菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

モーツアルト、レクイエム

2020年12月26日 | 音楽
昨日はクリスマス。
久しぶりにYouTubeのはしごで、モーツアルトのレクイエムを聞いてみました。
レクイエムとは「死者のためのミサ曲」で、死者の魂の安息や救済を神に祈り、捧げる歌の事といわれています。

モーツアルトが生涯作曲した曲数は626曲で、このレクイエムのケッヘル番号は626番。
つまり、このレクイエムが、モーツァルト最後の作品となった曲です。
しかし、モーツアルトは作曲途中で亡くなってしまいました。
作品は未完のままになってしまいましたが、弟子達により補筆し完成させたという曲でもあります。

昨日聞いたオーケストラは5〜6団体。
曲は1時間くらいかかりますので、朝から晩まで聞いたことになります。←随分暇なことを。
その中で特に印象に残ったのは、
Gregory Carreño Simon Bolivar Orchestra of Venezuela
調べてみてもあまり情報が無かったのですが、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラといって、ベネズエラを本拠地とするオーケストラらしい。
指揮者もあまりわからず。
でも、内容が素晴らしかった。
テンポは極めてゆっくり。
カラヤンやバーンスタインなどもゆっくり目ですが、それよりはるかに遅いテンポ。
どこのオーケストラも概ね1時間以内で終わっているのですが、このオーケストラの時間は1時間10分以上。
特に第8曲 ラクリモーサ「涙の日」という曲のラストで、アーメン、と歌うところがあるのですが、この長さが驚異的でした。
後で時間を計ってみたら、なんと25秒ありました。
かなり荘厳な演奏で、鳥肌が立ちました。

ちょっとマニアックな話題になりましたが、興味がありましたら皆さんも是非聞いてみて下さい。

Requiem - Mozart KV 626 Gregory Carreño Simon Bolivar Orchestra of Venezuela

Simon Bolivar Symphony Orchestra of Venezuela
Simon Bolivar National Y...

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