アップルパイ
昨日の朝、
高校時代のクラス会のご案内をいただいた。
この夏、クラスメートが亡くなったニュースに 驚く。
親しい人が集まってお別れの会は、終わったらしい。
「◎◎君のこと、おぼえてる?」と聞かれて
後ろ姿の背格好や、前髪長めの髪形を思い出せるし
彼の描く繊細で独特なイラストも想い浮かぶ。
楽しそうに早口でお喋りしてる様子もね。
50年が経つのに、我ながら よく覚えているもんだ。
クラスメートの死で、人生の締め切りを思い知る。
昨日の夕方、
Lineグループで「今日は彼女の誕生日だね!」と、お祝いした。
彼女は数年前に、軽い認知症を患ってしまい
今年は、Lineが使えなくなった。
4月26日に自宅を訪ねた時には
「さっき、デイサービスから帰ってきたところ」
「いつまで、独り暮らしができるかなあ」と話せたので
ダメもとで電話したら、昨日はつながらなかった。
彼女のお孫さんを知っていた友人が、
近況をたずねてくださった。
信号(赤)を無視したり、
生活に支障をきたして、暴言もあったと聞く。
6月から入院して、現在も面会禁止らしい。
独居で よほど心細かったろうと、胸がしめつけられる。
もう二度と以前のように お喋りできないのかと思うと
なんだか無性に 悔しくて 悔しくてたまらない。
こんな夜は、アップルパイを買って帰ろう。
仕事の帰りに スーパーへ立寄ったら、売り切れで、がっかり。
トボトボと、駐車場から歩いていると
同じマンションに住む女性から
「おかえりなさい」と声をかけていただく。
先日のチーズケーキが絶品だったとお礼を伝えると
「今日も、お菓子を作ったので 食べませんか?」
私の尻尾はブンブンブンで ・・・断るはずがございません。
いただいたお菓子は、アップルパイ。
リンゴがフレッシュで美味しくて、ああ癒される~。
このブログを書いた5分後に 何が起きているか
今は、わからないけれど
全ての事が、絶え間なく 変わっていくんだねえ。