笑顔浴

優しい時間

開ける

2011年11月30日 | Weblog

さて、私は、大きな扉の前に立っている。

まずは、扉の前に立ち、扉の中の人に「こんにちは~」と呼びかける。

返事がないので、自分であけてみようとする。

押しても駄目なら 引いてみる

引いても駄目なら 横にスライドさせる

横も駄目なら 上に引き上げる

上も駄目なら その場でウロウロ 変な動きで感知させる 

自動ドアでなかったら スイッチをONするのかも

スイッチが駄目なら カードを挿入

カードが駄目なら 暗証番号入力 

暗証番号が駄目なら 眼底・指の認証

いつのまにか、扉一つ開くにも、たくさんの技術が実用化されました。

ドアを開けるという一つのゴールのために、手段は年々増える一方で

このドアがどの手段で開くかを いちいち確認しなくてはなりません。

 

先日は、お寿司屋さんの木製のドアを閉めようと、ドアをひっぱる母が

「閉まらん~」というので、「自動ドアよ、お母ちゃん」と二人で笑いました。

手段が多すぎるというのは、便利なようで混乱も生じさせます。

 

今の時代の価値観・ルールの多さもまた、便利なようで不便なようで

私の常識は、あなたの非常識であると思っておいたほうがいいかもしれませんが

どこかで おりあえないか 丁寧に探っていくしかありません。

 

 


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菓・ジュレ

2011年11月29日 | Weblog

 

アーモンドの生地の中に、フルーツのジュレが入っています。

ピスタチオ カシス マンゴー ショコラ  

お菓子を創作する職人さんの、自信作だと思います。

パフっと一口で食べてしまっては もったいないほど、時間や手間のかかったお菓子です。

 

ややもすれば、目前の品物や人物しか見ていないことが多いのですが

お土産を何にしようか迷ったり準備したり、遠い道のりを運転して来てくださったり

お目にかかるまでに費やされる時間や労働、

そして、この後に費やされるであろう時間や労働

目に見えないものも全部含めて、お付き合いしていただいていることに感謝です。 


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cake

2011年11月28日 | Weblog

差し入れの胡桃入り手作りバウンドcake、

土曜日に冷凍保存したものを 日曜の午後にチンしていただきました。

アーモンドスライスも香ばしく、珈琲が益々美味しくなりました。

甘い香りで気持ちがほんのりします、ご馳走様。

みんなで食べてるときは、笑顔を見ながら食べるので

ますます、美味しいのですが、

一人のときも、思い出しながら やっぱり幸せ。

 

目を閉じて

「お友達と会話している場面をイメージしてください」

「ご家族と食事している場面をイメージしてください」

「職場で働いている場面をイメージしてください」などと声をかけると

嬉しいシーンを思い浮かべる人は 自然にリラックスするし

苦しいシーンを思い浮かべる人は、緊張します。

不思議ですね、

思い出すだけなのに、あたかもその場面にいるように、身体が反応するなんて。

免疫力もアップすると言われており、いい気持ちでいることは健康にとって大切。

 

嬉しい 面白い 愉しい ワクワクする 感動する 感謝する 

そんな気持ちになれるような思い出を今日作れると、明日も幸せに暮らせそうです。

いつか幸せになりたいと何もしないで望むよりは、今日の小さなハッピイを企画実行!

 

 

 


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蒸鍋

2011年11月27日 | Weblog

大忙しだった11月に 唯一のお愉しみの蒸鍋会が昨日終わりました。

次のお愉しみを目指して、宿題とお仕事とボランティアに精をだしましょう。

 

蒸したもの・・・白菜 ほうれん草 セロリ ミニトマト かぼちゃ

しめじ なす かぶ サトイモ ジャガイモ サツマイモ 鶏肉 ウインナー

それぞれの野菜の持ち味が、とても美味しい~

具材を楽しむのと同じくらい愉しいのが、おしゃべりで、

具材の多さと同じくらい、私の知らない話にワクワクします。

 

前日は、1年ぶりに出した土鍋の目止めをしました。

土鍋の土を引き締め、においや汚れがつくのを防ぐためらしいのですが

おかゆを作る、野菜くずを煮る、小麦粉を煮る方法が紹介されており

私はおかゆを煮ます。(土鍋で炊くご飯も美味しい)

土鍋が冷めたら水洗いし、一晩乾燥させた後、水がかからないよう注意して火をつけます。

大昔の人は、鍋をいちいち洗ったりしなかったかもしれません。

 

土鍋が食材のおかげで、より強くなれる関係と 

私が親しい人のおかげで、今よりもっと暖かいカウンセラーになれる関係とが 似てると感じました。

接する人から、必要なものを補ってもらえることは幸せなことです。

私も、誰かの必要なものを補える人になれますように。

 

 

 

  

 

 

 


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現代型うつ

2011年11月22日 | Weblog

現代型うつ”にどう立ち向かうか   (クローズアップ現代20111122より) メモ

 

今、これまでの概念では捉えきれない「うつ病」が増加している。

不眠に悩む、職場で激しく落ち込むといった「うつ」の症状を示す一方で、

大きく異なるのは自分を責めず、悪いのは、すべて上司や会社のせいにする。

小さい頃からTVを見てマスコミの影響か責任追及は得意だし

権利を主張するが、はたすべき義務は自分の自由でよいと考える。

注意をうけると、翌日から会社に出勤できなくなり、病院でうつの診断書をもらって休職するが

旅行やカラオケなど本人が楽しいことには積極的に参加する。

いわゆる”現代型うつ”だ。

20~30代の若者を中心に増え続けているとされ、

従来の治療法が効きにくいことから医療現場は混乱している。

さらに企業では休職者が増え、経営を圧迫。

中には「怠け」と判断し、解雇したところ裁判で訴えられるケースも出ている。

現代型うつに翻弄される医療現場と企業の実態に加え、最新の治療法も取材、対応策を考える。

 

(原因)

小子化で兄弟が少なく、両親や周囲から大切に育てられた子供が

帰宅部で 塾通いし、なんとか、いじめにも遭わず、先生からも叱られず

嫌なものからは逃れ 競争の少ない学校生活で、小人数の限定された友人と居心地よく育った結果、

挫折体験が少ない分、トラブルを工夫して乗り越えるトレーニングが不足している。

周囲から叱責され、我が非を認めると、どう乗り越えればいいかわからず、壊れそうになるので、

悪いのは自分以外だと言わざるをえない。未熟な大人。

 

(対応)

現代型うつ病には、従来のうつ病では決して行わない「励まし」場合によって「叱責」も効果があり、

互いに意見交換するグループミーティングが成果を上げている。

安全な場で、小さな挫折も練習して、そこからやり直せる自己効力感を育て

自分の非も認め、コミュニケーション能力を高め、

社会生活に適応できるような大人への再教育をめざす。

 

出演者 神庭 重信さん(日本うつ病学会理事長・九州大学大学


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最初の一歩

2011年11月22日 | Weblog

希望を持つことは、奇跡をおこすということ。

困難な状況の中でも、希望を持つことが最初の一歩

99%無理なことだと感じても、1%はわからないぞと思えるかどうか

 そう、思わせてくれる人に出会えたら、すこし近道

そんな人に出会えるためには

今日の一日をどう過ごすかにかかっている

 

 


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アントキノイノチ

2011年11月21日 | Weblog

どんな職業についても、誰もが誰かの役に立ちたいと願うし、

できることなら幸せを引き出したいと祈る。

少なくとも働く人は 幸せやワクワク感を体感しておかなくてはいけない

知らないものを 他者に提供などできないからだ。

 

法律やマナーに違反しなければ、心理カウンセラーは様々な体験や経験をしておく方がよい。

経験不足は、本や映画で補えと指導を受けているので

時間を作って「アントキノイノチ」を見に行こうと思います。

 

孤独死は、周囲と縁を切った高齢者ばかりか

家族に迷惑をかけられないと考える40台30代にも広がり始めていて

映画のモデルとなった遺品整理業のドキュメンタリーは昨年テレビで見ました。

病院で死ぬ人か施設で死ぬか、知らないどこかで死んでも・・・

スピーディに処理されて、私達が直接、他人の死体を見る機会は減り、死に無関心となり

死ぬことを前提とした、人生設計が描きにくい時代になった気がします。

 

「アントキノイノチ」 

 http://antoki.jp/index.html

 


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だまされる2

2011年11月19日 | Weblog

 

相談を受けるときに、だまされ続けるのもよいという講話を拝聴したことがあります

なんか支離滅裂だなあ、よくわからない話だと感じても

誠心誠意、疑わず懸命に傾聴していると

「これ以上、あなたに嘘がつけないよ~」という日が来るのだそうです。

そのときこそ、真にこころを開いてくれた瞬間かもしれません。

 

初対面の相手に、大切な話ができるわけがありません。

「そんなことでどうするの?」なんて叱られそうな気がして 防衛するのは当然のこと。

だから、嘘でもよし、嘘でなくてもよし。

悩みはご本人が、ご自分で解決してゆけるものですから

サポーターは、右へ行くといえば右へ 左へ行くといえば左についてゆくのみ・・・

信頼関係ができ求められれば、必要なものを提供いたします。

 

だまされてなんぼ と思えるようになるには、法律やマナーに違反していなければ、

必要なときに私は嘘をついてよい。 同様に あなたも嘘をついてよい。

嘘をついても人間の値打ちはかわらない。という価値観を持ちます。

 

目標を立てるとき、半分は嘘かもしれない(やる気がないという意味で)

ところが「~を達成する」という大風呂敷が、思いがけず実現してしまうことがあります。

自信がないとき、孤独なとき、不安で眠れないとき

「私には能力がそなわっている」「私は愛されている」と自己暗示をかけるときも

半分は嘘だと感じています。

それでも、50%の肯定感が それ以上落ち込むのをとどめてくれるので 嘘も大歓迎ですね

 

嘘は真 真は嘘の、わかったようでわからない状態は その境界を追求しようがありません。

嘘を悪いものだと捉えなければ、苦痛は減じます。

その瞬間は真でも、時間がたてば嘘になる場合も

(例)「Aさんこそ最高にすばらしい」→やがて、Aさんより素晴らしい人に出会います

その瞬間は嘘でも、時間がたてば真になる場合も

(例)「こうみえて逆境には強いほうです」→明るさが協力者を呼び、解決に向かうことでしょう

 

苦しくない範囲の 見栄っ張りや 意地っ張りで、私はトラブルを乗り越えてきました。

同様に、周囲の人々のそういうところも理解して、サポートしたいと思っています。

 

 


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騙される

2011年11月18日 | Weblog

金柑が色づいてきました。

「お父ちゃんの持っていた株を買いたいという客がいるので教えて」と

証券会社の人が電話してきたけどわからないと母から電話があって。

いかにも怪しい電話・・・。

母は「見せんといかんけん、どうすればいいか教えて」というので

カーブスの帰りに、送られてきたという書類をみることになりました。

 

先月は、訪問販売で、定価50万円の温熱治療器を30万円で買いました。

(もぐさとびわの葉が入っているだけの電気毛布がなんでこんなに高価なのか?)

「一緒に使ったらいい」というけど、

「10万円以上の買物の時は、反対しないから買う前に相談してよ」と私がいったので

嬉々としていた母はすっかり意気消沈してしまい。

(母のお小遣いは母のもので、私が口出しすべきではなかったと反省)

結局、寝てると背中が痛かったのでクーリングオフの期間に返品し、現金も返してもらえました。

国民生活センターのHPを読むと

11月4日付けで、特別商取引に違反する家庭用温熱治療器の訪問販売業者に対して

業務停止命令(三ヶ月)が岐阜県で行われたそうです。

その事例を読むと、「家に現金がない」というと銀行まで連れて行ってくれたり、

買えば家族も喜ぶ 元気になれるというくだりも母の話と似ています。

 

あなたは・・・

*頼まれごとを断ったりできない

*人の反応が気になるほうだ

*値引きや特典に弱い

*得する・損するの言葉に弱い

*衝動買いをする

*あまり、人の話をきかない

*細かい説明を聞くのが嫌い

*書類を読まない

当てはまる人は、注意か必要だそうです。

 

訪問販売は、寂しい人ほど、騙される。

相談する人がいないこともあるけど

騙されているとわかっていながら、最後まで優しくて明るい人と離れられない。

心の隙間が、求めているのかもしれません。

 

 

 


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声が聞こえる

2011年11月14日 | Weblog

寒さを感じて防寒対策がスタートしたようで、私の体脂肪率は上昇に転じてしまった!

とひらめいたけれど、そういえば最近、脂肪源を摂取してました。反省

 

13日は、ゲシュタルト療法の概要とワークでした。

■フォーカシングは小道具を使いませんが、ゲシュタルト療法は使えるものはなんでも小道具に使い

やってみて体感するワークなので、頭を空っぽにして、

遊び感覚で(失礼)自由にのびのびとするのがよいなあ~と今回も考えました。

ワークを体験したり見学させていただきましたが、

肩が重いと答えた人に、その重さを追求せず

メンバーを座らせ肩をクッションの上から圧してもらうと

力いっぱい圧しつけており、そうとうの重さを感じているのがわかりました。

圧しながら涙が溢れてしまうのは、

その方が、いかにその感情を抑えて生きているかを想像できました。

 

 

■自己対話をするとき、私Aと私Bの葛藤が起きる場合は、

私と私の手足との対話にかえると 膠着状態を脱しやすくなるかもしれません。

例えば・・・

私A「行くべき」私B「行く必要はない」と義理をはたすか否かで葛藤していると、堂々巡りで疲れてきます。

では、「私の足」に聞いてみましょう。もしも、足が語れるとしたらなんと言うでしょうね

「運動不足なんだから動いてみれば」「なるほど、長時間じゃないし運動に行くか」

 

■セラピストは感情と思考・想像を区別することが必要で

そのトレーニングのワークで、思考のほうが多いことに気付きました。

1 網膜に映ったままに言ってください。(事実)

「髪が見えます。」(○)   「長い髪が見えます」(△): 長いか短いかを基準に照らし合わせ判断するので思考

*形容詞がつくときは、事実そのものに私の先入観が入っている

 

2 感情を述べてください

「素敵!」(直感) 「素敵だと感じます」(思考)

素敵か、素敵でないかを基準に照らし合わせて判断しているので思考

*主語が「私」から始まらない「あなた」「それ・それら」「彼・彼女」から始まるものには思考が多い。

 嬉しい 寂しい 辛い 幸せ ・・・など感情表現の語彙力を高めなくてはいけない

 

 

■動作に注目

話すときに、手や体幹や、目の動きや表情全てが動きます。

それを向かい合って真似てみます。

動いてないようで、動くもんだと改めて驚きました。

その、表情の変化や動作の背景にあるものを感じるセンスが、求められます。

今、かかとが上がりましたね、今、手を開きましたね

を入り口にすることも可能です。

 

一番印象的だったのは、ネガティブな感情の受け止め方です。

憎らしい対象を殺したいとづっと思いつめていると言った相談者に対して

クッションを相手とみたて、コピー用紙を丸めてナイフをつくり

「ここで、刺してください」と渡す。

刺す真似だけでも、できる人・できない人反応は様々であるが

「やってみて、今 どう感じていますか」と聴いてみる。

未完の行為を仮に達成してみると、どんな気持ちになるか考えてみる。

私は殺したい気持ちを強化することにならないか心配だと質問すると

世の中の殺人事件は我慢の限界を超えて起きる。

その前のガス抜きで予防は可能ですと教えていただいた。

相談室にサンドバックがあるのも、怒りという感情が特別なものでない証拠だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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