お久しぶりです。
更新が滞っていても、こまめにご訪問くださりお礼申し上げます。
今朝は寒くて、風も強くて・・・ 最近は転倒していけません。
ボランティア活動に追われ、研修会も立て込んだので、打ち身の痛みは感じなくてすみました。
脳は一つのことしか注目できませんので、
痛みに焦点を当てていたら、さぞかし痛かったことでしょう。
先週は、平常点の締め切り日でした。
一人ひとりの「真面目さ」「熱心さ」を私が数字で評価できないので、
授業範囲を整理するプリントワークの半年間の提出率を平常点と決めました。
どんな手段であっても、提出すれば認め、どんな理由であっても、提出がなければ認めない。
平常点が低い人=人間的に価値がない人 と考える必要はまったくない。
と新学期に伝えてあります。
95%~100%の学生は、丁寧に正確に毎時間きっちり出してきます。
そこそこ頑張る学生は、まま手抜きで合格。
気が向いた時だけ提出する連中は、60%滑り込みセーフ。
締め切り直前の2月になっても0~10%の学生達には「奥の手を、紹介しました。
1 教科書の順番を無視して、高配点のプリントから仕上げて60%を目指す。
2 解剖図が苦手な人はスルーして、表や記述文などの得意分野で60%を目指す
3 友人から助けてもらえるのも能力の一つだから、見せてもらえる人はそれでもOK。
(ただし、受けた恩は決して忘れず、卒業しても困っていると感じたら必ず助け返すこと)
とハッパをかけました。
不合格ゾーンの学生達は大きく2派に分類できました。
なりふり構わぬ瞬発力を持つグループは
他の学生のプリントを借りてきて必死に仕上げました。
あくまで自力で解決し持続力を発揮したグループは
クラスメイトに見せて欲しいと言えないんだろうな~と感じました。
それぞれの理由で提出意欲を失っていたのでしょうが
なりふり構わぬボーイズのパワーがあまりに凄かったので
やばい、間に合わせなくちゃいかん!という熱気が漂い
9月から1枚も提出したことが無かった学生まで、1週間で仕上げてきました。
こういうのを、グループダイナミクスの集団圧力と呼ぶのでしょうね。
「人生では 誠実な持続力と、なりふり構わぬ瞬発力が共に必要やね~。
どうしよう!!に遭遇しても、簡単にあきらめたらいかんと教えてもらったよ ありがとう」
「先生、俺ら絶対提出できんと思とったろ?」
「うん」
「実は俺もよ! ○さんのおかげよ、ありがとう」
だって。