F1 ベルギーGP

先週末は、F1のベルギーGPでした。このベルギーGPで前半戦終了となり、F1も

１ヶ月弱のサマータイム（夏休み）に入ります。再開は８月２３日のオランダGPとなります。

お休みといっても何もしないわけがなく、マシンのアップデイトをするチームが多いでしょう。

毎シーズン、後半戦から強いメルセデス、逆に弱くなるフェラーリのアップデイトは

興味深いですね。メルセデスは、後半戦前に強くなっているし、フェラーリもなんとか、

上位争いには絡んでいる状態。でも今シーズンでいえばマクラーレンに追い上げられた

レッドブルがどれくらいアップデイトできるかどうかでしょうね。少しでも優位でいたいので、

前半最終戦、レッドブルもマクラーレンも大量ポイントが欲しいところでしょう。

まずは、予選。ポールポジションはレッドブルのフェルスタッペン。なんか、こう書くのが、

久しぶりのような感じがします。チームメイトのペレスも、久しぶりに３番手と予選が良い結果。

２番手にフェラーリのルクレール、チームメイトのサインツも８番手と今回はなかなか良い位置のフェラーリ。

４番手にメルセデスのハミルトン。チームメイトのラッセルは７番手。５，６番手にマクラーレン勢。

ノリス、ピアストリの順。９番手にアストンマーチンのアロンソ、チームメイトのストロールは１５番手に沈む。

１０番手にはアルピーヌのガズリー、チームメイトのオコンも１２番手と拮抗。

VCARBは、リカルドが１３番手、角田は１８番手とトップ１０に届かず。

さて決勝、グリッドはフェルスタッペンと角田がPU交換によるペナルティで、10グリッド降格。

フェルスタッペンは１１番手、角田は最後尾スタートとなる。１０番手スタートはウィリアムズのアルボン。

さて結果から書くと、レース終了直後は上位勢で１人１ストップをレース途中で選択した

ラッセルのギリギリ戦略勝ち！これは、やってくれたなあと思っていたら、なんと、

レース後の車検で最低重量違反が発覚、失格でノーポイント。まさに天国から地獄だ。

こういうことがあると、いつも思うのだが表彰式とか勝利インタビューの後なんで、

なんだかな～と思ってしまう。まあスケジュール上仕方ないのだけれどね。

繰り上がって優勝は、２ストップで最速だったチームメイトのハミルトン、複雑でしょうね。

２位に前戦優勝のピアストリ。チームメイトのノリスは５位。３位にルクレール。

トップ３は久しぶり。チームメイトのサインツは６位。４位にフェルスタッペン。

まあ１１位スタートだったしね。今はマシンの優位性も、ほとんどないので、ここまで

上げるので精一杯な感じ。でチームメイトのペレスは２番手スタートで７位はないでしょう。

こういう時こそ優勝しないとね。最後にファステストラップのポイントだけプラスしたくらいでは話にならない。

８位にアロンソ。すっかり４強に離されてしまっているアストンマーチン。チームメイトの

ストロールも１１位。上位と中団の間に単独でいるチームになってしまった。しかも中団よりだし。

９位にアルピーヌのオコン。終盤でリカルドを抜いてポイント圏内に。チームメイトのガズリーは１３位。

１０位は、リカルド。オコンに抜かれてポイント圏外になったが、棚ぼたポイント。

チームメイトの角田は、最後尾スタートでマシンもイマイチだったので１６位と

フラストレーションがたまるレースに。

これで前半戦が終わり。マクラーレンとメルセデスのマシンが良くなったので、

一気にレッドブルの優位性がなくなり、面白くなってきましたね。ただ、優勝者が、

複数出てているので、前半に優勝を重ねているフェルスタッペンは、複数で優勝を

分け合っていると貯金で有利ではありますが、自分も勝たないことにはね。レッドブルは、

この休み返上で、データ分析とアップデイトしないといけませんね。ペレスを交代さすのかも大きな問題。

誰に代わりに走らすかも、大注目されてますね。ホーナーお気に入りのリカルドが一番可能性が高そうですが。

実は、来シーズンでレッドブルと袂を分かれることになっているホンダが、あんまり気合が入ってないのでは？

と勘ぐってしまうのは私だけでしょうか。ホーナーのワンマンぶりもあって、嫌気がさしているとか。

レッドブルのアップデイトがどれくらいかで、後半も混戦になるかどうかが決まりそう。

もし、今のままの混戦が続けば、コンストラクターズはマクラーレンが、もう詰めているので、

逆転の可能性は高いですよね。メルセデスも追い上げてきているし。フェラーリもアップデイトしだいで、

まだまだ絡んでくる可能性もあるしね。後半戦も楽しみです。

F1ランキング