星座カースト制、再び？

＜聖闘士星矢＞主人公世代交代で23年ぶりアニメ復活
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120207-00000003-mantan-ent



聖闘士星矢の続編がアニメ化されるらしい。

星矢はゴールドセイントということなので、時代としては最も新しい設定のものではなかろうかと思われる。
少なくとも天界編よりも後の時代のはずだ。

ってか、ボロボロになりながらゼウスと絶望的な戦いがはじまったところで終わった天界編だが、いったいどうやってそこから戻って来たことになっているんだろうね？

まあいいや。
あれでもゼウスと戦って生きて返ってこれたってはずなんだから、まあ少なくともゴールドセイントなみとは認められようて。



さて。
この聖闘士星矢だが、このアニメに端を発した差別的な階級制度が当時あったことを御存知だろうか？

今はもうない。
リアルタイム世代のみぞ知る、もはや歴史に埋もれた過去のものだ。
その名を「星座カースト制」という。



星座カースト制度
http://dic.nicovideo.jp/a/%E6%98%9F%E5%BA%A7%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E5%88%B6%E5%BA%A6



> 聖闘士星矢が連載中、主役の聖闘士達より遥かに強くカッコイイ、黄金聖闘士と呼ばれる12名の聖闘士が登場した。
>
> 美しい聖衣、光速拳と呼ばれる言葉の響きのカッコ良さ等、黄道十二宮を模した聖闘士の頂点に立つ彼等12人の活躍は、自分の星座が活躍する場面として歓迎された…ハズなのだが、一部活躍しなかった黄金聖闘士が居た為、後の学校生活での力関係に大いに影響を与えた。
>
> 子供は残酷であるーーー



そう。
生まれた日がたまたまアレだった人は学校でからかわれた時代がかつてあったのだ。

アレとは何か？

最もアレなのは蟹座。

もはやダントツでアレな蟹座。
ブサメンかつ小悪党の変人で、もはやどこがカッコいいのかを説明せよと言われても困るほどにまでゴールドセイントらしくない。
ドンパチ映画ならクライマックスが来る前に殺されるタイプのセイントであり、よくこれでゴールドセイントが務まるもんだとみながフシギがっていた。
当然ながら腐った女子のファン数もダントツで少ないと言われている。

次にアレなのは何か？

次にアレなのは魚座。

ブサメンでも小悪党でもないが、アレなのだ。
カマ夫なのだ。
こいつとキャラがかぶる北斗の拳の南斗紅鶴拳のユダがあまりにも痛いヤツだったがために、ユダのイメージまでおしつけられてアレなキャラと化した。
腐った女子の方々は当時何と思ったのかは知らんが、アフロディーテが好きそうな人はみな瞬に流れてしまいそうな気がしてならない。

他にアレなのはいないのか？

次にアレだというと牡牛座。

絵に描いたようなマッチョ野郎（というか絵に描いたキャラなんだが）。
そしてたいがいの少年漫画ではマッチョ野郎は扱いが悪い。
ようするに鎧伝サムライトルーパーでいうところの秀麗黄（岩鉄砕の人）であり、当然ながら腐った女子には人気がない。

いまネットで調べてみると他に天秤座もアレなカーストにふくまれていたという話もあるが、わたしとしては天秤座は特にからかわれるようなカーストではなかったように記憶している。



星座カースト制度。
かつて日本にあった悪しき身分制度。

2012年になり、この過去の遺物に人々が捕らわれる日々が来るのだろうか？

というかむしろ、星座カースト制度が復活するほどの人気が出ることを期待したい。