教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

プライズのフィギュアを買え!

2011-10-22 00:29:58 | オタネタ全般
さいきん私はプライズのフィギュアばかり買っている。
本日もストパンのエイラとペリーヌの御神体を我が家にお招きしたところである。

とはいっても、しょせんプライズ。
ガチモノのフィギュアにはやはり少々劣る。

しかし安い。
ガチモノのフィギュアが8000円が相場だとすると、プライズはなんと1000円で買える。
(わたしはゲーセンではシューティングしかしないので、ユーフォーキャッチャーにて自分で捕る気はさらさらない。)

さて。
この値段の差ははたして妥当なのかどうなのかというところだ。



たくさん売れるものは安く作れる。
あんまり売れないものは高い。

大抵のものはそうだ。
もちろんフィギュアにだって当てはまる。

なぜこうなるかというと、量産するための固定費がかかるためである。

たとえば半導体なら設計費がそれにあたる。

フィギュアの場合、いちばん大きな固定費はおそらく金型代だと思われる。
昨今のフィギュアの場合、直立不動姿勢のものはさすがにほとんどなく、それにより複数パーツを組み合わせなければモノができないしくみになっている。
わたしは金型については全くのシロウトでしかないが、たぶんまともなフィギュアなら1体あたり100万円でも足りないのではなかろうかと思う。

でも金型ができてしまえば1体あたりの加工費(色塗りと梱包は別換算)は30円くらいでできるかもしれない。

たとえば半導体ならば、軽く数100万個単位で売れるような民生用途品なら設計費は支配的ではないかもしれないが、軍用品なんかになると設計費がコストのほぼ全てになってしまうかもしれない。

だからたくさん売れるもののほうが圧倒的にお得である。

そしてフィギュアでたくさん売れるものというと・・・

たとえば一部の食玩とか。
たとえばプライズ品とか。



たいがいのモノは最多価格帯のモノに比べて銭を4倍出せば2倍良いものが買えるという経験則があるように感じる。

さて。
それをフィギュアに当てはめてみることにしよう。

かたやプライズの1000円のフィギュア。
かたやガチモノの8000円のフィギュア。

値段は8倍違う。
モノ的には√8で2.8倍違う。
・・・これくらいが妥当な線だ。

値段が8倍違うのは数字でカンタンに比較できるからいいとして、
ではモノ的にそれが2.8倍良いものかどうかというと・・・

わたしには2.8倍は違わないように感じる。
感覚的には1.5倍以上2倍以下くらいだろうか。

なら、ガチモノのフィギュアはあまり買わずに、その分だけプライズのフィギュアを買ったほうがお得であろう。

なんでフィギュアに関してだけこうなってしまうのかというと、フィギュアの場合は固定費の割合がものすごく高いからなのかもしれない。
固定費のことすら憶測の域を出ないから本当のことはよくわからんのだが。



だからわたしは今日もプライズのフィギュアを買う。

みなさんも、どうしても欲しいフィギュアだけ高い金を払ってでも買い、それ以外はプライズばかりでそろえたほうが良かろうかと思う。