2015年12月28日(月) 道後友輪荘 14-16時 31名参加
ダンボクラブ青年部の合宿と同時開催でした。
<プログラム>
1 読み聞かせと音楽 えこまちOBの皆様
2 みんなで歌おう 大本先生と一ノ宮さん(ギター)
3 自己紹介(お正月と言えば・・・)
4 自由におしゃべりタイム
5 伊予弁紙芝居 永井さん
お正月と言えば・・・では、その人にとってのお正月がいろいろ紹介されました。
大勢の前で発表するので勇気のいる一瞬です。
どんな答えも、あたたかい拍手で受け入れてもらえるので
小さな成功を 何度でも 重ねて自信が育ちます。
たまたま隣に座った人と、どんなお話がとびだすのでしょう、
非日常の偶然の出会いだからこそ、
ふと、いつもはしない話ができたりします。
リハビリテーション病院 えこまちOBの皆さんが
読み聞かせを始める前に、高次脳機能障害の説明をしてくれました。
映像まで準備されているなんてびっくり、わかりやすかったです。
読み聞かせの絵本もスライドになっていて最後列にいても絵が見えました。
読み聞かせの途中、タイミングよく効果音が心をゆさぶりました。
音楽を演奏するメンバーも居るえこまちOBならではの演出で、さすがでした!
~クマ狩りに行こう!~では、身振りだけ真似したり、声を出したりしました。
空を飛びたい豚さんの話では、強い意志と、手段を工夫して飛ばせてあげる思いやりに触れて
そうだなあ、そうだなあと思いました。
たまごにいちゃんの話は、ぐっときました。
どちらかといえば楽な方が良い私だから、目に見えない「殻」で防衛しています。
守られている殻が、ある日、想定外でクシュと壊れてしまった時
殻の喪失で、どーん落ち込むか、潔く諦めて凛として立てるかってところです。
絵本 たまごにいちゃん
「たまごにいちゃんは、本当はもうたまごから出ていないといけないんですが、
まだたまごのからをつけたままです。
たまごにいちゃんは、ずーっとたまごでいたいと思っていました。
「はやく おおきくなるといいわね。」というおかあさんに、
「いいえ。ぼくはこれでいいんですよ、おかあさん。」
なぜかというと・・・いつでもおかあさんに温めてもらえるからなのです。 」
http://www.ehonnavi.net/ehon/1283/%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%81%94%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93/
最後に、伊予弁紙芝居を 永井さんが披露くださいました。
拍子木の鋭い音が、物語のクライマックスで響きました。
声色がいくつも違って、引き込まれてしまいます、
昔ながらの紙芝居、永井さんの服装や紙芝居の枠など、風情があります。
そうそう、湯山中学美術部の皆さんが、絵を書いたそうです。
大蛇をはじめ、どの絵も上手でした。
おしまいの カチ カチ も懐かしかったです。
参加した若者が、最後に
「笑顔浴は笑顔だけじゃない、あたたかさがある」と締めくくってくれました。
そのあたたかさは、ありがとうなんだろうなと想像しています。
お菓子や飲物を揃える時、「お菓子無い人?」「ひとつ、たりません」
「座る席が無いの?」「ここが空いとるよ、どうぞ」
「カルピスの人」「はーい」 「飲物はなにがいい?」
互いの思いやりが 行為となって伝わります。
助け合ってる時って、必ず、あちこちから 「ありがとう」 が聞こえてくるのです。