今回はカフェでの公演。
会場となる「ロクジゲン」さんはとってもステキなカフェ。演劇を上演されるのは今回が初めてだそうですが、出版業界等では有名なカフェで、よく朗読会などのイベントを催されています。そのほかにもギャラリーとしてさまざまなアーティストの方の展示や催しも。
私の家からほんの10分程度の場所にあります。
家の近所にこんなステキなカフェがあるとは露知らず、去年たまたま脚本家の皆さんと集まる機会に連れて行って貰ったのです。
福岡から来ていたカフェ巡りが好きな本山久美子さんが荻窪にどうしても行きたいカフェがあり、いとう菜のはさんや藤井香織さんと行かれるらしいと聞いた私は、荻窪は近いからと急遽仲間に入れて貰いました。
本山さんがネットで見つけて「行きたい!」と思われたことが納得出来る、独特の空間に私が終始浮き足立っていると、「ここで演劇出来るんじゃないですか?」と誰かが言い出して。するとまた誰かが「こんな場所で出来たらステキ」と言いだし、「いいじゃない、いいじゃない」と全員が言いだし、消極的な私が「でもでも」と戸惑っているうちに、「このお店は演劇とかでお借り出来ないですか?」と、すでに誰かが店員さんに確認していました。あれはたぶん藤井さんだったと思います。その瞬発力に私が驚いていると、「いいですよ」とこれまたオーナーの中村さんが即答してくださいました。
「ああよかったね、よかったね」といとうさんや皆さんに肩を叩いて貰って、これはもう良かったに違いない…!と、私はいま稽古を始めています。
なんだかそんな偶然や不思議なご縁で始まった今回の企画。一年間は新作を書かないかもって思っていた私の迷いを、周りの皆さんに助けられて、晴らして貰った感じです。
今は役者のみなさまに。
いつもどの公演もささえてもらってばかりなのですが。
きちんとお返ししなければなりません。
4年ぶりとなるカフェでの公演、お茶を飲みながら気楽にお楽しみいただけたら幸いです。
なにぶん客席に限りがありますので、なるべく早いご予約をおすすめしております
今のところはどのお日にちも大丈夫です!
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