菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

試される日本

2011年03月17日 | Weblog
 
世界中が固唾を呑んで見守っている原発事故の復旧作業。
この原発に関しては様々な意見があるでしょうが、これまでの経緯は別にして、今命がけで戦ってくれている方達がいます。
職務とはいえ、心から敬意を表したいと思います。
首相の言葉ではないのですが、「もう、あなた方しかいない、覚悟を決めてくれ!」

今、あらゆる面で日本は試されています。
望みを繋ぐこの最後の作業だけは、是が非でも成功させてもらいたい!

我々にできること

2011年03月16日 | Weblog
 
巨大地震のせいか、このところ全く落ち着かない。
不安で眠りも浅く、気持ちが落ち込んで無気力になってきます。
原発のこともあるし、仙台に住む叔父家族の安否がまだわからないというのもあるかも知れません。

そんな折、今日の新聞に精神科医、香山リカ先生のコラムが掲載されていました。
読んでみると、何となく気が軽くなるような内容だったので紹介します。

「これを読んでいるあなたは、とりあえず今は安全な場所にいるのだろうか。」と冒頭始まります。(以降かなり中略します。)
被災したおびただしい映像の連日で、それを見ている人達もかなりリアルな疑似体験をしています。
そうなると、私たちも被災地にいる人にも匹敵するような大きなダメージを受けてしまうのです。つまり、トラウマ後遺症がかなり発症する。
また無気力とは逆に、「何かしたい」と思い、目的もないまま動いてしまう。人と話していてもイライラする。
これらは、すでに心が深刻な傷を受けていることを意味しています。

助けの手をさしのべるべき立場にいる人が、心のケアを必要になるといった事態は何としても避けなければならない。

これからは日本中がお互いを支え合い、励まし合って立ち直って行かなくてはならないのだ。
その為には自分で自分を守ること。
そうできる人は、ゆっくり体を休め、食事をきちんと取り、お風呂に入って体を温める。
「被災地の人に申し訳ない」と思う気持ちもわかるが、自分を維持することが被災していない人の義務だと思う。
「あなたの力が必要」といわれるその日の備えに、自分の生活と健康を守る。
それが今、私たちにできる最大限のことではないだろうか。

あたりまえであること

2011年03月15日 | Weblog
 
あたりまえに起きて、
あたりまえに顔をあらい、
あたりまえに食事をとる。

あたりまえに水があり、
あたりまえに電気が流れている。

大切な人達があたりまえに身近にいて、
そしてあたりまえのように日々がすぎてゆく。

あたりまえであることが、これほど愛おしく思える日々はない

涙雨

2011年03月14日 | Weblog
 
今日の美瑛は冷たい雨になっています。
まるで涙雨のよう。

被災地はもちろんですが、更に原発事故が気がかりです。
今回の事故は「想定を超える災害のためであった」と釈明があったが、そういう場合だったら許されるというのだろうか。
一刻も早く沈静化することを節に願っています。

巨大地震

2011年03月12日 | Weblog
 
恐れていた巨大地震が発生したようです。
美瑛でも振幅の大きな揺れが長い時間ありましたが、特に影響はありません。
被災地の方々、また亡くなられた方々に対し、お見舞いとご冥福をお祈り申し上げます。

一刻も早く静まってくれることを願うばかりです。

限定公開

2011年03月08日 | Weblog
美瑛・富良野ブルーレイ、丘のある風景から「月のある風景」(仮称)をYouTubeにアップしました
まだ完成版ではありませんが、ブログを見てくれている方のみの2~3日限定公開です。
HD画質でアップしていますので、解像度を上げて高画質でお楽しみ下さい。
ギター演奏がこれまたすばらしい。
ドビッシーの月の光、アレンジ・演奏は土屋祐介氏です。

撮影・編集 菊地晴夫 acoustic guitar 土屋祐介
月のある風景

Mark3に期待

2011年03月07日 | Weblog
 
連日、動画編集やら整理で、体がかたまっています。
何時間も同じ姿勢で座っているので、このところ持病の腰痛に悩まされています。
時折、You Tubeでラジオ体操。
今はこれが日課になっています。

写真はLight roomでの動画入力画面です。
サムネールの画像左下にムービーマークが付くようになります。
Light room3になってムービーが読み込めるようになり、一元管理しやすくなりました。
これをクリックしてRAW現像できるような感覚になるのですが、残念ながらそれは出来ません。
つくづく5Dムービーで現像まで出来たらもすごいのにと思うのですが、さすがに叶わぬ夢。
今後のMark3に期待しています。

実はムービーでも撮影後、RAW現像が出来るという夢のようなカメラが存在するのです。
それは「RED ONE CAMERA」
それほど普及しているわけではなく詳細ははっきりわかりませんが、とにかくすごいの一言。
有効解像度は最大で4520×2540ピクセルのプログレッシブスキャンで、現行のハイビジョンカメラ(1920×1080)の倍以上の画素数です。
今のハイビジョンTVより2倍綺麗に見えるといった感じ。(単純に・・)
もはやムービーの域を遥かに脱しています。
デジタルはここまで進化しているのか。
こんな夢のようなスペックを5D Mark3に期待するのは酷でしょうか。

レッド・デジタル・シネマカメラ・カンパニーはこちら

編集始まる

2011年03月05日 | Weblog
 
先日、ブルーレイ用の楽曲が届きました。
実にすばらしい仕上がりです。
編集作業中につい聞き入ってしまうほど。
追加で頼んだ「月の光」も美しく、タイトルがはっきりしているこのチャプターから取り組んでいます。
しかし、意外に難しい。
取り合わせのイメージが頭に浮かばず、今日は一日中試行錯誤。
でも、先ほど何とか終曲まで埋め込みました。
通しで見てみると、やはりちぐはぐが目立っています。
まだまだ再調整が必要のようです。