土曜日、名古屋で観た最後の映画は、「スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話」です。
最近は事実に基づいた映画は観るようにしているので、タイトルに実話とある時点で観ることに。
てか、タイトルが長すぎて、あらすじまでわかってしまう感じなんですけどね。
タイトルは「スペシャルズ!」だけで良かったような気がする。
あらすじは、ケア施設に働く2人の男たちの実話を、ユーモアを交えて描いたヒューマンドラマ。
自閉症児をケアする施設「正義の声」を経営するブリュノ。他の施設などで見放された子どもたちも
断らずに受け入れる彼の施設には、さまざまな問題を抱えた子どもたちであふれていた。この施設では、
ブリュノの友人のマリクに教育されたドロップアウトした若者たちが働いている。社会からはじかれた
子どもたちをまとめて救おうとしていたブリュノとマリクだったが、無認可で赤字経営の「正義の声」に
監査が入ることになり、施設閉鎖の危機に迫られる。
タイトルから政府が施設を潰そうとあれこれ画策するのに対して、主人公達が立ち向かっていく物語かと
思いきや、政府はとりあえず実情をさぐりに厳しい監査に来てるという設定。まあ、その監査でアレコレ
問題点を見つけて施設を潰そうって目論見なんですが、主人公達がそれに立ち向かっていくのかと思いきや、
もうね、監査になんかに付き合ってる暇がないくらい忙しいのが実態。ブリュノは休みはないようで、
お見合いしていてもアッチコッチからSOSの電話が鳴りやまない。マルクもドロップアウトした若者の
居場所として、ブリュノの施設の支援員を育成。色々問題が起こって、監査にしっかり出ている暇もない。
監査員達は、彼らの周りの施設や機関、そして自閉症児の親たちにも話を聞き取っていく。
そして彼らの施設がどこも預からない行き場を失った者たちででも無条件ですぐに受け入れていく施設と
いうのがわかっていく。しかし、そこはお役所、正義の白馬の騎士気取りで施設をやっているのかもしれないが
となる。ここでブリュノのは、なぜ病院、保健所、といった公的機関から自分の携帯に毎日SOSの電話がかかって
くるんだ。なんで預かっている人数がドンドン増えるんだ。でもわかった。ここにいる全員を預かってくれるなら、
施設はやめるとなる。そうなると、もともと行き場のない者を預かっているのだから、役所も困って、
当面、他に施設がないため施設の存続を認めるとなって、閉鎖は免れたのだ。
でもフランスだからこうなかもね。日本だったら、強引にバラバラにどっかの施設に入れられて閉鎖のような気がする。
日本の厚労省はこういうところは全然融通効かなそうだしね。だいたい厚労省なんて年金問題とか勤労統計調査問題とか
一般企業だったら潰れるくらいの大ポカばかりやっているイメージしかないからね。自分に甘く他人に厳しいもっともたる省だ。
介護保険と障がい者のサービス体系を一緒にしようなんて無謀な案も今なお言ってくる危険がある。障がい者サービスの
担い手がなかなか親の会のようなNPOが大多数のなのは厚労省が考えているシステム自体がダメだからじゃないからなのではないか。
日本でも、きっと無認可で頑張っている人達がいると思う。なにかあった時に困るというのが日本的考えだが、
それよりも、じゃあ日常の生活をどうしていくだと考えて、こういう施設をやっていくのは凄いことだと思う。
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最近は事実に基づいた映画は観るようにしているので、タイトルに実話とある時点で観ることに。
てか、タイトルが長すぎて、あらすじまでわかってしまう感じなんですけどね。
タイトルは「スペシャルズ!」だけで良かったような気がする。
あらすじは、ケア施設に働く2人の男たちの実話を、ユーモアを交えて描いたヒューマンドラマ。
自閉症児をケアする施設「正義の声」を経営するブリュノ。他の施設などで見放された子どもたちも
断らずに受け入れる彼の施設には、さまざまな問題を抱えた子どもたちであふれていた。この施設では、
ブリュノの友人のマリクに教育されたドロップアウトした若者たちが働いている。社会からはじかれた
子どもたちをまとめて救おうとしていたブリュノとマリクだったが、無認可で赤字経営の「正義の声」に
監査が入ることになり、施設閉鎖の危機に迫られる。
タイトルから政府が施設を潰そうとあれこれ画策するのに対して、主人公達が立ち向かっていく物語かと
思いきや、政府はとりあえず実情をさぐりに厳しい監査に来てるという設定。まあ、その監査でアレコレ
問題点を見つけて施設を潰そうって目論見なんですが、主人公達がそれに立ち向かっていくのかと思いきや、
もうね、監査になんかに付き合ってる暇がないくらい忙しいのが実態。ブリュノは休みはないようで、
お見合いしていてもアッチコッチからSOSの電話が鳴りやまない。マルクもドロップアウトした若者の
居場所として、ブリュノの施設の支援員を育成。色々問題が起こって、監査にしっかり出ている暇もない。
監査員達は、彼らの周りの施設や機関、そして自閉症児の親たちにも話を聞き取っていく。
そして彼らの施設がどこも預からない行き場を失った者たちででも無条件ですぐに受け入れていく施設と
いうのがわかっていく。しかし、そこはお役所、正義の白馬の騎士気取りで施設をやっているのかもしれないが
となる。ここでブリュノのは、なぜ病院、保健所、といった公的機関から自分の携帯に毎日SOSの電話がかかって
くるんだ。なんで預かっている人数がドンドン増えるんだ。でもわかった。ここにいる全員を預かってくれるなら、
施設はやめるとなる。そうなると、もともと行き場のない者を預かっているのだから、役所も困って、
当面、他に施設がないため施設の存続を認めるとなって、閉鎖は免れたのだ。
でもフランスだからこうなかもね。日本だったら、強引にバラバラにどっかの施設に入れられて閉鎖のような気がする。
日本の厚労省はこういうところは全然融通効かなそうだしね。だいたい厚労省なんて年金問題とか勤労統計調査問題とか
一般企業だったら潰れるくらいの大ポカばかりやっているイメージしかないからね。自分に甘く他人に厳しいもっともたる省だ。
介護保険と障がい者のサービス体系を一緒にしようなんて無謀な案も今なお言ってくる危険がある。障がい者サービスの
担い手がなかなか親の会のようなNPOが大多数のなのは厚労省が考えているシステム自体がダメだからじゃないからなのではないか。
日本でも、きっと無認可で頑張っている人達がいると思う。なにかあった時に困るというのが日本的考えだが、
それよりも、じゃあ日常の生活をどうしていくだと考えて、こういう施設をやっていくのは凄いことだと思う。
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