教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

アイデンティティーを取り戻せ

2012-02-18 01:02:39 | オタネタ全般
ウェンディ・ペインというマンガがある。

オビに
「村田蓮爾氏大絶賛!!」
と書いてあったのを見てつい買ってしまった。
ふだんわたしは人の判断につられるということは少ないのだが、村田蓮爾氏が大絶賛するソレを見てみたくなった。

まあ、よくあるアヤシゲな健康食品にも
「○○大学の××教授推薦!!」
とオビがついているのをよく見る。
実はこういうののほとんどは教授が
「まあいいんじゃないですか」
みたいな空返事をした瞬間に故意に拡大解釈して悪用されてできあがるものらしい。
なので実はこういうのはあんまりアテにはならん。

まあそれはいいとして。



さて。
このマンガ、とある悪者が悪事をはたらくと被害者はアイデンティティーを失うという設定になっている。
ちょっとマンガから話はそれるが、仮にわたしがアイデンティティーを失うとどうなるんだろうかというのを考えてみた。

その世界ではたぶん・・・
マンガに興味がなくなり蔵書全部をブックオフに持っていき、
フィギュア一式は袋詰めして焼却炉行きとなり、
夜帰宅してもアニメもいっさい見ない。
・・・そんなところか。

いや、まだありうる。

二次元の女の子に興味がなくなり、
ごくふつうに合コンにでも参加するようになり、
ごくふつうに彼女でもつくって恋愛でもして結婚でもして、
ごくふつうに幸せな家庭を持って暮らしましたとさ。

なんだこれはwww
めでたしめでたしじゃないかwww

しかし。
そのとき我輩は何の特徴もない量産型凡人で一生を終えるであろうことも容易に想像がつく。
というか、人様にむけてはおめでとうと言うかもしれないが、自分にとってそれはあまりおめでとうと言いたい姿ではない気がする。

ううむ。
いろいろと微妙だ。



いまのわたしは多くの日本人が思う絵に描いたようなテンプレ人生にあまり関心がない。
いやむしろ、絵に描いたものに人生を感じる生活をしている。

恐らく、アイデンティティーを失ったら失ったで、お互いがお互いのことを
「ああはなりたくないもんだな・・・」
とでも思うことになるだろう。