平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

世界は僕らに気づかない

2023年01月16日 23時59分59秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の土曜日、伏見ミリオン座で映画を2本観た後に、昼食とも夕食とも言えない時間に
食事をして、センチェリーシネマへ移動し、もう1本映画を観ました。観た映画は、
「世界は僕らに気づかない」です。この映画は、トランスジェンダーである飯塚監督自身
の経験をもとに、8年の構想期間を経て、家族、恋愛、進路など、思春期ならではの不安定な
感情を描き上げた映画なので、事実に基づいている映画と言えるので、観ることにしました。


内容は、群馬県太田市でフィリピン人の母と暮らす高校生の純悟。父については何も聞かされて
おらず、毎月振込まれる養育費だけが父とのつながりだった。純悟には同性の恋人・優助がいるが、
彼からパートナーシップを結ぶことを望まれても、自身の生い立ちが引け目となり決断できずにいる。
そんなある日、母が自宅に恋人を連れて帰り、再婚したいと話す。見知らぬ男と一緒に暮らすことを
望まない純悟は、実の父を探すことにするが……。


主人公が、色々なバックボーンがあって話がややこしくなるところだが、自然に描かれている感じがする。
日本で働く外国人が増えているので、こういう問題はきっと身近にもあるのだと思う。自分の地域だと、
工場で働くブラジル人が多いが、まあ永住する感じではないが、日本に定住する人もいるので、2世の子供
確実に増えているかなと思う。そこにLGBTQIAも絡んでいるが、そういう生き方は今やっと世間が認める
方向にやっとなっているが、昔からある問題ではある。本人達よりも周りの受け止め方が、どうかって問題も
あるかもしれない。思春期にこんな大きな問題を抱えたら、大変だと思うがそれを乗り越えて行こうとする
主人公に清々しさを感じた。そんな人間が、生きやすい世の中になって欲しいものだ。








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