教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

「日本はもうダメだ~!」理論を検証してみる

2009-09-11 00:00:32 | 経済/経済/社会
「日本はもうダメだ~!」
・・・という理論は15年くらい前からいつだって存在する。
マスコミはいかに日本がダメダメかをとつとつと説明する。

しかし!

おかしなことに何で日本はもうダメなのかという根本原因はナゼかいつも違うことを言っている。
おもしろそうだから、ここんとこの金融危機でヤツらは何を言っていたかを思い出して書いてみようかと思った。



★ 2007年春ごろ。

「日本はもうダメだ~!
1人あたりGDPでアイスランドなど多くの国にどんどん抜かれていってるじゃないか!
このまま日本はどんどん沈没していくに違いない!」

アイスランドクローナはこの頃がいちばん高く、日本円は安かった。
アイスランド人が外貨で借金して自国通貨に換金して消費していたからだ。
その後、アイスランドはデフォルトした。
3行ある銀行のうち1つは潰れるだろうと予想されていたが、結局3行ともデフォルトしてしまった。
日本でデフォルトした銀行あったっけ?



★ 2007年夏ごろ。

「日本はもうダメだ~!
景気のいいアメリカに比べて日本はいつまでたっても景気が悪い!
このまま日本は永遠に景気が悪いままに違いない!」

けっきょくアメリカの景気が良いように見えたのも不動産バブルによるものだった。
その後、アメリカが大失敗したと誰しもが認めることになる。

ちなみにこの頃は体感でもめっちゃ景気は良かった。
当時でも「景気が悪い」と思った人たちはバランス感覚がおかしい。

そういえば建設関係の法規制で官製不況だとか言ってた気がするが、あれもどこへ行ったのだろうか?
(プチ不動産バブルが自然崩壊する前に叩き潰したという意味では結果的に良かったかもしれん。)



★ 2007年秋ごろ。

「日本はもうダメだ~!
成長著しい韓国ウォンに対して日本円は落ちぶれ続けている!
もうすぐ日本は韓国に追いつかれてしまうに違いない!」

韓国ウォンはこのころ暴落前夜であり、日本円は安かった。
韓国人が外貨で借金して自国通貨に換金して消費していたからだ。
その後、韓国はデフォルト寸前になり、ひところ韓国ウォンは対日本円で半額にまで落ちぶれた。

そして今は
「安い韓国ウォンと戦わないといけないから輸出産業が打撃を受けて日本はもうダメだ」
とか正反対なことを言っている。
鳥なみに脳みその揮発性が高いと言わざるをえませんな(笑)。

ちなみに借金が返せなくなったアイスランドに対して債権国の日本は
「しばらく借金取り立てるの待ってやれよ」
と皆を取り持ってやりアイスランドに感謝された。
ところが韓国人は
「オレたちの借金が増えて返せなくなったのは日本のせいだ! 謝罪と賠償を要求する!」
と、いつも通りのふざけた対応をしていた。

日本も韓国に対して通貨スワップ協定を結び助けてやったが
「日本は韓国を助け渋ったケチなヤツだ」
と言いくさるなど、助かった後になって日本にイヤガラセをしてくることになる。



★ 2007年冬ごろ。

「日本はもうダメだ~!
諸外国は景気が良いおかげで金利がどんどん上がっているのに日本は取り残されたままだ!
日本はこの金利と同じように延々と低成長なままに違いない!」

いまでは金利は日本円よりも米ドルのほうが低くなる日もあるくらいなので完全に予想が外れている。
そもそも景気が良いからじゃなくって通貨防衛やインフレ抑制のために利上げしていたように見たのだが。
デフォルトしたアイスランドクローナやらGDPが大きくマイナスになるのが確実な露ルーブルはたしか今でも金利10%以上なのだが、日本はそれよりもはるかに悪いんでしょうね。

たしかスイスフランもかなり金利低かったような気がするが、スイスは日本の次くらいにもうダメだったんだろうか?



★ 2008年春ごろ。

「日本はもうダメだ~!
原油価格はどんどん高くなり1バレル200ドルを超えるに違いない!
時価総額で東電の何倍もあるロシアのガスプロムが東電を買収する日がきっとくるぞ!」

ロシア株や原油価格はこの頃がいちばん高かった。
ロシア株は5分の1にまで下がり、そして未だに経済回復の糸口さえ見つかっておらず、パフォーマンスはかなり悪い。

それに単位GDPあたりの原油消費量でいえば日本はかなりマシなほうだ。
ちなみに韓国は、1人あたりの原油消費量は日本よりも大きく、単位GDPあたりの原油消費量は中国よりも大きいという、原油高に全く耐性のない経済になっている。
原油高だとどちらがもうダメかは言うまでも無かろう。
そういうところをさしおいて日本はもうダメだとか言うのはなぜ?

ちなみに外資が公益企業を買収することはできないよ。



★ 2008年秋ごろ。

「日本はもうダメだ~!
リーマンショックで日本円はすごい勢いで高くなってしまった!
輸出ドライブ型の日本経済は競争力を失っていずれ破滅に向かうに違いない!」

世界経済がおかしくなると、外貨建て短期債務の多い韓国のようなヤバいヤツにはカネ貸したくないので皆が安全な通貨へ引き揚げる。
世間的には日本円は米ドル以上に安全な通貨だと思われたのだ。

というか、2007年ごろは円安でドル換算GDPが低いからって日本はもうダメだ理論を展開してたような気がするが・・・?



★ 2009年春ごろ。
「日本はもうダメだ~!
GDPは先進国中最悪の水準だ!
日本はサブプライム問題を起こしたアメリカよりダメダメに違いない!」

アジアはもっと悪かったんだけど。
その3ヶ月後、日本は先進国中で最もGDPの回復が良かったという数字を出したのだが。



★ 2009年夏ごろ。

「日本はもうダメだ~!
中国などアジアと比べても株価や景気の回復が悪すぎる!
日本はこのまま景気回復の足がかりを失って景気が悪いままの状態が続くに違いない!」

このまえロシア経済あんなに持ち上げてたのはどこへやら?。
3ヶ月前のアジアのGDPのマイナス具合に全く触れていないのはなぜに?

それに他の先進国はGDPプラス転換できなかったのだが、そのことには全く触れられてもいないし。
EUは東欧が足ひっぱって日本より悪かろうと思われているが、そのことにも全く触れられていない。



★ 現在

「日本はもうダメだ~!
財政出動ばっかりで財政は悪くなる一方、改善の兆しは全く見えない!
いつか日本国政府はアイスランドのように破綻するに違いない!」

このまえアイスランドあんなに持ち上げてたのはどこへやら(笑)?。
たしかに外貨建て債務がたくさんある政府だったら破綻懸念が大いにある。
しかし日本国政府は日本円での債務だ。
どうしても困ったら1万円札を刷りまくればいいから絶対に破綻はしない。
(これは民間が政府の借金を肩代わりしているのと同じことなんだが、政府が破綻するよりはるかにましだ。)



さて。

いまのところ日本はもうダメだ理論はものの見事に全部外れている。
案外ダイジョウブなもんなんだね。

人とメカとの恋愛

2009-09-10 00:00:32 | オタネタ全般
その昔、学校で使ったとある英語の教材でこんなのがあった。


あるところにロボットがいました。
ロボットは家事全般をおこない子供の面倒も見ていました。
両親は共働きでほとんど家にはいませんでした。
子供にはロボットしか友達がいませんでした。
(中略)
母親はロボットを捨てようとしました。
(中略)
ロボットは捨てられずにすみました。
めでたしめでたし。


はっきり言って、手塚治虫の火の鳥で出てきたとある話の劣化コピーでしかないオリジナリティーに欠けるしょーもない話だったのだが、まあそれはおいといて。

火の鳥の場合は話は別なんだが、この英語の教材を読んだときは
「なんだよこいつ、ロボットに感情面まで依存してどうすんだよ・・・
人類はこれから滅ぶんじゃねえの?
ある意味バッドエンドだなこれは・・・」
と思っていた。
そのころはその後の人生など知る由もなかったのである。

ところが!

人間変わるものだ。
その何年か後、ゲーム内の女の子で初恋を体験するとは思ってもいなかった(笑)。

当時のわたしからすれば、もう完全にバッドエンド突入中のあかん側の人間だということになる。
客観的に見てあかん側の人間だというのはある意味認めるが、主観的にはこれがバッドエンドだという体感は全く無い。

この違いは何なんだろうか?
人ならざるモノ、どっちかってぇとメカ的なモノに異性を感じること、これは何を意味するのだろうか?

今日の話はそんなところから始めよう。



メカ的なモノの異性とは、いったいどんなものがあるだろうか?

わたしがパッと思いつくものでいえば、やはりTo Heartのマルチとセリオだろう。
これはメイドロボ萌えという新しいジャンルを創造した偉大なる作品である。
それ以外だと、AIが止まらない!のサーティーとか、銀河鉄道999のメーテルとか、そんなところだろうか。
メーテルは人ではないとは明示されているわりにはメカかどうかは定かではないのだけれど、まあいいか。

おっといかん!
ローゼンメイデンこそまさにソレではないか。
これは忘れてはいけまへんな。
ローゼン麻生の時事ネタだけに。



さて。

実はこの辺のものは今回のお題にはしにくい。
なぜなら、見た目がすでに人の異性だとして作られているからだ。
それから、ついでに言うと見た目はメカ的には全く見えないようになっている。

見た目が人の異性とはかけ離れているが、にもかかわらず異性として描かれているもの、そんなものはあるだろうか?

数は少ないが確かにある。
たとえばアイマスXENOGLOSSIAのインベルとか。

インベルは知能を持つ2足/4足歩行の巨大ロボットである。
見た目は人間と似ても似つかない。
人間よりはモビルスーツのほうが遥かに近い。

ところがどっこい、ヒロインとはプチ恋愛関係にある。
ヒロインには「部活の気になる男の子」という仮の姿で人に説明されるし、南国でのロマンチックな夜には2人でデートに出かけるし、インベルに載りこむときには勝負パンツまではくし、相手のスナップショットを保存しまくるし、もうこれはやりたい放題・・・じゃなかった、男の子と女の子の関係にあるとしか説明がつかない関係にある。

なぜこれが異性として扱われるのを許容されるのだろうか。

たとえば先のTo Heartのマルチだと、見た目がかわいらしいという異性としてあつかわれやすい基礎的要件(?)を満たしている。
インベルの場合はどうだろうか。

見た目が異性として扱われやすいだろうか。
うぅむ、これはかなりビミョー・・・。

あえていえば、強いこと、たくましいこと、自分を守ってくれること、たよりになること、そんなところだろう。
たしかにこれはオスとしての強烈なセックスアピールになりそうだ。



インベルはオスの代替機だ。
そしてオスの代替機としても十分と見た。
ではメスの代替機はどうだろう。

メカ的なメスというと、まあアレだ・・・。
ゲッターロボにそんなのもありはしたが、あれじゃあちょっと人間の代わりとしての恋愛関係には絶対になりえないだろう。
メカ的なメスというとゲッターロボ的なものではありはしないのは明白だ。

メスの代替機の代表的諸特性はどうなるだろうか。
おそらく、かわいらしいこと、男の所有欲や独占欲をかきたてるもの、そんなところだろう。

もともとメカ的なものは強いことやたくましいことを連想させる。
だからメカ的なものでメスの代替機を創造するのはかなり難しいと思われる。

メカ的なものではないとすると、これに近いものとしては、やはり人形になるのだろうか。
人形でメスの代替機というとローゼンメイデンだよな。

ローゼンメイデンは確かにかわいらしいし男の所有欲や独占欲をかきたてる。
メスとしての強烈なセックスアピールになっているし、メスの代替機の代表的諸特性を満たしている気がする。

しかし見た目はインベルより遥かに人間に近い。
フシギなことに、ローゼンメイデンを愛でているとだんだんと人体にはない球体関節でさえドキドキするものだが、それでも総体として人間にかなり近い外見をしているのは疑いようのないことだ。



ここまでの分析でとある2つの仮説がなりたつ。

1つ目。
人類は人類とは似ても似つかないオス的なものを創造することには成功したが、人類とは似ても似つかないメス的なものを創造できるまでには至っていないという仮説。

2つ目。
オスとしてのセックスアピールは見た目が全てではないが、メスとしてのセックスアピールは見た目が全てであるという仮説。

この2つに共通することが1つある。
異性を感じるメカ的なモノを作ろうとしたら、どうやったって男は見た目のシバリからは解放されないということだ。
男は見た目が女らしくないかぎり異性として認識すらできないということだ。

何と悲しき男のカルマよ・・・。
キホン的に男の恋心など物欲に似たり寄ったりなわけなので、こういう側面はしかたないのだろうか。

「○○は韓国領土!」リスト

2009-09-09 00:01:17 | 経済/経済/社会





最近は
「間島は韓国の領土!」
だとか言ってアホなことをし始めたらしい。
ここではあえて『だれが』とは書かないけど(笑)。

この際ついでだから、
「○○は韓国の領土!」
だと言っているものをリストアップしてみた。

上の韓国製トンデモ地図といっしょに楽しんでみてほしい。
とてもじゃないが彼らが我々とおなじ地球時間を生きているとは到底想像しがたいとは思わないだろうか?



【北朝鮮領】
北朝鮮は韓国の領土 → かの国の法律ではそうなっている

【中国領】
白頭山は韓国の領土 → ずいぶん前から主張している
間島は韓国の領土 → 国際司法裁判所正式提訴済(←いま時事ネタ)
満州は韓国の領土 → 韓国放送公社までもが主張はじめる
上海は韓国の領土 → テジョン大学元教授の林均澤が主張はじめる
天池は韓国の領土 → 韓国駐米大使館が主張はじめる
中国は韓国の領土 → TVの歴史番組で主張

【日本領】
独島は韓国の領土 → 既に韓国が武力占拠中
対馬は韓国の領土 → 既に韓国国会議員が出てくるレベル
島根は韓国の領土 → 小説家ピョ・マヌンが主張はじめる
九州は韓国の領土 → 小説家ピョ・マヌンが主張はじめる
沖縄は韓国の領土 → 韓日仏教文化交流協議会智冠会長が主張はじめる
東京は韓国の領土 → 歌手のG-mastaが主張はじめる
日本は韓国の領土 → TVのバラエティー番組で主張

【台湾】
台湾は韓国の領土 → 出所は知らんがそんなのもあるらしい

【その他】
日本海は韓国の領土 → すでに土地ですらない

【ついで】
火星は韓国の領土 → ひところ中国で流行ったジョーク



我々からすれば、あまねく周辺諸国の全員にわざわざ領土紛争をしかけようとするあの姿勢は全く理解することができない。
あくまでわたしの推測だが、恐らく韓国は日本や中国と同じくらい偉大な歴史が韓国にもあって然るべきだというおかしなバイアス(というか高望みというか)がかかっているのではなかろうかと思っている。

中国は古代文献が非常に豊富に残っている国だし、日本にしても中国には劣るにせよ非常に豊富に残っている国には間違いない。
ところが韓国はそうではない。

韓国では古代文献はほとんど残っていない。
かろうじてある文献にせよ、自国言語ではなく漢文で書かれているし、おまけに自国のことはほとんど書かれておらず中国のことばかり記されている。
自国の古代史はかなりの部分が中国か日本の文献を引用することでしか語ることができないありさまである。
ひどいのになると、古代朝鮮語がいったいどんな言葉だったのかすら全くわかってもいないくらいなのだ。

そんな韓国が日本や中国と同じくらい偉大な歴史を高望みしたらどうなるか?

韓国人ならカンタンなことだ。
日本や中国の歴史を参考に、「こうだったらいいな」というレベルの幼稚極まる醜い妄想をそのまま史実にしようとする。

その結果が先の地図にも現れている。
日本のところに「COLONY OF COREA」(韓国の植民地)なんて書くバカは世界中でもあそこの国にしか生息していない。

彼らは日本人や中国人と同列に歴史を語るには相応しくないことを知っておこう。

アイマスCD買ってみた

2009-09-08 00:03:33 | オタネタ全般
先日、アイマス師匠(※1)にそそのかされて千早のCD(※2)を買いにいってきた。
出張で東京にいく用事があったのでついでに秋葉原で買ってきたのだが。

はじめにまず中古CDショップに行った。
もともと中古で買う気はなかったが相場がどんなもんか見てみるためだ。

そこで見た値段はちょいとビックリした。
中古価格が2割も安くなっていなかったからだ。
絶版モノならありうるが、フツーに店頭で売っているのにその中古価格なのだ。
そんなに買い手がつくんですかい!?

もともと2000いくら程度の定価のもんだし、よほど中古価格が安くないかぎりは中古は買おうとは思わないけど。
(これはCDに限らずアニメDVDやマンガやゲームもしかり。)
中古買っても流通業者が儲かるだけで作ったヤツは儲かんないんだから、カネ出すわたし自身も不公平感を感じるわけだし。

ちなみに今はちゃんと新品で買ってきた千早CDが手元にあり、それを聞きながら当原稿を書いている。

いつもは
[ニコニコ + PCサウンドカード + ディスプレー内蔵ヘッドフォンアンプ + 例の木のヘッドフォン(※3)]
で聞いていたのだが、今は
[単品CDプレーヤー(中身改造済) + 自作ヘッドフォンアンプ +木のヘッドフォン]
で聞いている。

CDそのものは一般のクラシックのCDと比べるとそれほど高音質な感じはしない。
それに、もともとのディスプレー内蔵ヘッドフォンアンプも、オマケでついている割には音質は悪くない(すばらしく良くはないけど)。
だが、いつものPCで聞いている音よりだいぶ良くなった。

なんというか、より実体が歌っている感じになったというか、生きている感が出てきたというか、そんな改善だ。
歌のほかもバックで流れる音楽のほうの音質の改善ほうも大きい気がする。
ビミョーにシャリシャリしていてビミョーに曇ったようなモロにMpeg臭い感じだったのが改善された。
むしろ声よりもバックのほうが改善度合いが大きいかもしれん。

わたしのオーディオシステムがクラシックを聞く用に作ってあるから歌が苦手なのか、わたしが歌のCDほとんど持ってないからそっち方面の耳の訓練がなされておらず聴覚の分析能力が偏っているからからなのか、その辺はよくわからん。
ちなみにJ-POP (?)のCD買ったのは超ひさびさで、ひょっとしたらサクラ大戦以来かもしれん。

総体としては、大変素晴らしいとまではいかないものの、単品のCDも買うのも悪くないんじゃないかと思う。

あえていえば・・・
“目が逢う瞬間” や “蒼い鳥” はあるのに “arcadia” が入ってないだけちょいと残念だが、それくらいはしかたあるまい。



【※1 アイマス師匠】

徒花な日々
http://blog.goo.ne.jp/styui-gdb/
↑この人



【※2 千早のCD】

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 05 如月千早
CDCX-34391

01.目が逢う瞬間
02.トーク01
03.鳥の詩
04.トーク02
05.まっくら森の歌
06.トーク03
07.蒼い鳥(M@STER VERSION)
08.神様のBirthday 如月千早ソロ・リミックス
09.relations(M@STER VERSION)
10.トーク04
11.i
12.トーク05
13.目が逢う瞬間(オリジナル・カラオケ)
14.トーク06

http://www.amazon.co.jp/IDOLM-STER-MASTER-ARTIST-%E5%A6%82%E6%9C%88%E5%8D%83%E6%97%A9/dp/B000SKNOEQ



【※3 例の木のヘッドフォン】

わたしの愛したマシンたち(ヘッドフォン編)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090624

低位株とまちがい探し

2009-09-07 00:00:20 | 経済/経済/社会
低位株はなかなかおもしろい。
低位株には夢がある。
低位株だからこそ、当たれば何倍にもなるかもしれないという、寝て待つ楽しみを味わえる。

しかし!

低位株には実はもう1つ別の楽しみかたがある。

まあ必ずしも低位株に限らないが・・・
世の中には、パッと見では超お買い得に見えるような株にめぐり合うことも稀にある。
株やってる人は誰しも1度はそういうのにお目にかかるのではなかろうか。

ところがどっこい、世の中にそんな超お買い得な株があったとしたら、それこそ世間の皆さんがほっておくわけがない。
あっという間に適正株価に押し戻されるはずだ。

ではなぜ超お買い得に見える株価になっているのだろうか?

そのリクツを見つけるのもまた面白いのだ!



最近見つけたのは↓このRISEという会社だ。
http://www.rise-i.co.jp/

この会社はバブルのころに最高値をつけ、今年初めにその4500分の1まで値下がりし、いまちょっとだけ戻して株価は4円くらいのところをウロウロしている。

ネタバレになるから細かいことは書かないが・・・
この会社の決算短信やら決算説明会資料やらを読んでみると、なんだか数字と数字の間にツジツマが合っていないところがいくつかある。

ぁゃιぃ。
何か裏がある。
いくら株価が超絶安いとはいえ、本能は「買うのはちょいと待て」と言っている。

パッと読んだだけではそこまでしかわからなかった。
ドラクエでいうレベル3くらい決算書を読む能力があれば、ここのを読んでみると案外おもしろいんじゃなかろうかと思う。



さて。
その答えは↓ここに書いてあった。

株式会社RISE(旧社名ヒューネット)の問題を考える
http://blog.livedoor.jp/activeinvestors/

会社の公開資料を軽く読んでみてからこれを見るとよりおもしろい。
カラクリはそこにあったわけかと、ひとり頷いてしまった。
多少不謹慎だが、間違い探しのパズルのようなもんだろうか。

パッと見ではそこまではわからんかった。
ううむ、やはりわたしの腕前はマダマダだなと、ある意味痛感させられたよ(笑)。

ときメモがパチスロ化

2009-09-06 00:28:02 | オタネタ全般
「ときめきメモリアル」がパチスロ化
http://guideline.livedoor.biz/archives/51309323.html

うわっ、マジか(笑)。
しかも初代ときたか(笑々)。

いまのわたしの心境をヒトクチで説明するとだね・・・
ピンサロに行ったら中学校のときの初恋の同級生にあったって場合と同じような感じだろうな。
(いやまあ、ピンサロ行ったことないし、初恋の同級生なんてのも居ないけどさ(笑))

コナミはあまりゼニに困っている風には見えないけど、なんでまたそういう事をするかね。
久々に初代のブーム末期の惨状を思い出したな・・・

フィギュア趣味の今と昔 (下巻)

2009-09-06 00:01:38 | オタネタ全般
(・・・つづき、前回はフィギュアが突然有名になった事情について)



さて、当時のフィギュアは色も塗っていないバラバラ死体である。
そして買い求めたあと、自分で色を塗り組み立てる時代だった。

ところがこれはかなり難易度が高い。

実際わたしは当時のを買ったことがないのではっきりはわからないが、当時のフィギュアは当時のガンプラよろしく、見たらわかるほど型のつなぎ目が大きかったはずで、しかもこれはガンプラで発生しているよりもフィギュアで発生しているほうが遥かに目立つため自力で修正しなければならない。

塗装にしたってかなり難易度が高い。
それなりに大きなフィギュアを色むらなく塗装しなければならない。
ガンプラの場合はそれっぽい色のスプレー缶を買ってきて吹き付けるだけでそれっぽい物にしあがるし、なにより始めっからそれなりに色がついているので初心者は色を塗るほどまでしなくても良い。
ところがフィギュアの場合はそうもいかず、それっぽい色がない場合も多く、しかもキャラが好きであればあるほど色の違いが気になってくるというガンプラにはない副作用が発生する。
それに、塗料がかわく前と後で色が異なるので、それを予め考慮に入れておけるだけの技量がなくてはならない。
最低でもエアブラシ使いとなることは必須である。
そして何より難しいのは、凹凸の乏しい眼球にホンモノよろしく多彩な色をのせなければならないことだった。

これは金型技術の都合かもしれないが、当時のフィギュアは直立不動体勢の可愛げに欠けるポーズのものも案外多かった気がする。
関節が自由に動くガンプラではありえない悩みである。
腕前がある者の中にはそれも自力で修正するものもいた。



当時、フィギュアに手を出すということはかなり難易度の高い所業であった。

初心者はまずガンプラを組み立てるだけのところから始めた。
そして中級者になると、ガンプラを塗装したりプチ改造したりするところに進む。

その後になると道がわかれる。
ガンプラの箱の参考例を上回る完成度を目指して達人となるべく修行する者もいた。
モビルスーツよりもさらに複雑で難易度が高くしかも高価なモーターヘッドの製作に手を出す者もいた。
さらに自由な造詣をもとめ、プラモデルという半完成品に頼ることなくフルスクラッチに挑戦する者もいた。
ガンプラでモデルの製作に自信をつけ、そろそろフィギュアに手を出してみようかという者もいた。

だから、フィギュアに手を出すということは、当時ではそれなりに腕を磨いたものだけが口にできる栄光であったのだ。

プラモも上級者になると硬派な漢が増える傾向にある。
だからフィギュアに手を出すというと、ナンパなほうへひよったヤツだと思われるフシもたしかにあった。
しかし、フィギュアに手を出せるだけの腕前を持っていることは尊敬された。
当時は趣味でフィギュアをやるということは人に誇れる過酷で立派な趣味だったのだ。

(ちなみにわたしはというと、とうとうガンプラの腕前は中級者どまりに終わってしまった。
フィギュアもやってみたかったが、とてもじゃないがあの眼球の色は塗れそうにないと思ってあきらめた。
結局その先へは進むこともなく、その代わりになぜか電子工作の道を歩むことになる。
それが人生を決めてしまうわけだが、それはまた別の機会にでも語ることとしよう。)



しかし今はどうだろう。

自他ともに認めるアニオタであっても、
「趣味はフィギュア」
というのははばかられる。

今でもフルスクラッチで市販されていないフィギュアを自作する凄腕の者もたしかにいるが、そんなのはかなりの少数派でしかない。
いまのフィギュアは買って部屋に置くだけの趣味に成り下がってしまったからだ。

たぶんいま技量のある者たちはみずからのことを
「趣味はフィギュア」
とは言わず
「趣味はフルスクラッチ」
と語るであろう。
それくらい時代は変わってしまったのだ。



当時、ちゃんとした完成品が市販される時代がいずれやって来るだろうとは思っていた。
それは思いのほか短時間でやってきた。
いざそれがやってきてしまえば、もはやそれがアタリマエにしか見えなくなった。

別に当時の半完成品フィギュアが懐かしいわけでも何でもないが、当時の凄腕のフィギュア職人の人たちはいったいどこにいってしまったのだろうと、ふとそう思うわけである。
ひょっとしたら魔改造にでも明け暮れているのだろうか・・・?

なぜかアクセスが

2009-09-05 00:57:36 | 連絡など
なぜか2009.08.29から急にアクセス数が減った。
その割には日刊ランキングにのる下限値も同時に下がっている気がするので、これは当blogだけの現象でもない可能性もある。

gooのシステムに変更があったのだろうか?
それとも大手検索エンジンのロボットのアルゴリズムが変わったのだろうか?

フィギュア趣味の今と昔 (上巻)

2009-09-05 00:00:22 | オタネタ全般
今となっては秋葉原の大通り沿いのでかい店でもフィギュアを買い求めることができるようになった。
フィギュアは一般人でもすぐ目にするところに置かれるようになった。

しかし!

そうなったのはさほど昔の話ではない。
フィギュア趣味の意味も大きく様変わりしたし、フィギュアそのものも今と昔では全く違ったものが売られていた。
今日はそんなかつての過ぎ去った時代のことについてだ。



かつてフィギュアはかなりマイナーな存在だった。
かなり重度のオタでなければ手をださなかった。

あるとき、それが突然くつがえる時がやってくる。
それは、ときめきメモリアルというゲームによるものだ。

このゲームは恐らく登場人物の女の子に惚れるということを第一のプレイスタイルとした史上初めてのソフトだろう。
そしてこのプレイスタイルは今まで美少女オタでなかった多くの者たちを転落させることに大成功をおさめた。
かくいうわたしも転落した1人である。

さて、ときメモはキャラクターグッズが多いのでも有名だった。
そして今でいうベタな展開の1つとして、キャラクターフィギュアも販売された。

それまでアニメやゲームのキャラクターフィギュア市場は大して大きくはなかった。
ところが、それまでとは桁違いのファン層を誇るときメモがフィギュア化されたことで事情が変わる。
オタとしてはライトユーザー程度の者の間でもフィギュアが突然有名な存在として輝くようになったのだ。

ところが、突然市場が急拡大したおかげで、市場ではこれまで起こり得なかったトラブルが続出することになった。

今はフィギュアを買うとちゃんとしたものが手に入る良き時代であるが、実はかつてはそうではなかった。
当時は、フィギュアの箱を買うと色も塗っておらず手足がバラバラで梱包されている半完成品が入っている時代だった。
それがあたりまえだった。
(ちなみにそれは、見慣れていないとショックを受けかねないほど不気味なシロモノである)

しかし、ときメモから目をつけたユーザーたちはそんなこととは毛ほども思っていなかった。
フィギュアの箱を買えばちゃんと塗装されて組みあがった完成品が梱包されているのがアタリマエだと思っていた。
そして箱をあけたあと、色も塗っていないバラバラ死体が入っていることにビックリ仰天し、
「なんだこの色も塗ってない未完成なもの売りつけやがって!」
と、光の速さで買い求めたフィギュア屋に文句を言いにいくのである。



さらに時代をさかのぼると、これと全く同じことが実は既におきたことがあった。
ガンプラ黎明期である。

あたりまえだがガンプラとはモビルスーツの半完成品を組み立てて遊ぶ漢の趣味である。
ところがガンプラ黎明期にはそうは思わない人たちも少なからずいた。
そうは思わない人たちとは、シャア・アズナブルが大好きなオタ女(いまでいう腐女子)たちである。

彼女らは、シャア専用ザクのガンプラを買うと、シャア専用ザクとシャア・アズナブルの両方が入っていると信じて疑わなかった。
そして買い求めたあと、
「シャア様が入ってないわよ!」
と模型屋に文句を言いにいく。

わたしの記憶によれば、すでに当時のシャア専用ザクのガンプラの箱にも
「シャア・アズナブル少佐は入っていません」
との注意書きが記されていた。

それが書いてあるのを見つけた少年たちの間では
「入っていると勘違いするヤツがいるのかよ(笑)」
と笑いのタネになっていたが、実はそうではなかったのだ。

先のフィギュアの事件もそれに近いものがあるような気がする。



(次回は半完成品をどうするのかについて、続く・・・)

テレビ局が日本のアニメを駄目にした

2009-09-04 00:02:06 | オタネタ全般
なかなか興味深い記事があったので紹介したい。

テレビ局が日本のアニメを駄目にした
「制作委員会」で制作会社は搾取される
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090901/203914/



まず衝撃的だったのは

> 日本は中国にアニメ制作量で抜かれています

ということだ。
中国産アニメなんて、パクリ疑惑で笑いモノになるようなのくらいしか日本では知る機会がない。
質で負けるなんてことは当面ありえないわけだが、量で既に負けていたというのはかなり驚いた。

たしかに中国は人海戦術やらせたら世界最強の国ではある。
そうはいってもアニメーターなんて誰でもできるような仕事なわけはあるはずもなく、あれはかなり高度な熟練労働だというのはアニメ好きなら誰でも知っておろう。
アニメの場合には量を稼げるというだけで、それなりに熟練労働を供給できるマスがあることを意味しているわけで、単なる軽工業製品でつかわれる人海戦術とはワケが違うのだ。



世間でもアニメなどのコンテンツ産業はこれからの日本をささえる有望な輸出産業の1つだと言われている。
それに比べたら、いまの政府は産業を育てる努力を全く行っていない。

たとえば半導体産業などではMIRAIプロジェクト(※1)という国家プロジェクトがある。
次世代以降の半導体プロセスで必要とされる技術おいて、国が音頭とって企業と連合してハイリスクで開発資金のかかる未来の技術を共同開発し、そして国家の競争力を維持しようとやっきになってやっている。

それに比べたらコンテンツ産業はどうだ?

やっと何かやろうとしたアレも、「アニメの殿堂」だとかバカにされ、けっきょくナシになってしまったじゃないか!

こういうのは競争力を失い始めてから何かやろうとしても遅い。
これからの日本をささえる有望な輸出産業の1つだと言うのならば、国が率先して競争力を維持できる政策を振るうべきだと思う。

しかし日本は「アニメなんてくだらねえ」とか「アニメーターなんてまっとうな職業じゃねえ」とか思われる風潮がかなり強い。
わたしはアニメーターの人たちは尊敬すべき熟練労働者だと思っているが、世間的にはそうではない。
だからコンテンツ産業に国家予算を投入しようとするとすぐケチがつく。
例のアレが正しいかどうかはさておき、現状ではTV局の自称良識派コメンテーターは何をやってもイチャモンつけてきやがるのは間違いない。

いまはこういう製作者側の地位についての啓蒙活動からやるしかなかろう。
そのあとにならないと国が噛むようなことはできはしない。

はたしてそのときで間に合うのだろうか?



それから最近よく聞く話題ではあるが、

> テレビ局が日本のアニメを駄目にした

というのがある。

たしかに今はアニメ製作会社がかなりツライものがある。
そして収益構造からしても、地上波TV局と組むと儲けのほとんどを吸い取られてしまうが、地上波TV放送枠を勝ち取らないと拡販につながらないという、にっちもさっちもいかないジレンマに陥っている。

わたしはTV局を通さないweb配信に最後の期待を託したい気もしないでもないが、web配信のメリットよりも違法アップロードによるデメリットのほうが遥かに大きい。



意外に話題になることがないのだが、かつてTV局に儲けを吸い取られる製作委員会方式、これにメスを入れようとした者がいた。

我らがGONZOだ!

これはGONZOのかつての決算説明会資料を読むとわかる。
GONZOはTV局が1枚も2枚も噛んできて権益をごっそり持っていかれるこの構造を改革しようとした。
具体的には、銀行借入を活用することで、手持ち資金にレバレッジをきかせて自前でほとんど全部をかかえこんでアニメを作るビジネスモデルを構築した。

しかしGONZOの作るアニメは通好みではあっても一般受けしなかった。
制作費を回収できるだけのグッズやDVDの売り上げを得ることができなかった。
しかもレバレッジをきかせたことで収益が不足した分が倍返し以上になって跳ね返ってきてしまった。

結果、GONZOは倒産スレスレになってしまっている。

GONZOの行ったこのビジネスモデルは結果的には大失敗だった。
しかし構造的に欠陥があるものではない。
うまく大ヒットするアニメでこれが使えたのならば、それこそ業界構造を一新させる革命児となった可能性もあったのである。

そもそもわたしはTVは好きではない。
バラエティー番組やニュース番組のレベルの低さにはムカついてくるほどガマンならん。
だがTVアニメだけは例外的に大好きだ。

実はそのアニメにしても、そのTV局にゼニを吸い取られる構造になっているのはあまり気分が良いものとは言いがたい。

GONZOはそれをひっくり返せる唯一かつ最後の希望だったのかもしれないのだが・・・。



【※1 MIRAIプロジェクト】
http://www.miraipj.jp/ja/

左右にペンダコを持つ男

2009-09-03 00:00:29 | シューティング
世の中にはフシギなことに、なぜか左右どちらの手の指にもペンダコがある男がいる。
ちなみにわたしがそうなのだが(笑)。

もちろん鉛筆の両刀使いというわけではない。
なぜかわかるだろうか?



右手のペンダコはフツーのペンダコである。

左手のペンダコはというと・・・
実はこれはゲーセンでついたのだ(笑)。

ゲーセンのコントローラーを見てみよう。
ジョイスティックのレバーボールをつまんで十字キーを操作する。

このつまみかたにはイロイロと流派があるが、たとえばわたしだと、
手を上からかぶせるようにし、
親指の腹で右下側をさわり、
人差指の腹で上側をさわり、
中指の第一関節のヨコで左側をさわり、
その3点で接触をとる。

親指と人差指はやわらかい指の腹でさわる。
中指はかたい第一関節のヨコでさわる。

そうすると、中指だけ接触面積が小さいものだから接圧が増えてしまい、結果的にペンダコみたいなのができやすくなる。

これは人体の構造上の欠点だろうか?

かならずしもそうでもない。

親指と人差指はやわらかい指の腹でさわる手前、腹がへこむ分だけ遊びが増える。
中指はかたいとこでさわるので、遊びが非常に少ない。

そうするとどうなるかというと・・・
遊びがある指が押して動かす方向へは、クイックかつ正確なコントロールが難しいことを意味する。
つまり、[↑]と[↓]と[←]は正確なコントロールが難しく、[→]は最も正確にコントロールしやすいことを意味する。
そうは言っても、所詮こんなのはほんのちょっとの差でしかない。

しかし!

0.1秒の単位で戦い、ドットの単位で避けるシューティング、この世界ではそのほんのちょっとの差があるかないかが命にかかわるのだ。

完全に遊びが無くなるようにギュッとつまんだら、クイックな動作はできるが正確なコントロールがますますできなくなる。
これは全部を指の硬いところでつまんでも同じことだ。
だから完全に遊びを排除するのはやめたほうがいいような気がする。
かといって全部の接点に遊びがあると、ほんの僅かだが致命的な反応速度の低下につながる。
[→]だけ遊びが少ないというのは、ある意味で理にかなっているだろう。

実際、瞬間的に超シビアな弾避けをしなければならないとき、わたしは右に動いて回避することのほうが多い気がする。
もしジョイスティックレバーと押しボタンが左右逆についていたとしたら、瞬間的な超シビアな弾避けは左で避けていたかもしれない。

そしてそういった超シビアな弾避けを重ねたとき、左手のペンダコという名誉の負傷をいただくのだ。

だれよりも絶望したマンガ家

2009-09-02 00:00:36 | オタネタ全般
「絶望した!」

・・・というと、だれがどう見ても “さよなら絶望先生” にしか見えない。
しかし、真に絶望を見た作家は “さよなら絶望先生” 程度の絶望ではすまないのは周知のとおり。

絶望というと何をひっぱり出すのが適当だろうか?

キェルケゴールの “死に至る病” でも出そうか?
これは違う気がする。
わざわざベタなキリスト教徒のフリをするという立場で書いているので、仏教国である日本人の魂には届かない。

では太宰治の “人間失格” でも出そうか?
これも違う気がする。
ある意味で波乱万丈すぎていて、現代における絶望と同じ意味を語ってはいない。

では絶望にふさわしい作品は誰か?

わたしだったら、あびゅうきょ氏(※1)のマンガをまっさきに推す。



氏の作品には “晴れた日に絶望が見える” や “絶望期の終り” などがある。
読んでみればわかるが、これら作品はとにかく絶望が深い。
これほど作者の闇が入魂されている作品もそうそう無いだろう。

氏の作品には、人生に, 世界に, 自分に, 政府に, ありとあらゆる意味で絶望した男が主人公として現れる。
これは作者そのものの代弁といっても間違いなかろう。

そして主人公に対応するかたちで女の子も登場する。
全部で2人しか登場人物が出てこないことも多い。

女の子は絶望して立ち止まる主人公を導く者として描かれる。
あるときは自己や未来はそれほど捨てたものではないと極僅かながらの絶望のなかに開いた穴を伝えて去っていく。
そしてそれを読んだものは、まだ絶望しきって何もせず全てを放棄する事を選択するには早過ぎるのだと気付く。
またあるときは強硬なまでに未来が無いことを示し、死を選択すべきであると伝えて去っていく。
そしてそれを読んだものは、まだ自分が死を選択すべきと判断するほどには絶望しきっていない事に気付く。

氏の描く女の子はとても美しい魂を持っている。
それは、ベタな萌え系のマンガとは全く異なる、とても純粋でとても神聖なものとして描かれる。
これは異性に絶望した男だからこそ理想像の女の子として描けるものだ。

氏は現代の日本に生きる全ての男を代弁して絶望しているのではなかろうか。
そして氏の体感した絶望のさらに先にあるもの、氏の著作にはそれが唯一描かれているのだ!



わたしも氏と同じく人類には絶望しているようなところがあり、また結婚しないで人生終わりそうだと考えるのも同じである。
氏の場合は、恋人も妻もいない人生の敗北者だと絶望する。
わたしは妻の維持費と住宅ローンと子供の養育費にまわすはずだったカネを長期投資に回し遊び金に使い、それはそれで余裕をもって楽しく生きているし、はなから老後はプチリッチな1人暮らしを満喫する予定である。
そもそも、自分のもてるほとんど全てに近い労力と時間と金銭と引き換えにしてもいいから死ぬまで一緒に過ごしたいと思えるような女がこの世にいるとも考えがたい。

そういうところからして、あびゅうきょ氏とわたしのいだく絶望の意味するところは天と地ほどの開きがある。
そのあびゅうきょ氏の絶望のさらに先にあるもの、それを垣間見るだけでも作品を読んでみてはいかがだろう?

実際、当人のコミケブースに立ち寄ったこともあるが、氏はかなりシャイな感じのする人物だ。
絶望というプレスを受け、そして鍛造した鋼のごとく静かにたたずむ魂、その入魂の作がそこにはある。



【※1 あびゅうきょ】
あびゅうきょ公式HP
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/

「ロケット失敗はロシアのせい」とか(笑)続報

2009-09-01 00:01:47 | 経済/経済/社会
2009.08.29の当blog記事にて

「ロケット失敗はロシアのせい」とか(笑)
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20090829

> なにはともあれ、今回はロシアのせいということになってホッとした。

と書いた。
わたしは例によってまたトンデモ理論をもちだして結局は日本のせいにしてくるんじゃないかという、そんな普通では考えられないような事態になる可能性がゼロではないと思って注目していたが、日本のせいにはならなくてホッとしていた。

しかし!

そこは韓国人。
われわれの想像を常に上回る行動をする。
韓国人はやはり日本のせいにした。

その具体例を下記で紹介しているので掲載したい。
(これは某サイトのスレの転載である。日本語と韓国語をサイト側が相互に機械翻訳することで日本人と韓国人の意思疎通を可能にしている。なので、日本語がビミョーにおかしかったり、韓国人にもかかわらず全員日本語でコメントしているのは、上記のような理由によるものだ。)



【ニコニコ動画】ロケット打ち上げ時の韓国人の反応がひど過ぎる件

> 今度の失敗は日帝が打ち込んでおいた呪いの鉄杭のため...

> 100%日本に賠償を要求しなければならない!

> やっぱり今度の失敗は日本と関連があったな...

> ロケットを発射する時に邪魔な電波を感知した 醜い日本人

> すべての原因は日帝が韓国人を分裂させるため

> 日本はロケット技術を完全に韓国に委譲することで謝罪と賠償をしなさい

> 不良部品を送った日本の謝罪と賠償を要求します

> やきもちを焼いた列島天皇は神通力を使ってロケットの軌道を変化させた

> 日本人は韓国をあざ笑うな

> はらいせに日本人を殴る

> 日本の不良部品が韓国人工衛星失踪の原因だから日本に宣戦布告します

> 韓国が世界ロケット市場を制覇する時、日本部品を少し輸入してあげる

> 日本のロケット技術を密かに盗めば良い! 日本の技術を韓国様が盗んでも全然問題にならない!

> 韓国はスパイを日本に送って日本のロケット技術を盗もう

> 日本がいくらあざ笑ってもロケットの起源は韓国



よくわかったよ。

韓国人はどんなことがあっても「日本が悪い」という答え以外には受け付けられないのがよくわかったよ。

識別番号からして全員が全員ともキ○ガイ反日コメントをかましているわけではないのはわかるけど、逆におぞましいほど高頻度でキ○ガイ反日なことも良くわかったよ。

そして某巨大掲示板の嫌韓レスよりもさらに酷いレベルでの日本への責任転嫁論が起こっていることもよくわかったよ。

そして韓国と技術提携してはならない事も、そら恐ろしいほどよくわかったよ。



わたしはロケット失敗そのものについては嘲り笑うつもりはない。
しかし、どんな時にも日本のせいに違いないという、そして日本人には何をしても許されるという、あの韓国人気質だけは心の底から嘲り笑う。
彼らは嘲り笑われるにふさわしい事を何十年も延々とやっていることに気付きもしないのは、わたしにとってこれははフシギでしかたがない事だ。