教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

りずむ魔女化

2012-02-27 00:00:35 | オタネタ全般
「戦いの運命を受け入れてまで、君には叶えたい望みがあったんだろう?」

そんなキュゥべえのセリフが頭をよぎった。

「僕はプリズムクイーンになってくれって、きちんとお願いしたはずだよ?
実際の姿がどういうものか、説明を省略したけれど」

あのBGMでキュゥべえがそうささやいたように見えた。

無論、プリティーリズム第46話のことだ。



暗黒をその身にまとったりずむは、禍々しく、かつ神々しかった。
生まれる作品が違えば、それは1つの街を壊滅させられるほどの絶望の闇をたずさえて現れたろう。
魔女さやかごとき一笑にふすほどの魔女の誕生した瞬間だった。

邪神。
神になりえた者が闇にひきずられて生まれた神ならざる者。



「神を恐れよ!」
多くの宗教ではそう説く。

だが我々は恐れるべき神を未だ知らない。

しかし。
魔女化したりずむはそう呼ばれる存在になりえた。

あいらがいかに天才肌ですべてをこなす能力を持っていたとしても、
みおん様がいかに強靭で強大な最強の覇者であったとしても、
しかしりずむほど神がかってはいなかった。

邪神でもいい。
わたしはその神にいてほしかった。



結果、りずむは帰ってきた。
ひきずられた闇を浄化して帰ってきた。

帰ってこれた事がよかった事なのは間違いない。
しかし我々は同時にまた、崇めるべき神をもまた失ったのかもしれない。






追伸:

春の第2部からは韓流が出てきやがるというイヤガラセのごとく極めてガッカリな展開となる。
あと1月で視聴終了というのも残念な話だ。