笑顔浴

優しい時間

怒っている人は困っている人

2014年11月19日 | Weblog

相談員という職業は

怒っている人に出逢うことが多い

怒りをぶつけられて、へこむのは、

私に<怖れ>があるからだと思う。

 

怒られることをしでかしたかもという恐怖は

失礼なことをしなかったか?

逆鱗に触れる言葉を発しなかったか?

つい、原因は私にあると感じてしまう癖がある。

1日くらいは、クヨクヨと考えるが、残念なことに

たいていはわからないままだ。

 

怒るか、怒らないかの判断は、相手の価値観で決まる。

同じことを言い、同じように接しても

喜ばれたり嫌がられたりバラバラだから、

とりあえず、1日で原因探しを終了しなくてはならない。

注意すべきことは、己の怖れにとらわれすぎると

目の前の相談者に関心が向かなくなる。

それは、相談員失格と言わざるをえない。

 

イライラしている人は、その理由がよくわからないという。

表面的な出来事の損得ではなく

他人に対する好き嫌いでもなく

異なる価値観の葛藤に苦しんでいるようにみえる。

 

怒る人の周囲に、人は集まらない。

怒りをキャッチしてくれる相手がいなくなると

益々、怒りは増え、たまる。

怒りの一つ一つを、ごみ袋一つ一つに例えると

ゴミ屋敷状態だ

 

ゴミ収集車が家庭のゴミを持ち去ってくれるように

相談員も、淡々と相談者の怒りを回収できるといい。

危険で、臭い仕事を、誰かが頑張ってくれるから

私達は気持ちよく暮らせるのだ。

怒りの中に置き去りにされたら、病気になってしまいかねない。

 


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財布

2014年11月14日 | Weblog

昨夜、財布を買いました。

本当に軽い素材で、防水加工しており

お店のポイントカードもたくさん入ります。

値段も890円でした。

置き忘れても、財布と気付かないかも。

今の私にぴったりの選択基準でしょう。

 

昨日まで使っていた財布を眺めると、

いつのまにか傷だらけで、破れたところもあって

なんだか急にみすぼらしく見えました。

皮の光沢は残っていて、まだ使えるもったいなさもあるけれど

<大きさ>と<重さ>に嫌気がさしていました。

しっかりした製品=大人の持ち物って感じで 

皮革の財布にあこがれて購入したんです。

 

その前は、デザイナーの名前に惹かれました。

高価で有名なロゴが入っていると

自分の値打ちまで高まると勘違いしました。

そのひとつ前には、色にこだわりました。

真紅の美しい財布を三越でローンを組んで買った時

きれいな女性になったつもりでした。

そのまた前は、機能重視で、

新札を二つ折りしない縦長の財布が嬉しかったです。

 

お金を一人で持つようになったのは中学3年生。

それまでは、養護学校の寄宿舎にいて

所持金なしの暮らしでしたから。

通学定期券と、おやつが買える程度の小銭が入るものを

母が買ってくれました。

 

その母は、今ではカーブスの帰りのランチ

転倒防止もあって、「何も持って行かんでいいんやろ」と

杖をついてマイペースにお店に入ります。

 

自分でお金を持たなかった頃

お金の存在を知らなかった頃

どんな感じだったのか 思い出せないのですが 

この世で手にしたものを 

全部置いて、身体一つで旅立つときに

未練を感じない私でいられますように。

 

 


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中年の屈託じゃ

2014年11月12日 | Weblog

 

剣客商売というドラマのセリフ

「なに中年の屈託じゃ、若いお前には、わかるまい」

 

大先生でもそうなんだから

人生の修行中の私など、ずっと屈託の中に居るようなものだ

たまに、晴れ晴れとした瞬間が訪れるものの

年を重ねるごとに、とある事が気がかりで、

くよくよ考え続けることが増えている。

決して楽な作業ではないが、

屈託が人間味を醸すはずだと想うことにしている。

もし可能なら、人の気持ちを真に大切にできる私に成長したい。

 

強いこだわりや執着・愛着で、

思考が停滞するとしたら

瞑想タイムが必要

我に気付き 集中してゆっくりと考える。

先ず、呼吸に集中し

身体の感覚を感じよう

次に、私の感情にやわらかく焦点を当てる

それがどこから生まれたか丁寧に辿り

静かに、私とそれを分離する。

私はどうしたいか、見えてくればラッキー

 

 

 

 

 


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鹿と

2014年11月10日 | Weblog

11月7日 金曜日

13:00~16:30の大学の補講に9:00から出発した。快晴。

朝、前にも後ろにも車が走っていない対面通行の

高速道路を気持ちよく走行中、

左前方の茂みから、大きな角を持った鹿が 

のそのそと現れ、道路に右足を1歩出して止まった

目があった。(と、感じた)

「ちょっと待って。動かれん~!」

車内で叫ぶより、クラクションを鳴らせばよかったか

ああ、緊張した~

野生の鹿 居るんだね

 

山野で生きる鹿にとって

今は生きにくい世の中だと思うけど

どうか、お元気で長生きしてください。

 

 

 

 

 

 


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笛吹き

2014年11月08日 | Weblog

 

11月6日 木曜日

保健の授業を9:20~から14:50まで3コマ語って 

15:30~学生相談室で過ごした後

保健所4階に移動して 18:30-20:30に

ゲートキーパー養成講座ステップアップ研修会に参上。

好きな事を自由に語らせていただくので、

講師というより、弁士がぴったり。

 

1回目は「声をかけて、話を聴く」能力のステップアップ。

傾聴の技法云々の前に、信頼関係を作ることを呼びかけた。

<私の問題解決の癖>を語っていただき、聞き手の傾聴練習とした。

話を聴いて貰っていい気持ちがしたら、必ず手帳にメモしていただき

上手く関われない相手の傾聴時の勇気にしてほしい。

 

日頃から相談業務に携わる皆さんが 互いに顔見知りになり、

これから連携するためのきっかけこそ

ステップアップ研修にふさわしいので

私は、そんなにしゃべらない方が良いと心得ている。

 

お気に入りの雑貨の 笛を吹く少年は、

メロディーを、コミュニケーションの道具に使う。

私は、自殺予防活動を通して出会う方々と交流する。

考え方が同じ人、違う人、それぞれだけど

結果として、

どこかの誰かが死ぬしかないと追い詰められた時に

どこかの誰かに支えて貰えたら、

どんな方法でもよいと考えている。

その人ができることを、心を込めてしてくださる。

そんな人達が、束になって支えてくれたら心強い。

仲間が広がることを願う。

 

 

 

 

 

 

 


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宣言すること

2014年11月05日 | Weblog

あゆみ学園から依頼された作業のもう一つは

クレヨンで色を塗り、台紙に張り、切り取る カード作りの作業でした。

 

参加は私達2人だったので

若者に「どっちがしたい?」と訊くと

「こっち」と選らんでくれました。

私も 「よし、マットの修繕やるぞ!」

と作業分担しました。

彼は、自分で選んだ作業を、責任を持って 

人数が少ないこともあり、凄く頑張ってくれました。

「宣言する」ことって あなどれないと学びます。

 

作業内容の好き嫌いよりも

自分でやると決めたか、他人の押しつけでやらされたかで

疲労度も変わってくるのではないかしら。

今日も、針でつついた指先がチクチク痛みますが

達成感があるので、嫌な気分はしません。

 

 


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マットの修繕

2014年11月04日 | Weblog

 

今日は、あゆみ学園でボランティア作業の日でした。

体育用マットを縫うというのは、人生初のチャレンジ。

細い縫針に木綿糸を通して、チクチクやってきました。

破れた片側の布がほつれていて、引っ張りながら縫いました。

次は縫う場所が取れるか、心配です。

さて、どのくらい耐えられるものか・・・。

 

作業をしている部屋の横は玄関で

子供達の泣き声が響いていました。

悲しそうな泣き声

ご立腹の泣き声

弱々しい泣き声

不満そうな泣き声

訴えながらの泣き声

泣きのバリエーションもかなり豊富です。

「なにが悲しいん?」

「そんなに怒らんでもいいやろ~」と

先生たちは、充分気持ちを理解なさっているかにみえます。

さすがと思いました。

 

 


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怒りは、5秒間気をそらせ

2014年11月03日 | Weblog

 

カー!と怒りが継続するのは、

せいぜい、5-6秒だけらしい。

こみ上げる怒りを、どうすることもできないけど

せめて その5秒間、口を開かなければ

暴言を吐かなくてすむかもしれない。

 

「 私は 今、怒りがこみ上げている状態です。

 無性に相手を責めたくなってきました、

 突っ込みどころ、いっぱいで かなり、ヤバくなってます。

 さあ、5秒間、我慢できるでしょうか!

 唇を結んで、深呼吸してみましょう

 あと数秒の我慢です・・・・」 

 と、密かに実況中継してみると、

 感情である怒りと 私自身を分離して 客観視できるそうです。

 

冷静になった後、

なぜ、怒りの感情が湧いたか、分析しておくことが大切です。

相手がどうのこうのではなく、

相手の言動に反応してしまう 私の問題だからです。

今日は、心配から生まれた怒りでした。

 


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安芸クイーン

2014年11月02日 | Weblog

2014年10月7日 ひろしま 安芸クイーン

助手さんのお婆様が作っておられるそうで

私がいただいて、良いのかしらと恐縮しつつご馳走になりました。

皮のまま食べます、とってもジューシー。とっても甘い。

マスカットの風味が美味しい。

 

昔、友人の紹介で

ワインを作る葡萄の木のオーナーになった頃があって

小さな葡萄の房が実る季節に

農作業に参加したことがあります。

「葡萄の花ってどんな花だろう??」

あの時の疑問をそのまま放置したことに気付き

調べてみました。 

 

NKHのホームページで中学生向けの解説に

「初夏、少し変わった花をつける果物があります。ブドウです。

小さな花が集まって房になっています。この一つ一つが実になります。ブドウの花です。

花びらはありません。めしべの胚珠は、種子になります。

子房の壁は、果肉と皮になります。

ブドウも、子房が大きくなったものの一部を食べる果物なのです。」とありました。

へえ~。


 山小酒店のホームページに、葡萄の花の成長記録が

写真でまとめてあるのを見つけました。香りがするのも驚きました。

http://www.yamc.com/budou.htm

 

 

 

 

 

 

 


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