あの人は本当に良い人だと、心の底から慕う時
実は、私にとって都合の良い人であるという自覚は無い。
期待通りの言動だから、快適につきあえる。
嬉しくて、安心するし、困ることは無い。
だから、私の想定外の状況になると、
「あの人が なんで?」と、うろたえて、初めて気づく。
あの人は私を喜ばせるために 居るのではない。
自由な存在である。
あの人は好かん!と、その過ちを糾弾する時
実は、私にとって不都合な人であるという自覚はない。
だから、私の想定外の状況になると、
「いいとこ、あるじゃん!」と、驚いて気づく。
あの人は、私を邪魔するために 居るのではない。
自由な存在である。
個人を 良い人にしたり、
悪い人に仕立て上げるのは、私の都合である。
そして、私も同様に
良い人にされたり、悪人にされる。
それぞれの立場で、いかようにも評価されるし
その決定は、刻々と変化するので
一喜一憂する価値はない。
あなたはあなたらしく、私は私らしく
思うように行動すればよいのですわい。