寒さを感じて防寒対策がスタートしたようで、私の体脂肪率は上昇に転じてしまった!
とひらめいたけれど、そういえば最近、脂肪源を摂取してました。反省
13日は、ゲシュタルト療法の概要とワークでした。
■フォーカシングは小道具を使いませんが、ゲシュタルト療法は使えるものはなんでも小道具に使い
やってみて体感するワークなので、頭を空っぽにして、
遊び感覚で(失礼)自由にのびのびとするのがよいなあ~と今回も考えました。
ワークを体験したり見学させていただきましたが、
肩が重いと答えた人に、その重さを追求せず
メンバーを座らせ肩をクッションの上から圧してもらうと
力いっぱい圧しつけており、そうとうの重さを感じているのがわかりました。
圧しながら涙が溢れてしまうのは、
その方が、いかにその感情を抑えて生きているかを想像できました。
■自己対話をするとき、私Aと私Bの葛藤が起きる場合は、
私と私の手足との対話にかえると 膠着状態を脱しやすくなるかもしれません。
例えば・・・
私A「行くべき」私B「行く必要はない」と義理をはたすか否かで葛藤していると、堂々巡りで疲れてきます。
では、「私の足」に聞いてみましょう。もしも、足が語れるとしたらなんと言うでしょうね
「運動不足なんだから動いてみれば」「なるほど、長時間じゃないし運動に行くか」
■セラピストは感情と思考・想像を区別することが必要で
そのトレーニングのワークで、思考のほうが多いことに気付きました。
1 網膜に映ったままに言ってください。(事実)
「髪が見えます。」(○) 「長い髪が見えます」(△): 長いか短いかを基準に照らし合わせ判断するので思考
*形容詞がつくときは、事実そのものに私の先入観が入っている
2 感情を述べてください
「素敵!」(直感) 「素敵だと感じます」(思考)
素敵か、素敵でないかを基準に照らし合わせて判断しているので思考
*主語が「私」から始まらない「あなた」「それ・それら」「彼・彼女」から始まるものには思考が多い。
嬉しい 寂しい 辛い 幸せ ・・・など感情表現の語彙力を高めなくてはいけない
■動作に注目
話すときに、手や体幹や、目の動きや表情全てが動きます。
それを向かい合って真似てみます。
動いてないようで、動くもんだと改めて驚きました。
その、表情の変化や動作の背景にあるものを感じるセンスが、求められます。
今、かかとが上がりましたね、今、手を開きましたね
を入り口にすることも可能です。
一番印象的だったのは、ネガティブな感情の受け止め方です。
憎らしい対象を殺したいとづっと思いつめていると言った相談者に対して
クッションを相手とみたて、コピー用紙を丸めてナイフをつくり
「ここで、刺してください」と渡す。
刺す真似だけでも、できる人・できない人反応は様々であるが
「やってみて、今 どう感じていますか」と聴いてみる。
未完の行為を仮に達成してみると、どんな気持ちになるか考えてみる。
私は殺したい気持ちを強化することにならないか心配だと質問すると
世の中の殺人事件は我慢の限界を超えて起きる。
その前のガス抜きで予防は可能ですと教えていただいた。
相談室にサンドバックがあるのも、怒りという感情が特別なものでない証拠だ。