
今年のクルーレスソーラーボート大会は、少々悲惨だった。
どうも最近、天気が良くない。
今回も、初日は曇りで2日目は雨だった。
結局、立命館大学のチームは入賞を逃してしまった。
残念。
ただ、人も物も、もう少しタフになってほしいと思う。
ロボットはタフでなければ生きていけない。
その意味で、いつものことながら、浦先生の活力には脱帽する。

懇親会の前に講演会を開催したのだが、熱心な話に全員が魅かれた。
水中ロボットの歴史は、失敗の連続だった。
それでも懲りないで挑戦し続ける。
学生たちに見習って欲しいと思う。
負けないこと。
諦めないこと。
夢を持つこと。
そんなおじさん世代の姿勢を、若者たちに語りかけることが必要な気がする。

そう、もう少ししたらロボットの世界がやってくる。
このソーラーボート大会も18年を数える。
あまり進歩しない取組みだったが、それでも少しずつ変わってきている。
なにせ、雨の中でも走ったのだから。
ひたむきに頑張ること。
やがて陽がさすこともあるのだ。
来年は、国際的な大会を狙うとすると、それなりに仕組み作りが必要だ。