今夜、8時過ぎに年賀状を届けてくれる約束をしました。
いつの間にか11月も中旬。
彼女のお友達のご主人のノルマに協力するのが、毎年の11月行事です。
彼女は、面倒みが良くて、他人のためによく動く人です。
「ねえ、今年も年賀状を頼まれてるの?」
一昨日、職員室で親しい友人から声をかけられました。
友人も11月行事にしてくれてるんですね。
「うん、頼まれてるよ」
「私も100枚注文するね」
「どうも、ありがとう! 喜ぶと思うな~早速メールで知らせとこう」
隣に居た先生が 「それ、安く買えるんですか?」
「いえいえ、定価です」
定価だけど、郵便局で買うよりも、いいことがあります。
彼女の友達夫婦とは一度も逢ったことはないけれど、
感謝のメモと携帯用ティッシュが1個 袋の中に添えてある。
面倒みのよい彼女は、手作りジャムやお惣菜のおすそ分けを
年賀状とは別に差し入れてくれる。
「上手に作ってるね~」
「今はね、これに夢中なの~」
などと、逢えば ひとしきり近況で盛り上がります。
私は過労気味の友人に
今年も「お疲れさんキャラメル」を、年賀状に添えて渡します。
友人は、お姑さんのお世話と薬局勤務と非常勤講師の掛け持ちで、お疲れに違いない。
「ちゃんと休めてる?」
「この時期は風邪が増えて、薬局が忙しくなってる~
インフルエンザ感染予防に <あいうべえ>がいいらしいよ!
アッカンべエをすると唾液がたくさん出て、
唾液中のリゾチームのおかげだって」
「唾液かあ~」
ここ数年、同じような会話を繰り返していることに、ふと気づきます。
郵便局で買えば、一瞬で済むのですが、
あえて<めんどくさい手間>を楽しんでいます。
何度も連絡を取り合って、喜ばせあって、感謝しあっているうちに、嬉しくなるからです。
いつもは、手間をことごとくはぶき、
1円でも出費を抑える節約生活で、
仕事や家事や母のお手伝いに 脳を占領されるせいか
気が付くと、仕事以外の交流は凄く減っています。
元気が減っていると感じたら、
労働と時間とお金をかけて、<めんどうくさいこと>をするのが
私のストレスコーピングです。
どうぞ、お試しください。