超ビンテージワイン

この3日間、ドローンによる農作業風景の撮影アテンドを行ったのですが、天気が悪く撮影出来たのは1日だけ。
最終日は飲むしかないでしょうということになり、クルーのディレクターさんが大のワイン好きということでワインハウスに出掛けました。
そのディレクターさん、案の定オーナーとも意気投合。
どういう経緯かわかりませんが、話が弾む中でビンテージワインがあるので開けてみようということになりました。
クロ・ド・ヴージョのグラン・クリュで1928年もの。
すでに88年が経過しています。
果たして飲めるのか。
オーナーが慎重に抜栓、皆固唾をのんで見守りました。
やはりコルクがもうボロボロです。この感じだとブショネ状態かと思われたのですが、なんと見事に息づいていました。
素晴らしい。
味は熟成しきっているためか、非常にまろやか。
ぶどうの香りもほのかに残っていて、タンニンもしっかりと感じられます。
そして、ふんわりとブランデーのような香りもします。
仕込んでから88年。
食べるものでこれだけ長く保存できるのはワインくらいしかないでしょう。
改めてワインの偉大さを知った夜となりました。









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