
月曜日、地元の映画館のハッピーマンデーで、「35年目のラブレター」を観て来ました。
この映画は、実話ベースだったので観ることにしました。主演の1人が笑福亭鶴瓶なので、
例の人とのバーベキューが話題になり、スシローがCM等からおろしてしまった時は、
この映画の関係者も肝を冷やしたかもしれませんね。ひょっとして上映できかもとか。
でも彼に問題があるわけではないので、逆にスシローが批判され、その後すぐに戻したので、
映画関係者もホッとしたでしょう。
内容は、戦時中に生まれて十分な教育をうけることができず、文字の読み書きができない65歳の西畑保と、
いつも彼のそばにいる最愛の妻・皎子(きょうこ)。貧しい家に生まれ、ほとんど学校に通えないまま大人になった
保は、生きづらい日々を過ごしてきた。やがて皎子と運命的な出会いを果たし結婚するが、
その幸せを手放したくないばかりに、読み書きできないことを彼女に打ち明けられずにいた。
半年後、ついに事実が露見し別れを覚悟する保だったが、皎子は彼の手をとり「今日から私が
あなたの手になる」と告げる。どんな時も寄り添い支えてくれた皎子に感謝の手紙を書きたいと思った保は、
定年退職を機に夜間中学に通いはじめる。
これは、涙腺に来る映画でした。珍しく若いカップルもいましたが、泣いてましたよ。
夫婦、それぞれの愛が本当に暖かいです。特に奥さんは、ずっと読み書きできないことを
隠されていたにもかかわらず、それを知ってもなおご主人との結婚生活をつづけたので、
よっぽど人柄に惚れてたんだろうなあと思うし。ご主人の不器用な愛情表現も、奥さんには
しっかり届いていたようだし。良い夫婦だったんだなあと思います。なかなかいませんよ。
良い映画でした。
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