平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

グレタ ひとりぼっちの挑戦

2021年10月27日 23時59分11秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の土曜日、伏見ミリオン座で観た2本めの映画は「グレタ ひとりぼっちの挑戦」。
グレタとは、もう言わずと知れた環境活動家のグレタである。
真っすぐなものの言い方をすることもあって、大人にはアンチも多数。
前アメリカ大統領のトランプなんてのは、アンチの急先鋒であろう。
環境問題に背を向けていればいるほど、なおさらだろう。
自分は、アンチでもシンパでもないんですがね。
そんな彼女のドキュメンタリー映画と言うことで観ることにしました。


内容は、スウェーデンの若き環境活動家グレタ・トゥーンベリの素顔に迫ったドキュメンタリー。
2018年8月、当時15歳のグレタは気候変動に対する政府の無関心に抗議するため、たったひとりで
国会議事堂前に座り込み、学校ストライキを始めた。毎週金曜日に行っていたこの活動は世界中の
多くの若者の心を動かし、数カ月のうちに国内外へ広がる一大ムーブメントとなった。その後、
2019年のニューヨーク国連本部での気候行動サミットで涙ながらに訴えたスピーチで、グレタは
さらに注目を浴びる存在となっていく。映画では、気候問題に関する専門的知識と揺るぎない覚悟を
持つ彼女が国連総長アントニオ・グテーレスやフランスのエマニュエル・マクロン大統領、ローマ教皇ら
世界のリーダーたちと議論を重ねる姿を捉えると同時に、世界的に注目を集める1年以上も前から彼女に
密着し、動物たちと戯れるリラックスした姿や、自身のアスペルガーの症状について冷静に分析する様子、
重圧と向き合い葛藤する姿、そして彼女の行動を支える家族の姿も映し出す。


グレタがたった一人で学校ストライキを始めたから、世界に名前が知れ渡るまでが思った以上に短い時間
だったのが一番の驚きだった。そんな短期間で一気に世界的に名前が知られるようになったのか。そりゃ
15歳の内向的、しかもアスペルガーがある少女にとっては激動の時間だっただろうなあと思う。きっと
家族もこんなことになるとは思いもしなかっただろう。アスペルガーもあるので、優しく見守っていたら、
えらいことになったなあとも思ってるかもしれない。しかし、グレタを支え続ける家族の姿には頭が下がる。
ところで、グレタを宣伝効果で色々なところに招く大人達のなんと多いことか、そっちはあきれてしまうね。
かなり恥ずかしい行為だ。しかし若者のデモも本当にグレタの言っていること共感しているのかね?騒ぎたいだけ
じゃねってくらいのデモの盛り上がりにビックリ。デモに呼ばれたグレタ自身の本心を聞きたいくらいだ。
環境問題を考えることは大切だが、大人と子供の対立構造に持っていくのはどうなのかな?ってのは疑問だ。
大人も、そして子どもだって行動変容が迫られるからだ。現代の超便利な社会は電気の使用量がハンパない
だろう。何十年前の生活に戻さないといけないかもしれない。しかし、便利を求めすぎた人類が不便に戻れる
のかってとこだろう。新しいテクノロジーで便利だけどエネルギー消費の少ない世界を考えるよりも、少しの
不便を我慢すれば良いだけかもしれないが、全人類がそうするには無理っぽい。ホント人間って我儘だ。
環境問題のムーブメントも最近聞かないなあと感じる。現在、人類はコロナとの戦いが最優先になっており、
日本の選挙戦だって、環境問題なんてほとんんど聞かない。直近の大問題コロナ対策に政権争いが焦点だ。
コロナのおかげで、また環境問題に世界が注目する度合いが低くなってしまうかもしれないですね。




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