笑顔浴

優しい時間

本当に正しい?

2010年08月31日 | Weblog
(memo)

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
マイケル・サンデル (著), Michael J. Sandel (著), 鬼澤 忍 (翻訳)

5人が飢餓で死にそうなとき
弱った一人を4人が殺して食べると悪いか?

ドキッとするような質問に
私は何を正しいと判断し、何を正しくないと判断するか。
じっくり考えてみたい人にオススメ!

8月に東京大学で1100人が参加した講義の模様は、
NHK系で10月31日と11月7日に放送予定。
激論が聞けるらしい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おー!

2010年08月30日 | Weblog
待合室で新聞の小学生の寄稿を読んで
いいなと感じたので紹介します。

「え~!」と言わず「お~!」と言おう
 という呼びかけでした。

「今から小テストします」
「え~! 良い点がとれないよ」

「今から小テストします」
「お~! 何点とれるかな」

え~!と言う時は、物事のネガティブな部分に注目し
お~!と言う時は、ポジティブな部分を見ているのでしょうか

仕事も家事も雑用も書き出すと20ほど抱えています。
こんなときこそ、「お~!」と、とりあえず拳をあげて
片付けたあとの爽快感をイメージし
気持ちを高めて簡単なものからやっつけるといたしましょ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お誕生祝い

2010年08月29日 | Weblog
昨夜はネコの隠れ家という意味のイタリア料理店で食事しました。
Bちゃんは猫のモチーフが好きと昔聞いたので
グルメブログの口コミにあった
「こんなところにもネコの置き物!」に期待してゆきました。
私が見つけたのは招き猫1匹だけでしたが探すといろいろあるそうです。


食事の途中でお誕生日を祝うために照明が消えて
ケーキのキャンドルの灯りで笑顔が見えました。
居合わせた私達も拍手で参加したのですが、綺麗な「お嬢さん」でした。

あんな頃もあった、あった~
「おばさん」に達した私達は、身体の変化を確認しつつ
老いの不安もひしひしと感じながら、順調に次の成長ステップへ
10年後には、お婆ちゃんですがな・・・

「お婆さん」をやるのも初経験ですから、
エンディングノートで前半の人生のまとめと 残された時間割りを組みましょう。
いつ死んでも、後悔しないように
感謝の気持ちを、態度と行動で伝えられますように。


「お嬢さん」へ
 お友だちと迎える「おばさん」の時期もナカナカいいもんです。
 どうぞ、安心して年を重ねてください。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グルメ通

2010年08月28日 | Weblog
午前三時まで新規オープンのレストランを検索していました。
グルメコメントを読むと筆者のお人柄が伝わってきます。

お料理の批評もさることながら
お値段とのバランス
お店の内装へのこだわり
子供づれで快適にすごせるか
トイレや駐車場 
オーナー情報やシェフがどこで修行したかまで
ほー!と驚く経験情報が盛りだくさんです。
行ってみないとわからないことの多いこと!


私の住む町にも人気店がありました。
その前をいつも通るのですが
有名店は繁華街にある という思い込みと
2階への階段は昇れないだろう、
外装がお洒落じゃないから美味しくないだろう
と決め付けていました。
メニューの写真をみると、エクセレント!
階段には手すりがついており、何とかなるかもしれません。


行きつけのお店も、そして、頼りにしていた人々も
それは突然に、あるいは知らない間に、
消えてしまう事実を私は知っています。
それでも愉しく暮らせるのは、新しいお店や、新しい人々と
出会っているからでしょう。

先入観を捨てると、
美味しいものに出逢える可能性が広がりますね。
「やめときゃよかった」と後悔も当然味わうでしょうが
「!!」を発見する冒険心を持ち続けたいものです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほっと一息

2010年08月27日 | Weblog
今日は緩和ケアのティーサービスの日でした。

毎週、Iさんがお菓子を手作りなさいます。
夏場は冷たくてのど越しのよいヨーグルトケーキや
チーズケーキなども準備してこられます。
気を遣い、工夫を重ねるお姿に自然に頭が下がります。

ベットをわざわざ起こして「待ってました」という笑顔で
迎えてくださったのがとても嬉しくて!と
お部屋に届けに行かれたKさんも嬉しそうで~


「何も口にしなかった人なのに、抹茶とお菓子を食べました」と
食器を返却にこられたご家族と、一緒に喜びました。


「1日中、部屋に居ると気分が滅入ってしまう」と
おしゃべりで気分転換しにこられる奥様も
病気の話ではない話題で楽しそうでした。


悲しい事や、辛い事が消えて無くなるわけではありませんが
それらを感じている時間を短くすることは可能かもしれません。
ほっと一息いれている皆さんを見ていると
穏かな時間で心のエネルギーを充電してくださいますよう願わずにはいられません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳を使う

2010年08月25日 | Weblog
週に1~2回のバイト先が夏休みに入ったので、
この1ヶ月は本来のカウンセラーペースで暮らせます。

講義の前は、下調べとお話の予行練習とプリントワークの作成
講義の後は、プリントワークの採点と平常点の集計
プリントワークをやめて、説明だけにしたら
私も学生もラクチンになるのですが
国家試験対策には効果がある気がして・・


私の説明と順番に教科書を読むのを聞くだけでは
お友だちとのおしゃべりでブロックされた脳は無反応で
50分後に本日の内容を尋ねても「???」

ところが、おしゃべりを許可しても、
自分で教科書から答えを探し、あるいは内容を要約し、
図を描いたり過去の試験問題を考えるワークを提供すると
数分後に、おそろしいほど静かになります。

自分で考えて、目や手を使って描く作業は
脳の様々な領域を興奮させ、記憶にとどめるのでしょう。

ただし、
これはデメリットだよね~と感じるのは、
高得点で達成感や満足する学生がいる一方で
作業しない学生の存在が浮かび上がること。
平常点の格差が大きいこと。

おしゃべりする相手がいなくても
「居眠り」「ゲーム」「メール」「読書」をしながら
出席点を確実にゲットできる彼らが、
平常点もゲットできるための面白い学習方法を考えなくちゃ!
と今日も悩んでいる私です。

きっかけさえあれば、頑張る人達だと思うので~

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢を語る

2010年08月24日 | Weblog
夢を語りながら、
その気になってしまうのは私だけでしょうか。

なりたい目標が具体的に見えていると
そちらに向かう悪路さえ、近道に思えてきます。

不満を語りながら、
「もう止めていいよ」の許可を求めてしまうのは私だけでしょうか。

思い通りにいかず、疲れきってしまうと
楽な道の方が、真実の道だと考え始めるのです。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学問のススメ

2010年08月22日 | Weblog
児童虐待の発生件数は、データーを取り始めた20年間に40倍。
原因は、貧困環境と学習環境と人間関係じゃないかと
深夜から朝までのTV討論を聞いて考えました。
「児童相談所にすべて押し付けて非難するばかりで、いいのか?」
「児童相談所を社会がネグレクトしている」という発言に胸が痛みます。
江戸時代の写真には、父親が子供を背負って仕事している姿が写っているのに
いつから、子供は部屋に隔離されて暮らすようになったのでしょう。


江戸から明治に活躍した福沢諭吉氏が学問を推奨されたときも、
時代に危機感を感じてのことだったと私は想像するのです。

「天ハ人ノ上ニ人ヲ造ラズ人ノ下ニ人ヲ造ラズト云ヘリ」

「サレドモ今広クコノ人間世界ヲ見渡スニ、カシコキ人アリ、オロカナル人アリ、
貧シキモアリ、富メルモアリ、貴人モアリ、下人モアリテ、ソノ有様雲ト泥トノ
相違アルニ似タルハ何ゾヤ?」

(ウイキペディア訳)

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言う。
 人は生まれながらに貴賎上下の差別ない。
 でも、今、広くこの人間世界を見渡すと、
 賢い人、愚かな人、貧乏な人、金持ちの人 身分の高い人、低い人とある。

 その違いは何だろう?
 
 それは甚だ明らかだ、賢人と愚人との別は
 学ぶと学ばざるとに由ってできるものなのだ。
 人は生まれながらにして貴賎上下の別はないけれど、
 ただ学問を勤めて物事をよく知るものは 貴人となり富人となり、
 無学なる者は 貧人となり下人となるのだ。」

日常的な、読み書き、計算、基本的な道徳などの実学を身につけ
法律を学び自分が守られていることに感謝し、
無知ゆえに己に都合の良い事ばかり言う事を恥知らずと知れ。
無関心を戒め、変化を畏れよ。学び、考えよ。
と言う声が聞こえます。

敗戦から復興する右肩上がりの経済成長期に生まれ育った私は
受験戦争や競争社会を必死で泳いできて、全国民が中流だった社会が
生活格差の大きい社会へ変化した事実に鈍感でした。
高齢化社会も 地球温暖化も、来るべき食料不足も戦争も
ちゃんと学ばないといけないことがたくさんあります。

そして、現代の人々の心がどの年代の人もキリキリ傷んでいることも。

夏休みのラジオ体操が都会から消えつつあるそうです。
地域の活動を担う人が高齢化し、お世話する人が消えたこと。
子供が減ったこと 大人が大人と会いたくなくなったこと。
想定外の危険な世の中になったこと。
他人を責めるモンスターが増えたこと。
「問題が発生したら責任が取れない」と行動しない人が増えたこと。


昨日は教育カウンセラーのスキル講座の進行係で参加させていただきました。
遠くからも集まり、熱心に学ぶ姿を拝見していると安心します。
皆さんがそれぞれの生活の場で、周囲の心を癒されたら
もっと良い国になりそうだと希望をもてるからです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不採用

2010年08月16日 | Weblog
先週、学生から声をかけられた。
彼から話しかけられたのは初めてだと思う。

「昨日、就職面接の不採用の通知が来た」
「え・・・」

「・・・・」
「多分ね、これからも何回でも不採用になるよ」
「え、何回も!」

「不採用はちっとも恥ずかしくない。
 右か左か、運の良し悪し程度と考えてよし!
 私はいっぱい不採用になったし、あなたが良いと採用にもなった。
 実力を磨きながら、面接の数をこなしてごらん、認めてくれる人に必ず出逢える」

 日本のあちこちで就職できない学生が大勢いる
 リストラされた後、就職できない大人も大勢いる。
 従来の公式が使えず閉塞感の中で悶々としても
 本人の能力が劣っているわけではない。
 変化に対応する「形」はどの時代でも生まれた。
 新しい職種、新しい仕事、新しい働き方
 考えるときは目を閉じず、大きく見開いておく方がいい。
 

私のメッセージは、私の先生からの借り物です。
「先生は失敗の先輩だから」と私を励ましてくださった。
私は怖れず失敗を繰り返し、なんとかなって
先生と同じように 踏み出す勇気を後輩に伝えています。

そうして、今日も新しい失敗に向き合うのです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イメージ

2010年08月14日 | Weblog
 運がよければ、成功できると語る人は
 あれこれずいぶん挑戦する人だ。
 運気を自分で運ぶのね!


 棚の牡丹餅が落ちてくるのを待つ人は
 来る日も来る日も、じっと忍耐できる人だ。
 とりあえずそこに、希望が見えている!


 瓢箪からコマがでてきたと喜ぶ人は
 やることをやって後から成果がついてくる人だ。
 思いがけないご褒美が嬉しい~!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする