笑顔浴

優しい時間

一日一善

2019年01月31日 | Weblog

 

私の同年代の人達にとっては、懐かしいフレーズです。

1970年代後半の頃から、毎日、日本船舶振興会のCMで、

笹川良一氏が子供たちと「一日一善」の掛け声をする様子や

社会奉仕活動の模様が紹介されました。

一日一善!

「善」は見返りを求めないで、奉仕すること。

私の行う「善」は、微々たるもので、はかない行為ですが

私達が行う「善」は、今よりも地域を住みやすくすると

自然に信じていました。

 

私は医療職にすすんだので、

スポーツや文化、福祉その他の分野の笹川氏の貢献には疎いのですが

慈善事業の規模の巨額さに、ただ者でない存在感を今でも感じます。

WHOの天然痘根絶事業に、民間団体としては世界一の資金協力をしたそうだとか

(財)笹川記念保健協力財団を作って、各国のハンセン病院を慰問して回ったそうだとか

ハンセン病のワクチン改良のために、自らワクチン接種の第一号被験者になったと知り、

誰もができることではないぞと、敬愛しています。

 

笹川氏の「一日一善!」をTV画面から浴びて大きくなった

50代60代の大人に受け継がれているのを感じて

嬉しくなる日が、多々あります。

おじさんや、おばさんは 優しい人がいっぱいです。

 

 


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光陰矢の如し

2019年01月30日 | Weblog

アロマキャンドル(10円)で6時間 

室内の暖房に重宝しています。

 

今日はブログ解説から3746日めらしいです。

いつの間にか 年月は過ぎてしまうのですね。

今日もご訪問くださり ありがとうございます。

 

昨夜、問い合わせのメールをいただきました。

「2006年開始の産業カウンセラー実践講座受講者名簿に

 お名前がありますが、途中でお休みした年度はありませんか?」

そんなに昔から受講してたっけ??

確認のため受講記録を遡ると、そうでした。

 

2006年3月10日は「ひきこもり・家庭内暴力」事例を受講していました。

ひきこもり支援も・DV被害者&加害者支援も、昔に比べて知名度をあげました。

しかし、問題が起きていたのは、随分前からで

相談現場のカウンセラーは、大学の研究者よりも先に

時代の異変に気付くのだと、その時 教えていただきました。

 

臨床カウンセリング研修会に私が参加し始めたのは

2004年4月23日からで、この日は

カールロジャーズの面接ビデオを見て興奮したのを覚えています。

教科書の中の人が 動いて、声がきこえるのですもの!

来談者中心療法は、マスターすべき基本の一つであると学びました。

交流分析と行動療法も、いつでも使えるように

現在も習得に励んでいますが、まだまだですわい。

 

キャンドルが消える前に、一次的に 炎が勢いを増します。

その時期を過ぎると、次第に弱弱しくなって

音もなく終わります。

 

教えてくださる先生方が年々ご高齢となり、

現場から退かれたれたり、二度と講義を拝聴できなくなり

これほど、不安で、心細いことはありません。

受講生の私も 年を重ねるばかりで情けないことです。

 

確実なのは、将来のいつかではなく 今日だけです、

こんな半人前ですが、

学んできた全てで 誰かの役に立ちたいと願います。

いよいよ私も、炎の勢いが増す時期に達したようです。


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当選

2019年01月28日 | Weblog

 

年賀状が当選して、

今年は切手シートを5枚もいただいちゃいましてね!

少ない枚数なのに 母も1枚当選して、

ずいぶん 確率高いね~と喜んでおります。

使うのがもったいなくて、これまでの数十年分を

大切に保管しているんですけど・・・

 

郵便局の帰りに、近所のスーパーに立ち寄ると

1000万円当選の横断幕が出ていました。

いつものように、私は300円あたりましたよ。

生活圏に、高額当選者がいるなんて!

宝くじで1000万円も当たる人は、

ここではない、どこか遠くに住んでる人という先入観があって、

ましてや、私に当たるイメージは、皆無です。

 

非日常の想定外の出来事が、

ありえないほど幸運なことも、

想像を絶する最悪なことも 

自分とは無関係に思えますが

特に、悪い出来事に対する覚悟や備えを 

普段からしておかねばなりませぬ。

 

 


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夢の力

2019年01月27日 | Weblog

 

駐車場に到着すると、アラレが降ってきました。

まもなく、前方が真白で見えない程に!

その勢いが もの凄かったので、車内で待ちました。

杉田峰康先生の宿泊研修時期は、毎年 寒い~!

 

心理療法統合の時代に向けての交流分析の視点から

精神分析と夢:「夢は誰のものー夢から学ぶ」

フロイト ユング アドラーが、「夢」を

どう理解したかを比較しつつ整理くださったので

以前よりも「夢」を身近に感じるようになりました。

つじつまの合わない物語や、登場人物や動物

場所や道具などにも、語られる夢は

実は、本人にとって深い意味を持つことを感じました。

 

夢を語り、その意味を模索していると

現実の問題につながっていきました。

ゲシュタルト療法の空椅子を使ったカウンセリングを

目前で何例も体験できたことは貴重で、

何を質問すればよいか、どこで介入すればよいか

ヒントをたくさん教示くださいました。

 

杉田先生は86歳になられたそうですが

活動的な振る舞い、ユーモアや問いかけで

2日間が、あっという間に過ぎました。

「お役に立っていますか?」と声をかけてくださったり、

質問には快く応えてくださるお姿を モデルにしたいです。

 


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演習

2019年01月25日 | Weblog

 

講師席に座って、会場をぼんやり眺めます。

もうすぐ ざわざわとした音が聞こえて

光の中から、医療・福祉・介護の現場で働く

専門職の皆さんが現れます。

 

精神科医の山内美智先生が

「自殺未遂者への接し方」を講義され

私は後半の演習を担当します。

 

真心で優しい声掛けをすれば、うまくゆく。

感謝されるはず、私は信頼されるはずという

期待を手放しましょうと伝えます。

ゲートキーパーの心が折れないように

がっかり体験も事前に練習しておきます。

怒らないで・・諦めないで・・違うアプローチを考えましょう。

私の思い通りに展開しないほうが、圧倒的に多いもんです。

 


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「いじめ0」は大人から

2019年01月22日 | Weblog

 

 

Hさんご愛用のアイマスクを頂戴しました。

ありがたい、ありがたい。

こんな良いもの、あるんですか。

就寝前に使ってみると、じんわりと温かく、目の筋肉がほどける感じ・・・。

(温度が下がるのを知らないので、そのまま寝てしまったようです)

余分に購入して、私は職員室に差し入れてあげましょう。

 

今朝、たまたま

いじめstop 笑顔あふれる地域フォーラム2018

の録画をTVで観ました。

小中高生と大学生 教員や父兄 地域の大人が大集合して、

いじめをなくすために何ができるかを

スモールグループで話し合って、全体会議で発表していました。

進行を大学生が担当していて、いいなあと感じました。

 

「君たちはどう生きるか」 (岩波文庫) 文庫 – 吉野 源三郎 (著)

のコペル君が、友達が暴力を受けている現場を見て

怖ろしくなり、約束通り行けなかった場面を、

正解はないけど、話し合う中で

子供も大人も、いっぱい考えて意見交換したと想像できました。

この時間が心を醸成させるのだろうと思います。 

 

 

特に私が影響を受けた意見は

「子供は大人の背中を見て育つのだから

 大人から積極的にいじめをなくし、子供に見せてください。」

 というものでした。

いじめ0を、先ずは大人社会で達成してから、子供に要求すべきで

子供にばかり、いじめ0を学ばせるなというご意見は、

確かに ごもっともである。

 

悪いなあ~、本当にすまんことです~

大人の社会が非常にややこしくて 

話し合いが決裂すると、互いが正義で暴走してしまう。

私達が正しいと思い込むと、

どんな残酷なことでもしちゃうのが人間。

世界中で、いじめあってると 言えなくもないから

「平成」が平和で本当に良かったと心から喜ぶ大人は、

平和の危うさを良く理解できているからだと思うの。

 

相手の気持ちを慮って、折り合う上手さを、

大人がモデルとして見せてあげたらいいのかな。

私に、それができているか?と、問われると

懸命な努力が必要じゃ。

でも 私なりに、頑張ってみるよ。

 


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ねすカフェ

2019年01月18日 | Weblog

 

 

<国家試験実技まであと13日>と表示された

特大日めくりで、カウントダウンが始まっています。

ご挨拶して、着席したとたん

「あーしんど~」という声が聞こえてきたので

小テストを始める前に、

何かお話ししてあげることにしました。

 

「皆さん、デスカフェって知ってますか?」

「ねすカフェ!」

「あーちょっと違う~」

 

みんなでおしゃべりしてみましょう。

テーマを言います。

太陽系の彼方から 想定外の彗星が現れて

凄いコンピューターで計算すると

2年後に地球に衝突する予定だとわかりました。

今朝のニュースで国民にお知らせがありました。

彗星は巨大な大きさで 人類も恐竜と同じ歴史をたどるかもしれない。

皆さんは3月に卒業し、新年号初の社会人として

就職したばかりだというのにねえ・・。

さあ、あなたはその日まで どう生きますか?

 

A「ええ?・・うーん、うーん・・ 自殺する」

B「ええ? 2年後に死ぬのに 自殺するの?」

A「毎日が衝突不安で苦痛すぎるよ、俺はそんなの嫌」

 「なるほどね、B君はどうするの」

B「俺は女の子と遊ぶ!それから、家族や友達と楽しい旅行もするしね。

  やっぱり、せっかく勉強したから 一度は働いて死ぬ」

 「なるほど!」

C「これまで、言いそびれていることを伝えたい」

 「それは、たとえば 感謝の言葉ですか」

C「そう、ありがとう。それと、好きな人に好きと告白して

  嫌いな人には嫌いと言う」

 「嫌いも、いうのね」

D「僕は真面目に生きます」

E「私は、いままでどおりで、特に何も変えない」

B「ああ、それはいいね」

F「勉強は、もうしません」

 「勉強は あと1ヵ月の我慢です」

G「地下にシェルターを作る」

 「食べものを 倉庫に保存するのかな」

G「そして、地下都市ができる」

 「壮大な構想だ」

H「よし、俺は人類のために 彗星の軌道を変える宇宙船に乗る」

I「お前、アニメのヒーローか」

 

(ー省略ー)

 

自分にとって大切なことが みんな違うと良くわかりました。

私達が自由に使える時間は有限です。とても貴重です。

どう使うかを、自分で選択できます。

一日を大切に生きてください。

それでは、本日のメインは感染症のまとめです。

 

 


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デスカフェ

2019年01月16日 | Weblog

 

受験生の皆さん向けのヨーグルトですね。

今夜のガッテンでは、「とんかつ」の

美味しい揚げ方を教えてもらいました。

 

私達は、全員が勝組を目指しますが

負けてくれる人がいてこそ 勝てるわけで

勝った後は、負組のために 貢献してほしいものです。

勝った、負けたと一喜一憂しつつ

全ての人に 死が訪れます。

 

最強の教養と紹介される<死生学>

死を語ることは、生きるを語ること

放送大学ラジオで紹介された

「デスカフェ」をネット検索してみました。

 

若い僧侶8人のグループ「ワカゾー」は

2015年夏から京都市内で2カ月に1回のペースで 

毎回、死に関係するテーマを決めて開催。

参加者の8割を20代が占めた。

僧侶の一人、長嶋蓮慧さん(27)によると、

「死について語りたくても語る機会がなくて、

もやもやした気持ちでいる若者も少なくなく、

募集をするとすぐに参加者が集まった」らしいよ

 

あるデスカフェでは

「余命1年と宣告されたら、どうするか」と

いうテーマで語り合ったら

「死について何も考えていなかった」という人も、

人の話を聞いて、自分で語ってみたら

「自分にも死に対する考えがちゃんとあることに気づいた」という。

 

死をオープンに語ることを経験することで、

どんな医療や葬儀を求めるかなど終末期の迎え方を、

より具体的にイメージしやすくなる効果もあるらしい。

 

デスカフェとは・・

「デスカフェ」は、スイスの社会学者バーナード・クレタッズ氏が妻との死別をきっかけに始めた。

*「死をカジュアルに語る場」

* 死を語ることによって、今をどう生きていくか?

 

大切にすること・・・

*結論を出す場ではない

*お互いの想いや考えを尊重する。

*身内や親しい人を失った人の ケアやカウンセリングの場ではない

*お茶やお菓子を食べながらカジュアルに語る

 

参加して語りあってみたいなあと思いませんか?

 

 


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共感される安堵

2019年01月13日 | Weblog

 

 

 

小雨の中、産業カウンセラー実践講座。

駐車場が混むのを見込んで1時間前に到着すると

楽器を持った子供たちと、きれいなお母さんたちが

小走りで会場から帰宅しているところだった。

 

12月と1月は同じ相手とペアを組んでいる。

連続した相談の経験は、現場に即した練習になる。

長谷川先生のお話を拝聴する。

「実際に自分が体験してみて、はじめてわかる。

 少し話を聴いただけでは、人の気持ちはわからない。

 解決よりも共感が大切」

 

ロールプレイで、否定されないで話を聴いてもらうと

これほど楽になるものなのかと実感する。

 

悩んでいる時というのは、

頭では理解したのに、気持ちが追い付かない葛藤状態である。

理屈はわかるよ、でも、私は納得できない。

ウダウダ ウダウダ ウダウダ

私の不平・不満を 言葉にして、整理すると、

具体的に 理由の尻尾が浮かび上がってくるのを感じる。

気づきである。

それは 私の価値観や、経験や、防衛だったりする。

思い込みや我儘かもしれない話を、遠慮なく語れるとしたら

安心できる安全な環境が必要で、叱咤激励されたら萎えてしまう。

現実をどう受け入れるかを 

私なりに懸命に模索するわけで 時間がかかる。

その場の思い付きで、正論アドバイスを頂戴しても

そんなの 百も承知である。

自分自身でもわからない、とらえどころのない うっとうしい話に

誰が50分も真剣に付き合ってくれるだろう

心理カウンセラーである。

 


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暗記は書く読む歌う

2019年01月10日 | Weblog

 

 

国家試験(技能)受験日まで、あと1ヵ月。

時間割表を眺めると、本日の座学は私だけで

実技科目で埋まっています、

いよいよ受験シーズンが到来しました。

 

「昨日、何時までやったん?」

「6時まで」「スゲ~」という声が聞こえました。

昨日は始業式だったのに、頑張っとるなあ~

既に インフルエンザ欠席の人もいて

担任の先生方の 心配の絶えない日々が始まります。

 

学科試験は3月3日。

本日の小テストは、5問中 4問も正解した人が大勢いました。

いいぞ、その調子じゃ!

でも、消化器系の問題の正解率は、なんと1割。

1年生の範囲は、忘れちゃうよね~。

「今から <消化器系これだけは!>を伝えます、この時間で覚えましょう。」

 

見て覚える・・・

書いて覚える・・・

読んで覚える・・・

それでも無理なら、歌ってみましょう。

替え歌でもいいし、リズムに合わせてラップ風にも

A君はダンスが上手だから ステップに合わせてもいいね

 

では、内分泌器腺とホルモン名の一覧表を ラップ風にやってみます~。

下垂体!(かすいたい)♪♬

 甲状腺 刺激ホルモン

 性腺  刺激ホルモン

 乳腺  刺激ホルモン・・・…(沢山あるので省略)

 

教卓でリズムを刻んで、ラップ風に歌ってみました。

「面白ーい」とクスクス笑ってる人 自分の机で真似る人

複雑なリズムを重ねて 盛り上げてくれた人

一緒に声を合わせる人、そして、ただただ唖然とした人。。。

スイマセン、突然、驚きますよね。

  

今は、暗記どころではないと思うけど

自分の声で録音して、実習中にBGMで聞いてみてはいかがでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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