風で飛ばされた雨が青空の部分まで飛び、そこに虹が架かかりました。
この写真はフイルムで撮影したものですが、右側にある雨雲もカラーバランスの崩れによって青く映っています。
本来ならカラーバランスが崩れるということ自体商品の欠陥なのですが、その欠点をうまく利用して作品づくりを行ってきました。
つまり、肉眼で見ることの出来ないフォトジェニックな世界を造ってきたのです。
こうして見るとフイルムの魅力にぐらっと来ますね。
Hasselblad 503C/W,Sonnar 150mm,1/8sec. f/22 RVP