一昔前、フランス人の博士から
バカンスはどう過ごしているかと訊かれたので、
1ヶ月もの長いバカンスは日本にありませんと伝えたら、
ボンバカンス!
bonはボンジュールのボン(good)と似てます。
お盆はちょっと違うんだなあ~と
説明したけれど理解されたかどうかは不明です。
その年、彼女は拳銃持参でご主人とアフリカ旅行へ出かけると聞き、驚きました。
生命の危機を感じてまでの旅行は できれば私は遠慮したいのですが、
異文化交流は、面白いですね。
同じ日本人でも、世代間の文化の違いを感じます。
戦後の急激な変化の中でも、
子供たちの遊び方の違いは大きいのではないでしょうか。
ゲーム画面に向かって「死ねー死ねー」「ぶっ殺す」
と繰り返してきた青少年が成人した時、
懐かしいテレビCMのフレーズのように
使い慣れた言葉が、簡単に口からこぼれます。
強い意味はなくても、言われるとびっくり。
存在を否定する言葉を云い続けられると
萎縮してしまうんじゃないかと心配です。
ところが、他者に攻撃的な人ほど、
攻撃されるとビクビクしているのはどうしてでしょう。
私の少ないボキャブラリーを、
できれば美しい言葉で満たしていたいものです。
日頃使う言葉こそ、感じ方、考え方が現れる道具ですもの。
・・・・ご質問にお答えして
町内会の放送を聞いて私がニーと嬉しくなったのは、
住んでる地域で、高齢の男性が町内活動に精をだされてるのが好きだし、
町内の住民の訃報と通夜のお知らせさえ、
越してきたよそ者が、必要ない、うるさいと止めさせた地域があるというのに
迷子の犬のお知らせまでしてくれる穏やかさに
ほっとして幸せを感じていたのです。