいいし好みだという男も稀にはいるようだ。
だが、それは単に見下せるという征服感を楽しみたいがための、あまり褒められた好みではないような気がする。
では、ぶりっこは絶対ダメなのか?
いや、ありうる。
ある種のギャップ萌えにおいてのみ、ありうる。
ぶりっこしている事。
それを仮によしとできる条件は何か?
それは腹黒い本音も堂々と垣間見える場合のみ成り立つ。
たとえば「とらドラ!」の川嶋亜美。
こいつは
「亜美ちゃんわかんなーい」
とかめっちゃ言いそうだ。
ぶりっこの代表格として掲載すべき人物だ。
しかし!
これがまた腹黒い。
おもしろいほど腹黒い。
その化けの皮がはげた後ときたら、アンサイクロペディアにて
「その実力は大河や覚醒実乃梨ともほぼ互角に渡り合える」
とまで称されるほどのひとかどの人物である。
さて。
亜美ちゃんはぶりっこの副作用である先の「アタマが悪い女」問題は解決できているのだろうか?
実はできている。
なぜなら、その腹黒い側面ではそれなりに頭が切れるからバカではないことは皆知っているし、ぶりっこではないほうが本体なのもまた皆知っているからだ。
そして最終的にはぶりっこ演技はそういうネタキャラを提供してくれる道化の役割を自ら買って出ているようにしか見えなくなるからだ。
ぶりっこ演技中の亜美ちゃんはイマイチかわいいとは思えない。
ぶりっこ演技解除した本音モードのハジけた亜美ちゃんのほうがむしろかわいい。
でも、やっぱり、
ぶりっこ演技中の亜美ちゃんを見て
「こっ…こいつ、どうしてくれようか…」
と感じながら亜美ちゃんを愛でるのが目の肥えたアニオタの通る道なのだ。
そう、ぶりっこ中の亜美ちゃんなど誰も見やしない。
いやむしろ真実はその反対で、ぶりっこの亜美ちゃんより、亜美ちゃんに足蹴にされたい上級者の方々のほうが多い可能性すらありうる。
ぶりっことは、ある種のヤンデレである。
ぶりっこという演技を必要とすることが既に病んでいる事実そのものであり、
またぶりっこ演技解除した本音モード中はヤンデレの恐ろしいまでの黒き情熱さながらである。
ヤンデレは病んだところだけ見ても心にグッと来ない。
病む前と病んだ後の両方を肌で感じなければグッと来ない。
それと同様に、ぶりっこもまた、ぶりっこ演技中とぶりっこ演技解除した本音モード中の両方を肌で感じなければグッと来ないものだ。
ただし。
ヤンデレがかわいいのは二次元だけだ。
まあ当然だろう。
同様に。
ぶりっこが許されるのもまた二次元だけだということだ。
リアルにぶりっこ中の女は今すぐやめるがよろしい。
リアルヤンデレを愛せる男は稀にしかいないのと同じ意味において徒労に終わる確率が高い。
http://blog.goo.ne.jp/andoromeda-hirorinn/e/3c58f03f2eb4e414fdb29aa5646e0a52
勇者ひろりんさんのblogにぶりっこのことがのっていたので、今日はそれについて少々。
(上のリンク先の記事と以下の文章にはあまり関係はない。)
そもそもぶりっことは何か?
ぶりっ子
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B6%E3%82%8A%E3%81%A3%E5%AD%90
> ぶりっ子(ぶりっこ)は、性格類型のひとつ。ぶりとは振るから来ており(大辞泉)、何らかの振りをしているの意味で、主に男性の前で、無知なふりをして甘えている、非力のふりをしている、わざとらしい女らしさ(愛らしさ、可愛らしさ)のアピール(「猫を被る」と同義)をしていると解釈した人間がこれに対し否定的な見解を示す時に使われる言葉。
(以下略)
Wikipediaで実に的を得た解説がなされている。
それ以上に言うことはない。
ようは
「わざと極端に女の子らしい性格のふりをすること」
と定義しても良いかと思う。
素の性格がぶりっこな女は自然界には存在しない。
ぶりっこの定義が
「~のふりをすること」
であるからだ。
では、ぶりっこはありなのか?
それが好きな男に対しては特にとやかく言うつもりはない。
わたしはそれを見て大嫌いと感じるどうかは自分でもよくわからない。
とはいえ特に好きではない。
もし素の性格がぶりっこな女がいたとしてもそうだ。
なぜか?
ぶりっこには致命的な性格上の欠陥があるからだ。
ぶりっこにありがちなセリフとして
「あたしわかんなーい」
というのがありえよう。
人は万能ではない。
だから知らないことは腐るほどある。
しかしこのセリフは、単に知らないという事実を通り越して、アタマが悪いことを連想させる。
恋愛は対等でなければ成り立たない。
それが見下してしまうほどアタマが悪ければ対等という条件から確実に外れる。
これは何らかの目的があってあえてぶりっこをしている戦術的ぶりっこの場合にも成り立つ。
異性にアタマが悪い女だと思われたいような言動をしている時点で、既に見下されるに十分な理由になっているからだ。
実はアタマの悪い女がかわいいし好みだという男も稀にはいるようだ。
だが、それは単に見下せるという征服感を楽しみたいがための、あまり褒められた好みではないような気がする。
では、ぶりっこは絶対ダメなのか?
いや、ありうる。
ある種のギャップ萌えにおいてのみ、ありうる。
ぶりっこしている事。
それを仮によしとできる条件は何か?
それは腹黒い本音も堂々と垣間見える場合のみ成り立つ。
たとえば「とらドラ!」の川嶋亜美。
こいつは
「亜美ちゃんわかんなーい」
とかめっちゃ言いそうだ。
ぶりっこの代表格として掲載すべき人物だ。
しかし!
これがまた腹黒い。
おもしろいほど腹黒い。
その化けの皮がはげた後ときたら、アンサイクロペディアにて
「その実力は大河や覚醒実乃梨ともほぼ互角に渡り合える」
とまで称されるほどのひとかどの人物である。
さて。
亜美ちゃんはぶりっこの副作用である先の「アタマが悪い女」問題は解決できているのだろうか?
実はできている。
なぜなら、その腹黒い側面ではそれなりに頭が切れるからバカではないことは皆知っているし、ぶりっこではないほうが本体なのもまた皆知っているからだ。
そして最終的にはぶりっこ演技はそういうネタキャラを提供してくれる道化の役割を自ら買って出ているようにしか見えなくなるからだ。
ぶりっこ演技中の亜美ちゃんはイマイチかわいいとは思えない。
ぶりっこ演技解除した本音モードのハジけた亜美ちゃんのほうがむしろかわいい。
でも、やっぱり、
ぶりっこ演技中の亜美ちゃんを見て
「こっ…こいつ、どうしてくれようか…」
と感じながら亜美ちゃんを愛でるのが目の肥えたアニオタの通る道なのだ。
そう、ぶりっこ中の亜美ちゃんなど誰も見やしない。
いやむしろ真実はその反対で、ぶりっこの亜美ちゃんより、亜美ちゃんに足蹴にされたい上級者の方々のほうが多い可能性すらありうる。
ぶりっことは、ある種のヤンデレである。
ぶりっこという演技を必要とすることが既に病んでいる事実そのものであり、
またぶりっこ演技解除した本音モード中はヤンデレの恐ろしいまでの黒き情熱さながらである。
ヤンデレは病んだところだけ見ても心にグッと来ない。
病む前と病んだ後の両方を肌で感じなければグッと来ない。
それと同様に、ぶりっこもまた、ぶりっこ演技中とぶりっこ演技解除した本音モード中の両方を肌で感じなければグッと来ないものだ。
ただし。
ヤンデレがかわいいのは二次元だけだ。
まあ当然だろう。
同様に。
ぶりっこが許されるのもまた二次元だけだということだ。
リアルにぶりっこ中の女は今すぐやめるがよろしい。
リアルヤンデレを愛せる男は稀にしかいないのと同じ意味において徒労に終わる確率が高い。