平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実

2020年03月22日 23時54分54秒 | 映画・ドラマ・アニメ
昨日観た2本目の映画は、「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」
予告を観た時にドキュメントで実際の映像ということだったし、
題材的に興味津々だったので観ようとすぐに決定。
そうそうナレーションが今不倫騒動で世間を騒がしている東出昌大なんですよね。
この映画のトークショーかなんかで、謝罪会見みたいなことになってましたが。


あらすじは、1969年5月に東京大学駒場キャンパスで行われた作家・三島由紀夫と
東大全共闘との伝説の討論会の様子を軸に、三島の生き様を映したドキュメンタリー。
1968年に大学の不正運営などに異を唱えた学生が団結し、全国的な盛り上がりを見せた学生運動。
中でももっとも武闘派とうたわれた東大全共闘をはじめとする1000人を超える学生が集まる討論会が、
69年に行われた。文学者・三島由紀夫は警視庁の警護の申し出を断り、単身で討論会に臨み、
2時間半にわたり学生たちと議論を戦わせた。伝説とも言われる「三島由紀夫 VS 東大全共闘」の
フィルム原盤をリストアした映像を中心に当時の関係者や現代の識者たちの証言とともに構成し、
討論会の全貌、そして三島の人物像を検証していく。


いや~面白かったですね。三島由紀夫がもっと硬い感じで討論するのか思ったら、
ユーモアを織り交ぜながら周りは皆敵なのに笑いもとりながら持論を展開していく。
三島の話は思ったよりもわかりやすい感じですね。東大全共闘のほうは人によりけりか、
討論会というよりも三島への質問が多かったような印象。東大きっての論客といわれた
芥正彦の話はちょっとわかりにくい。若干理屈っぽい感じなんですよね。彼と三島の
討論が一番興味深いところでありました。この討論会の1年半後に三島は自衛隊市ヶ谷駐屯地で
憲法改正を訴え割腹自殺。一方、全共闘の戦いもだんだん縮小してしまう。でも全共闘の
人達は負けたとかは思っていないんですね。インタビューでみんなそう答えるのが驚き。
また三島と全共闘は右翼左翼の違いはあるが、実は同じ敵と戦っているとうのは納得。
しかしほんの50年前に日本でもこんなことがあったのかと驚き。あとこれを観ると三島の本が
読みたくなりますね。家のどっかにないかなあ。






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