菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

稚魚の放流

2010年04月08日 | Weblog
 
美瑛ロータリークラブの奉仕活動、シャケの稚魚の放流課外授業。
今年は美進小学校の子供達。
20数名の小さな学校ですが、元気な声が響き渡りました。
赤羽の丘近くの宇莫別川に放流。
約250Km先の石狩湾を目指し、長く厳しい旅が始まります。

課外授業。

2010年04月08日 | Weblog
 
風景写真家とはいえ、私が撮っている主な被写体は美瑛の農風景。
正直、農家の方々の苦労をよそ目に、ただ美しいといってパチッと撮るわけですから、限りなく一方的な行動です。
それだけでは申し訳ないと思い、恩返しというのもおこがましいのですが、町内にあるいくつかのボランティア団体に所属し活動しています。
この課外授業もその一つ。
ご存じの方もいると思いますが、国際ロータリーなる本部がアメリカにあるのですが、その活動団体として美瑛にもロータリークラブがあります。
移住して間もなくこのクラブに入会して、誠に微力ではありますが奉仕活動を行っています。
活動は様々ですがその一つ、子供達に生き物の尊さや水の大切さを知ってもらうために、毎年ニジマスの放流を各小学生を対象に行ってきています。
今回は趣向を変えてシャケを卵から育ててもらい、稚魚になったら近くの小川に放流するという事業を行いました。
昨年暮れに卵からかえったシャケがご覧のような稚魚に成長し、そして今日はその放流式。
珍しくすっきりと晴れた青空の下、赤羽の丘近くの宇莫別川に放流しました。
北海道の子供達だからシャケの稚魚など見慣れていると思いきや、皆さん初めてとのこと。
元気な声が響きわたりました。
でも、一番楽しんでいたのは我々ロータリアン。
数年後、成長してほんとうにこの川に戻ってきたらロマンですね。
その為にも皆さん、川はいつも綺麗にしておきましょう。

国際ロータリー