平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

2024年11月06日 23時59分29秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の土曜日、BAND-MAIDのライブが終わってから、伏見ミリオン座に行って、
この日3本目の映画を観ました。観た映画は、「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」。
この映画は、12ヶ月連続 名作上映プロジェクト第2弾『12ヶ月のシネマリレー 2024-2025』の
第1弾として上映。この作品自体は2015年に上映されています。たまたま、「ローマの休日」など
数々の名作を生んだ希代の脚本家ダルトン・トランボの波乱万丈な人生を描いた伝記ドラマで、
事実に基いた映画だったので観る気になったのですが。


内容は、脚本家トランボはハリウッド黄金期に第一線で活躍していたが、冷戦の影響による
赤狩りの標的となり、下院非米活動委員会への協力を拒んだために投獄されてしまう。
釈放された後もハリウッドでの居場所を失ったトランボは、偽名を使用し「ローマの休日」などの
名作を世に送りだし、アカデミー賞を2度も受賞する。逆境に立たされながらも信念を
持って生きたトランボの映画への熱い思いと、そんな彼を支え続けた家族や映画関係者らの
真実を描き出す。 


超売れっ子作家だろうが、赤狩りには関係なく、いやそれどころか目立つので標的に
されてしまった感じ。そこにもってきて、本人のやや偏屈な性格も相まって長きに渡っての
逆境とのなってしまった感はある。それでも偽名を使ってでも、家族のため稼ぎ、
家族も、凄く協力してくれる。そんな家族はなかなかいないと思う。そんな家族の
支えもあり彼は信念を貫けたが、精神的に並大抵のことではなかっただろう。
それにしても、オッペンハイマーでも感じたが、アメリカの赤狩りはかなり強引で
非人道的に行われていたように感じる。それだけ冷戦時代にソビエトに脅威を感じて
いたからなんだろう。そのアメリカで、ロシアと通じているトランプが再び大統領になるようだ。
今のアメリカは、ロシアと通じていようがアメリカそのものの景気を良くしてくれれば、
それで良いと言ったところか。








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