産直市で思いがけない 生のライチ
昨夜の勉強会は 逐語検討会
随分久しぶりだった。
逐語とは、相談を録音して
逐一、文字に起こす。
それを読み直し 最後に、
相談の全体をふりかえって
セルフコメントを書いて仕上げる。
カウンセラーがペアになり
ロールプレイで相談の腕を磨く演習なら
検討会で、自分の改善したい対話を選び
この場面でどんな 工夫や注意があるか
皆さんの意見を参考にしたいのでよろしく。
と、提出者は期待する。
リアルな相談で スーパーバイザーの指導
を受ける時には、相談者の許可が必要。
痛い経験豊富な私なので(失敗が多いからね~)
毎回、提出者の役に立つコメントを伝えたいと願う。
たとえば、昔、SVから私がいただいたコメント
わからない時は、「わからない」と伝えると話が具体的になる。
(わかったつもりになっていたら、堂々巡りに陥ったケース)
わからないことは 恥ずかしくない。
そもそも、わかりたくて傾聴するんだもの。
「Aですか?」というと
「Aなんてとんでもない、Bだ」と返事をもらうこともしばしば。
何度も訂正や否定が続いて くじけるのは、
Aこそ正しいと執着しているからで
私まで否定された気分になると ビビる。
「違う!」「そうじゃなくて」「それは関係ない」などと
次に また言われたらどうしようと不安になって
対話ができなくなる。
「そうか、あなたはAじゃなくて Bなのね!」
Bだとわかってよかったわい と考えた方が自由に語り合える。
BがCでもDでも、なんでもいいのだと 今なら思える。
ライチの固い殻、棘ではない突起
これは私が 防衛体制に入った時の
こころに似ているね。