連なる鳥のように次々と台風がやってくる。
海水面の水温が27℃以上なら台風が発生しやすいらしい。
ただ、それだけでもない気がする。
もうひとつの条件は、上空の寒気との温度差ではないだろうか。
急激な上昇流と下降流が、低気圧の発達を加速するのではないのだろうか。
いずれにしても、この種の災害がちょっと多すぎる気がする。
これから大型の台風や竜巻が増えるのだろうか。
それを織り込んだ対策が必要な気がする。
そう言えば、赤道付近で地震も多発している。
何をどうすればよいかなどどいう名案はないのだが、最低限しなければならないことが出来ていないことは確かだ。
これは福島第一原発でもそうだ。
「コントロールされている」と叫ぶより、コントロールされていないことを前提とした緊急の対策が必要な気がする。
あちこちから聞こえてくる情報から推察するに、どうも本当のことが知らされていない気がする。
というより、「本当のことがわかっていない」ということがきちんと知らされていないのではないのか。
本当のことが分かっていないのだから、コントロールされていてもいなくても同じことだという論理か。
例えば、琵琶湖でベントを発見したとき、それを研究するなと言われた。
有形無形の妨害をされて、結局、十分な調査が出来なかった。
同じことが福島でも起きているという。
裸の王様も、自分が裸だと自覚する感性を持ち合わせていたら、恥をかかなかっただろうに。
問題は、現在の事態はもっと深刻だということだ。
極端な気象現象が増えていることを率直に認めて、予期しない災害に耐え得るシステムを早く作ったほうがよい。
そのためには、情報の共有化をしっかりと図ることだ。
既存の学問の枠組みを壊すときが来ているのかもしれない。