梅酒ロック用 ガラスのぐい飲み
先日、知人から電話がありました。
「ちょっと、もめそうなんで・・喧嘩の流儀について話してもいい?」
「いいよ。喧嘩の流儀かあ 」
「戦わずして勝つっていう<孫氏の兵法>は、今でも通用すると思う?」
「思う。昔の出来事が明らかになると、違和感を感じないし
人類の基本的な価値観は、変わらないかもね」
教えてもらった 約2500年前の<孫氏の兵法>ざっくり
全面戦争すると互いに傷つくから、戦いは回避して利益を得る。
力関係を見極めて、対応は3種類。
1 相手が自分よりも弱いケース ( 相手をいじめず、信頼される )
2 対等なケース ( 相手と競争せず、挑発をかわす )
3 相手が自分よりも強いケース ( 相手から逃げて、生き残る )
身近な生物の行動を観察して、孫武は思いついたんでしょうか?
例えば、新型コロナウイルスの戦略は、1 ではあるまいか。
症状を軽くして、油断させて感染を広げる。
人間がいてこそ、ウイルスを量産できるので、
殺したら、conid19も 居場所を失っちゃう。
共存を目指す作戦でしょう。
私の好きな喧嘩の流儀は、聖書に示されているものです。
こんな考え方ができたら、最強ですね。
◆ 敵に穏やかに接すると、神様が加勢して勝てる。
「穏かに語る舌は、骨をも砕く」箴言25:15
新共同訳は「忍耐強く対すれば隊長も誘いに応じる。穏やかに語る舌は 骨をも砕く。」と訳し、リビングバイブルは「小さな水のしずくでも、長い間に堅い岩を削ります。
じっと辛抱していれば、最後には必ず勝つのです。」と意訳しています。
穏やかな口調(と柔和な表情)と、忍耐強さの大切さを教えています。
◆怒りは心の痛覚ですが、そのまま自分で復讐せず、神様に任せなさい。
ローマ人への手紙12章17-21節で パウロの引用。
『復讐は、わたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。』
もし、あなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら、飲ませなさい。
そうすることによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです。
悪に負けてはいけません。善をもって悪に打ち勝ちなさい」
「敵を愛する」という意味は「敵を好きになること」ではありません。
好きになれるなら、敵とは言いません。
「愛する」は、耐えがたく大嫌いなことでも努力するような 忍耐を伴う行為。
敵が窮地に陥いると「いい気味だ!」とばかりに
嫌がらせをすれば、真の敵(サタン)が喜ぶ。
サタンは復讐が復讐を生む連鎖を生み出そうとしているから
それは「悪に負ける」こと。
「彼の頭に 燃える炭火を積む」とは、熱そう!
相手に強い恐怖を感じさせ、ダメージを与える行為です。
辱めの言葉よりも、愛の行為によって、人を恥じ入らせなさい。
敵は、こちらの意外な反応に、逃げ出すのでしょう。
さて、彼女の今回の戦略は、<負けるが勝ちよ>作戦!に決まりました。
いったん主張を引っ込めて、相手に譲っても 諦めない。
チャンスが来たら、反撃するそうな。
「言えないのではない、言えるけど、言わないでおく」
アサーティブで、頼もしいです。