平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

オットーという男

2023年03月10日 23時59分52秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は、地元の映画館のレイトショーで映画を観ました。観たのは、「オットーという男」。
この映画は、ドキュメンタリーでも、事実に基づいた話でもありませんが、たまたま予告を
観て、トム・ハンクスが主演のヒューマンドラマというところと、トム・ハンクス演じる
主人公がクセが強そうなキャラクターなところにも惹かれて観ることにしました。


内容は、町の嫌われ者でいつもご機嫌斜めなオットー。曲がったことが許せない彼は、近所を
毎日パトロールしてはルールを守らない人に説教を垂れ、挨拶をされても仏頂面で、野良猫には
八つ当たりをするなど、面倒で近寄り難い存在だった。しかし、そんなオットーも人知れず
孤独を抱えている。最愛の妻に先立たれ、仕事も失った彼は、自らの人生を終わらせようとしていた。
ところが、向かいの家に越してきた陽気な女性マリソルとその家族が、なにかと邪魔をして、
死のうと思っても死ぬことができない。しかし、そんな迷惑なはずの一家の出現が、彼の人生を
変えてくことになる。


オットーという男は、嫌われようとしているけど実はいい男なので、昔からの彼を知っている人は
嫌っていないし、引っ越してきたマリソルには、いい人センサーでもあるのか、すぐにわかってしまう。
まあ、子どもがなつく時点でいい人だもね。猫まで、いい人ってわかっていたし。最愛の妻に先立たたれた
だけでなく、そこにある悲劇のストーリーこそがオットーを怒れる男に変えてしまい。常に何かに
怒っている男になってしまったのだ。そんなオットーの怒りを、迷惑な程陽気なマリソル一家が溶かしていく
様子が可笑しくも暖かい。オットーもついつい良い人が、隠しきれなくなってくるのが良い。
ラストは泣ける展開だった。切ないなあ。個人的には、オットーの病名にうけるマリソルの様子が一番
面白くて笑えました。心が暖まる映画でした。







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