平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

ナワリヌイ

2022年08月02日 23時59分28秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の土曜日、高木里代子のライブの前に伏見ミリオン座で映画を3本観ましたが、
2本目に観たのは、「ナワリヌイ」です。この映画は、ドキュメンタリー映画だったので、
観ることに決定しました。なんといっても、ドキュメンタリーの対象がロシアのナワリヌイ。
そう、ロシアの反体制派の人物で、プーチンに毒殺されかけた人物です。これは、もう
観るしかないでしょう。いや観ておくべき映画だと思って、観ることにしました。


内容は、ロシア反体制派のカリスマ、アレクセイ・ナワリヌイを追ったドキュメンタリー。
プーチン政権への批判で国内外から注目を集め、若年層を中心とする反体制派から支持を
集める政治活動家ナワリヌイ。政権にとって最大の敵と見なされた彼は不当な逮捕を繰り返され、
巨大な力に追い詰められていく。そして2020年8月、ナワリヌイは移動中の飛行機内で何者かに
毒物を盛られ、昏睡状態に陥る。ベルリンの病院に避難し奇跡的に一命を取り留めた彼は、
自ら調査チームを結成して真相究明に乗り出す。「ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった」の
ダニエル・ロアーが監督を務め、暗殺未遂事件直後からナワリヌイや家族、調査チームに密着。
事件の裏に潜む勢力を驚きの手法で暴いていくナワリヌイの姿を捉え、ロシア政府の暗部に
切り込んでいく。


インタビューで印象的だったのは、SNSやネットを駆使して自国国民だけでなく、世界に情報を
発信することで有名になることによって、ロシア当局が手を自分に手を出しづらくなるのではと
考えていたが、全くの間違いだったと言っているところだ。ロシアは、いやプーチンは相手が有名に
なり海外メディアの目があってもおかまいないしに不当逮捕を平気で行ってくるってことだ。
そして世界が驚いた毒殺未遂事件。運び込まれたロシアの病院の対応も怪しさ満点だった。よく
あの病院で殺されなかったと不思議に思うくらいだ。ドイツが受け入れを表明すると、最初渋って
いたのに急にそのドイツの受け入れをOKしたり、謎過ぎる。ドイツでヌワリヌイのチームは、
毒殺未遂事件の真相を突き止めていく。その過程で、証言をした病院のスタッフは、事実公表後、
音信不通になってしまう。消されたんでしょうかね。そんな自分を暗殺しようとする国家元首がいる
国にナワリヌイは帰国することを決意する。やはり、国を変えるには国のトップになるしかないとの
思いなのか。しかし、帰れば、即逮捕されてしまうのが目に見えているような気がしたが、ナワリヌイは、
ロシアにも言論の自由はあるち信じ帰ったが・・・。結果は皆さんの知ってとおりだ。今彼は刑務所の中。
彼が入ってる棟を囲むようにまた棟を作って、刑務所の中に刑務所みたくなっているようだ。彼は、
現在のウクライナとの戦争に心痛めているに違いない。ウクラナイとの戦争は今年始まったことではない。
もっと前から戦争は始まっていた。集会で民衆からウクラナイとの戦争をそう思うか聞かれるシーンがあった。
かれは、すぐさま戦争を止めるべきだと言っていた。彼が刑務所の中にいなければ、ロシア国内での反戦運動も
違うモノになっていたかもしれない。帰国に関しては、祖国に対して若干甘い考えだったのではないかな。
冒頭に、自分が殺されたり、刑務所に投獄された時ようにメッセージを頼まれた時に、それは2本目の映画で
いいんじゃないか。この1本目は楽しいものにしたいと言っていたが、なんだかんだ言いながら、メッセージを
撮ってもらっていた。このメッセージをはロシアの国の人々に届くのだろうか。この映画がロシア国内で観られる
とは思えない。ネットとかで観れるようにするのかな。彼が逮捕された後に、彼のチームはプーチンの別荘を画像を
公開して世界中で話題になった。もちろん日本でも、この別荘の画像は話題になったから覚えている人も多いだろう。
思わず、あの別荘の秘密を暴いたのも彼のチームだったのかと驚いた。彼がいなくても、密かにプーチンの秘密を
探っているのかもしれない。しかし、ナワリヌイが刑務所から出てこれることはあるのだろうか・・・。





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