B.LET'S 

「滝本Bログ」滝本祥生のブログです。B.LET'SのHP→http://blets.jimdo.com/

リーディング

2014-07-22 07:17:09 | 日記

土田有希ちゃんと永島広美ちゃんが客演をしている劇団TOKYOハンバーグ『愛、あるいは哀、それは相。』(7/16-23 会場:サンモールスタジオ)の本番も残すところ今日・明日の4公演のみになりました。
好評の中、公演が続いていますので、まだ観ていらっしゃらない方はこの機会に是非劇場へ! 7/23までです。→コチラ


↑2つ前とは違う写真です、いちおう、、


先日は、日本劇作家協会で行われる月いちリーディングに吉村健二さんの戯曲が紹介されるので聞きに行った。
会場の座・高円寺は近くて嬉しい。

吉村健二さんは、以前ラジオドラマでご一緒したFさんのご友人で、そのご縁でB.LET'Sの公演にほとんど毎回来てくださり、丁寧な感想をアンケートに書いていただいたり、ご自身が行けなくなった舞台の高価なチケットを譲っていただいたり…なのに直接ゆっくりお話したことはなかった。

そんな吉村さんの作品が紹介されると聞いて、急遽お邪魔させていただいた。
吉村さんは40歳を過ぎて書き始められて、書き続けられて、賞もたくさん取っておられる。

出演者には以前「中ノ嶋ライト」という作品に出演してくれた吉田雅人くんも参加されていて、久しぶりに会えて嬉しかった。


吉田くん↑

作品はとても面白くて、リーディングで動きもないのに、最後まで全く飽きずに聞いていた。
役者さんが楽しそうにのびのび演じられるのは脚本の力だと思う。
意志を持って書かれた率直な部分と、無意識で曖昧に書かれた部分が解り、私も同じ感想を言われたことがあると自分の作品についても考える。
その後、全員でのディスカッションで、観客が脚本の良さと弱点について大まかに同じ印象を持っていたことに、観客の目にさらされることの大切さを感じた。

突然お邪魔した私を見つけて、「滝本さんが来ると知っていたら少しは味方がいてくれると思えたのに…」と吉村さんは苦笑い。劇団ではないので上演される機会がなかなか無いそうで、急に著名な劇作家の方々や10名以上の役者、観客の前で作品を発表することに実は随分緊張されていたらしい。
「次回公演楽しみにしています」と吉村さんに言ってもらい、次は私の番!と急に緊張した。