
台風が過ぎると、青空が広がった。
もっともな話だが、不思議だなとも思う。
雨が降り、風が吹くと、空気はきれいになる。
そう、地球はもともときれいだったのだ。
今朝も、大学まで歩いていく。
職人さんが街路樹を剪定している。
彼らもこの青空を待っていたのだろう。
冬に備えて、街路の木々は丸裸になっていく。
春まで少しの時間お別れだ。
剪定された木だけを見ていると、何の木だかわからない。

葉っぱや花があるから、植物の見分けはつきやすい。
よく見ると、結構面白い形の葉をしている。

左右に3個ずつ、合計6個の分かれ目がある。
ユリの木かな。
車に乗っているときには気がつかなかったことが見えてくる。
世界のあちこちへ行ったが、山の木々が美しいのは日本が一番だ。
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大和には 群山あれど とりよろふ
天の香具山 登り立ち 国見をすれば
国原は煙(けぶり)立ち立つ 海原は
かまめ立ち立つ うまし国そ あきづ島
大和の国は
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美しい島だ。。。トンボが飛ぶ。。。大和の国は
私たちは、もっと自信を持ってよいのではないだろうか。
その国の海が、放射性物質で汚染されることに、私は大きな違和感を持つ。