日曜日、伏見ミリオン座で観た3本目の映画は、「熱のあとに」でした。
この映画は、2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件から着想を得て描かれているので、
ある意味事実に基づいた映画と言えるかもしれないというので、観ることにしました。
きっと本当の人間関係や人物の性格等は、事実とは違うとは思うのですが、まあ本当の
時間が土台ということで、良しにしました。
内容は、愛する男を殺そうとした過去を持つ女の一途で狂気的な激情を静謐な映像で描いた
ドラマ。
自分の愛を貫くため、ホストの隼人を刺し殺そうとして逮捕された沙苗。事件から6年後、
彼女は自分の過去を受け入れてくれる健太とお見合い結婚し、平穏な日常を過ごしていた。
しかしある日、謎めいた隣人女性・足立が沙苗の前に現れたことから、運命の歯車が狂い
始める。
最近、ホストに多額のお金を注ぎ込んで事件になるケースが増えてきているので、そういった
事件のはしりになるのかなあ。今ではホスト側のシステムとして、多額のお金を貢がせるように
なっているがが、この事件はそこは違って痴情のもつれといった感じ。主人公の女性の性格は、
事実は違うと思われる。観た後に実際の事件の概要をネットで調べた感じでは。そうしてしまう程、
一途というか、一途な愛に邁進する自分に酔っている感じのする女性で怖い。結婚した男性も、
何か共感できんところもあって感情移入しにくい。そもそも結婚に至る経緯が省略されているので、
なんでこの2人結婚したの?と若干不思議な感じがするんで、その2人がすれ違ってもそりゃそう
だろうと思ったりしてね。案外ホストの妻が一番まともな感性の持ち主に感じるのである。
ラスト前の事件も何だかなあと感じる。夫の本気度が感じられない。だから、あんなことになるのだが。
それでも最後の結末は案外納得できたりする。結局、愛って色々な形があるんだよね。
全般ランキング
この映画は、2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件から着想を得て描かれているので、
ある意味事実に基づいた映画と言えるかもしれないというので、観ることにしました。
きっと本当の人間関係や人物の性格等は、事実とは違うとは思うのですが、まあ本当の
時間が土台ということで、良しにしました。
内容は、愛する男を殺そうとした過去を持つ女の一途で狂気的な激情を静謐な映像で描いた
ドラマ。
自分の愛を貫くため、ホストの隼人を刺し殺そうとして逮捕された沙苗。事件から6年後、
彼女は自分の過去を受け入れてくれる健太とお見合い結婚し、平穏な日常を過ごしていた。
しかしある日、謎めいた隣人女性・足立が沙苗の前に現れたことから、運命の歯車が狂い
始める。
最近、ホストに多額のお金を注ぎ込んで事件になるケースが増えてきているので、そういった
事件のはしりになるのかなあ。今ではホスト側のシステムとして、多額のお金を貢がせるように
なっているがが、この事件はそこは違って痴情のもつれといった感じ。主人公の女性の性格は、
事実は違うと思われる。観た後に実際の事件の概要をネットで調べた感じでは。そうしてしまう程、
一途というか、一途な愛に邁進する自分に酔っている感じのする女性で怖い。結婚した男性も、
何か共感できんところもあって感情移入しにくい。そもそも結婚に至る経緯が省略されているので、
なんでこの2人結婚したの?と若干不思議な感じがするんで、その2人がすれ違ってもそりゃそう
だろうと思ったりしてね。案外ホストの妻が一番まともな感性の持ち主に感じるのである。
ラスト前の事件も何だかなあと感じる。夫の本気度が感じられない。だから、あんなことになるのだが。
それでも最後の結末は案外納得できたりする。結局、愛って色々な形があるんだよね。
