理美容師の保健の非常勤講師に推薦してくれたAさんは、本当によく勉強する女性です。
保健薬局と看護学校と専門学校の掛け持ちで、時間さえあれば、
図書館で多くの本を読み、知識と知識がつながると、私に教えてくださいます。
「へえ?そんなことまで解明されたのか!」と驚きワクワクします。
「私も貴女の授業が受けたい」と、いつも伝えます。
(自分の身体に関心を持ち、大好きになってほしい。人間の生きる仕組みに感動してほしい)
というスタートは彼女とまったく同じなのですが、
彼女に比べると、私の授業は、かなり人生とリンクして現実的かもしれません。
たとえば、「耳」であなたが学習したことは?と学生に質問すると、
「殴り合いになりそうな時は、相手の耳を見て
おせんべいのようにペッちゃんこだったら、すぐ逃げろ。
それだけ殴られている奴は、
筋トレしかしてない耳のきれいな奴よりも 喧嘩に強いはず」
・・・耳に骨がないってことより、そっちかい!
「録音テープに取った声と、自分が発生してる声と
どっちの声が、相手に聞こえているか?の答えは、録音テープ。
自分の声は、のど→あご→耳の骨の骨伝導だから!」
「分離型の耳介の方が、ピアスが似合う!ちなみに俺 密着型。
俺はどこにピアスしたら似合うんですか?」
寝る子が増えてくると、教科書以外のおしゃべりをするのですが、
興味があるところだけを受け取ってくれてるようで。
それはそれで嬉しいのですが、そんなわけで国家試験対策の小テストで
フォローしておかねばと、精を出す私です。