板倉先生を偲ぶ
(3)クルーレス・ソーラーボート大会
1995年頃だったろうか。
板倉先生(故人)、白倉先生(故人、医師)、小林さん(オプテックス社長)らと琵琶湖で楽しむ新しい遊びを探していた。
その集まりを「遊湖の会」と名付けた。
確か白倉先生の命名だったと思う。
1997年に満を持してスタートさせたのが「びわ湖クルーレス・ソーラーボート大会」だった。
ソーラーエネルギーだけで走る模型ボートの競争だ。
あれから17年間も続いている。
板倉先生には、その間ずっと大会副会長の要職を担ってもらった。
予算の確保から会場の手配、大会の運営など、ほとんど一手に引き受けていただいた。
年に一回のことながら、結構ややこしい作業だったと思う。
2013年、今年の8月にも元気そうな顔を見せていただいた。
「顔色がよさそうですね」と言ったら
「そうなんだ」と微笑んでいらっしゃった。
それが最後の出会いとなるとはよもや思わなかった。