教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

学歴はどこまで遺伝するのだろうか(後編)

2012-02-21 00:01:26 | 科学
(・・・前編からの続き)



水樹奈々の妹「Daisy×Daisy Mika」がかわいすぎるwww
http://hamusoku.com/archives/6725484.html

↑たとえばこんなのもある。

水樹奈々氏の妹もまた歌手として活躍中。

これははたして家系の遺伝なのか?

いや、そうではなかろう。
親が演歌について造詣が深く、子供にその教育を施し、子供も親の見ている先と同じ方向を向いた。
きっとそういうことだろう。



そういう意味ではわたしの家系も似たようなところがある。

父は工学部系卒で技術屋。
母は理学部卒で元FORTRANのプログラマー。
わたしも工学部系卒で技術屋。
弟も工学部系卒で研究職。

家業だから継いだというネガティブ要因ではないのは当然だが、これは遺伝のなした業なのだろうか?

いや違うだろう。
親が科学について造詣が深く、子供も大学へ行くのが当然だと思っていたからそうなったはずだ。
親の背中を見て育ったら自然にそうなったのだと思う。

実際、能力を身につけることと、やればできそうな気がするということは、非常に強い相関関係があることが多い。
「どうせ俺なんか物理でいい点数とることなんてできねぇよ」
と思っていたら絶対に物理でいい点数とれないからだ。

これを回避するのは非常に重要だ。
だが、回避するためには少々の実績(やってできた事実)が必要でもあるので簡単ではない。
鶏と卵とどっちを先に用意するかというような問題だ。

実は、その実績を得るための最も簡単な手段がある。
それは、親がそれをやってみせたことであり、ようするに親の学歴だ。

たぶん養子でもそれを黙っていれば良くも悪くも似たような子供が育つに違いない。
広い意味でこれも教育の成果なんだろう。



聞くところによると、アメリカやイギリスでは銭の有無によって施せる教育レベルが極端に変わるので、低所得スパイラルに陥ると世代をまたいでも抜け出せなくなるという話を聞く。
アメリカンドリームといっておきながら、なんとまあ夢のない話かと思う次第だ。

日本はそうではないと信じたい。