MAXARTはエプソンの大判インクジェットプリンタのブランドで、東京にいる頃はすでに関連会社でPX10000(B-0ノビ対応)という機種を導入していました。
写真画質といううたい文句で、オフセット印刷などの色校正用としても使用できるという優れもので、いわば憧れ的存在でした。
2005年にコンシューマー用として始めて販売されたのが、A-3ノビ対応のこのMAXART PX5500です。
それまでは染料タイプのPM3300という機種を使っていたのですが、販売と同時に札幌まで出向き即購入。
ワクワクしながら箱を開けたのを今でも鮮明に覚えています。
しかし、ここからが本題です。
よく当たり外れがあるということを耳にします。
メーカー品でそんなことはあるはずがないと思っていた私ですが、ことこの商品(機種)に関しては全くのハズレでした。
箱を開けて接続しても何の応答も無し。
PX5500はネットワーク接続は無理ですが、USBの他にアップルが開発したFireWire接続が可能になっています。
この接続が壊れているということがわかり、まだ一度も使用していないうちに即修理入院。
その後も何回か接続不良で入退院を繰り返しました。
それだけではありません。
紙送りが悪かったり、色むらがあったりとかなり修理調整を重ねました。
一度オーバーホールを行おうと、ヘッド交換(もちろん有償です)も行って、さあもう大丈夫と思ったら、またまた紙送りがうまくいきません。
「いい加減にしろ!」
切れてしまった私は、その時以来ここ2年ほど全く使用していません。(ヘッド交換後未使用)
もう修理に出すのはゴメンです、こと疲れ果てました。
憧れだったこのMAXARTは、この冬遂に粗大ゴミに出される運命です。
(MAXART自体は高評価を得ており、おそらくこの機種だけの問題と思われますので、全般の評価では決してありません。)