笑顔浴

優しい時間

そっちは忘れても、こっちは忘れない

2022年08月28日 | Weblog

岡山の白桃

 

私の髪は、すくすくと伸びて、なんと! 座ると座面に届きます。

今朝は、28度で、浜風も通り爽やかになってきたので

そろそろ、ヘアドネーション(献髪)に行こうと思います。

暑い間は、髪を束ねてるほうが涼しいですもんね

 

私の髪がカツラになるまで 2年かかるそうです。

小児がんの少年少女へ、ボランティアの美容師さんが持参して

希望のヘアスタイルに その場でカットなさるそうです。

抗ガン治療だけでも辛いのに、見た目でいじめにあわないようにと考えた

美容師さんたちの活動です。

 

私が最後に勤務した地元の製薬企業では、

献血車が立ち寄ると、事務部・営業部の男性が わいわい集まってきました。

あの朗らかな血をもらったら、きっと元気になったはず!

コロナ感染拡大で、血液不足は深刻になりましたね。

 

見えないところで、知らないところで

多くの人々が ご自分の時間やお金や

労働や臓器を提供して、医療を支えておられます。

当たり前に あるものじゃないことを想えば

いつ途切れるか、心細く頼りないけど、

一方で、決して途切れない信頼もあります。

私の周囲の人たちが、そう感じさせてくれます。

 

地域の大人に大切にされたこと。

小学生の頃、私は障がい児の施設で寄宿舎生活でした。

ライオンズクラブの紳士が、遊園地に招待してくれました。

地域の婦人会の女性たちが、手作りのお寿司を持参してくれました。

農家の方が、トマトやスイカを届けてくれました。

お隣の中学のお兄さんお姉さんが、クッキーを焼いて持参し 遊んでくれました。

 

あの方たちは、私達を喜ばせたことを、忘れたに違いないけど

私は嬉しくて、生きるエネルギーとして今もここに。

誰もが 自分がされたことを、真似して年をとるのだとしたら

私も、若い人たちへプレゼントができる大人になりたいです。

親から虐待を受けた、学校でいじめられたと嘆く人たちが

地域で、親切にされたり、優しくされて、

再び、育ち直しができるといいなと願っています。

 

今日会う人に、丁寧なあいさつするぞー!

 

 


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